船井総合研究所コラム:広域処理ブロック(7ブロック)での一般廃棄物の広域移動量:13.2万トン☆ | 船井総合研究所コラム:最新☆産業廃棄物処分・収集運搬/一般廃棄物(塵芥、し尿汲取り浄化槽)/特別管理、再生資源業の経営支援

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船井総合研究所コラム:広域処理ブロック(7ブロック)での一般廃棄物の広域移動量:13.2万トン☆日本地図など

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<排出元向け>広域処理ブロック(7ブロック)での一般廃棄物の広域移動量:13.2万トン☆日本地図など

 前回や以前のコラムでは、『廃棄物(一廃/産廃)の収集運搬の実態』『一般廃棄物&産業廃棄物の広域移動状況、広域ブロックでの広域移動量』『一般廃棄物の排出量及び最終処分量、広域移動量の現状』をご紹介しました。今回は『広域処理ブロックでの一般廃棄物の広域移動量:13.2万トン、日本地図など』をご紹介します。

 

■広域処理ブロックでの一般廃棄物の広域移動量■

 一般廃棄物の処理において、令和3年度に全国で排出された最終処分量342 万トンの6.4%に当たる22.0万トンが、排出都道府県外(公社、民間等)の処分場で最終処分されています。これは、令和2年度(最終処分量:364 万トン、広域移動量:23.6万トン(最終処分量に対する広域移動量の割合:6.5%))と比較して、広域移動量は1.6 万トンの減少、最終処分量に対する広域移動量の割合は0.1%の減少でした。

 ここでは、全国を7つの広域処理ブロックに分けて一般廃棄物の広域移動量をご紹介します。7つの広域処理ブロック別の搬出元・搬出先との関係表は以下のとおりです。

 広域処理ブロックで、一般廃棄物の搬出元と搬出先をみますと、全国で13.2万トンが広域処理ブロックを超えて移動しているのがわかります。一般廃棄物の最終処分量が342万トンですので、それは3.8%になります。

 このうち、搬出元としては、関東ブロックが9.8万トンで最も多く、次いで、中部ブロックが1.8万トン、近畿ブロックが0.8万トン、中国ブロックが0.4万トンとなっています。

 搬出先としては、北海道・東北ブロックが9.6万トンで最も多く、次いで、中部ブロックが1.8万トン、関東ブロックが1.3万トン、近畿ブロックが0.3万トンとなっています。

 

また、それらを日本地図と量の多さ(→の太さ)に落とし込んだものは以下のとおりです。

 〈一般廃棄物の広域移動量:日本地図〉

 

 次回以降のコラムでは、各ブロック内外での広域移動量の実態をご紹介します。(関東ブロック・中部ブロック・近畿ブロック・九州/沖縄ブロック)

 

■広域処理ブロックの設定■

広域処理ブロック名と都道府県名は以下のとおりです。また、※首都圏とは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を指し、近畿圏とは、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県を指しています。

 

■廃棄物の適正処理体系(体系図)■
以下の図は、適正な廃棄物処理の7つ方法とその体系図です。

 

以上

 

<今までのコラムの一例とお問合せ先>

★『廃棄物(一廃/産廃)の収集運搬の実態』

 

★『一般廃棄物&産業廃棄物の広域移動状況、広域ブロックでの広域移動量』

 

★『一般廃棄物の排出量及び最終処分量、広域移動量の現状』

 

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