産業廃棄物の業種別種類別排出量、都道府県別種類別排出量☆環境省資料より抜粋☆令和3年度(最新)における全国産廃排出量は?
<排出元向け>産業廃棄物の業種別種類別排出量、都道府県別種類別排出量☆環境省資料より抜粋☆令和3年度(最新)における全国産廃排出量は?
前回や以前のコラムでは、『廃棄物処理事業経費の状況、ごみ処理事業経費、し尿処理事業経費』『3R取組上位市町村(リデュース(1人1日当たりのごみ排出量)取組の上位10位市町村)、リサイクル(リサイクル率)取組の上位10位市町村、エネルギー回収(ごみ処理量当たりの発電電力量)取組の上位10位施設』をご紹介しました。今回は『産業廃棄物の業種別種類別排出量、都道府県別種類別排出量』をご紹介します。
■産業廃棄物の業種別排出量■
令和3年度における産業廃棄物の全国排出量は、およそ370,568千トン。(令和2年度は373,818千トン)
産業廃棄物の排出量を業種別にみると、電気・ガス・熱供給・水道業(下水道業を含む)からの排出量が最も多く、次いで農業・林業、建設業、パルプ・紙・紙加工品製造業、鉄鋼業となっており、この5業種で全排出量の8割以上を占めています。
1位:電気・ガス・熱供給・水道業(下水道業を含む)99,506千トン
2位:農業・林業81,786千トン
3位:建設業75,146千トン
4位:パルプ・紙・紙加工品製造業30,979千トン
5位:鉄鋼業22,352千トン
■産業廃棄物の種類別排出量■
産業廃棄物の排出量を種類別にみると、汚泥の排出量が最も多く、次いで動物のふん尿、がれき類となっており、この3品目で全排出量の約8割を占めています。
1位:汚泥 162,676千トン
2位:動物のふん尿 81,271千トン
3位:がれき類 57,340千トン
■産業廃棄物の地域別排出量■
産業廃棄物の排出量を地域別にみると、関東地方の排出量が最も多く、次いで、中部地方、九州地方、近畿地方の順になっています。
1位:関東地方 95,895千トン
2位:中部地方 59,112千トン
3位:九州地方 52,896千トン
4位:近畿地方 49,214千トン
・東北地方:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
・関東地方:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
・中部地方:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
・近畿地方:三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
・中国地方:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
・四国地方:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
・九州地方:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
■業種別・種類別排出量推計値一覧表(令和3年度)■
■都道府県別・種類別推計排出量推計値一覧表(令和3年度)■
■業種別・種類別全国共通原単位一覧表(令和3年度)■
■全国業種別・種類別活動量指標合計(有回答)一覧表(令和3年度)■
以上
<今までのコラムの一例とお問合せ先>
☆廃棄物処理事業経費の状況、ごみ処理事業経費、し尿処理事業経費
☆3R取組上位市町村(リデュース(1人1日当たりのごみ排出量)取組の上位10位市町村)、リサイクル(リサイクル率)取組の上位10位市町村、エネルギー回収(ごみ処理量当たりの発電電力量)取組の上位10位施設』
☆【無料経営相談や環境・廃棄物相談:お問合せ先】
(株)船井総合研究所では、廃棄物管理に悩む「排出事業者」向けに【廃棄物現場における一日診断】を実施しています。信頼している廃棄物業者に現場を任せることも大切ですが、何かあった時はすべて「排出元責任」です!当然、法令違反があってからでは遅いです!遠慮なくご相談くださいませ。
☆無料経営相談や環境・廃棄物相談を受け付けております。
☆無料経営相談や環境・廃棄物相談など遠慮なくご相談ください。