廃棄物会社&リサイクル会社の経営支援☆株式会社船井総合研究所☆廃棄物&リサイクルコンサルタントコラム1031「ローコストの徹底(人件費と人件費外経費を分ける)」
☆廃棄物会社&リサイクル会社の経営支援☆「ローコストの徹底(人件費と人件費外経費を分ける)」【船井総合研究所】幸せな経営者になるために1031→船井総合研究所の歴代経営トップ(船井幸雄や小山政彦など)や経営幹部の言葉、船井総研東新一の視点などより
前回までのコラムでは『廃棄物業の現場支援☆行動の整理整頓』『排出事業者(排出元)」から学ぶ即時経費削減法』をご紹介しました。今回も幸せな経営者になるために求められる経営トップの智恵シリーズをご紹介します。
☆ローコストの徹底(人件費と人件費外経費を分ける)☆
会社を経営する上で一番大切なことは『永続』です。会社を潰さずに、とにかく存続させることです。
そのために必要なことのひとつに『ローコストの徹底』があります。とくに心掛けたいのは業績悪化時のローコストではなく、好調時のローコストです。調子がいいと経営者は湯水のように無駄遣いをする方がいます。それでは✖。ローコストは、好調時・不調時にかかわらず『会社経営の基本中の基本』といえます。
ローコストを実践するためには、経費についての正しい認識が必要です。「すべてをローコストにしよう」とすると社員のモチベーションが下がったり、業績が上がらないことの言い訳になる場合があります。そこで、まずは経費を、
①人件費
②人件費外経費
の二つに分けて考えなければなりません。
世の中が不況になると、業績が厳しいからといって、社員をリストラしたり、給与を下げたりする企業も少なくありません。また、優秀な社員が去ってしまったら、会社は潰れてしまいます。
ある会社では、不況時、経営者が社員に向かって「社員の給与は一銭も下げない」と約束をされたそうです。
その代わりに、人件費外経費は徹底的に削り、全体でローコストを実現しているようです。こうした経費の整理がきちんとされずに、ただ「ローコスト」「経費削減」を叫ぶことから、安易にリストラなどで人件費が削られる現状が起きてしまうのです。例えば、優秀な人材を採用したい場合でも、採用のコストを削減してしまうと、結果的に人が採れません。やはり「人は石垣、人は城」ですから、優秀な人材を採るためのコストは、有用なコストとして惜しんではならないのです。
現在、船井総合研究所(東新一)では、廃棄物業界向けに他社に負けない人材採用プログラムをご提供しています。最近、採用が上手くいかない!離職が目立ってきた!社員の高齢化が進んできた!優秀な社員が辞めない組織づくりがしたい等を解決しています。お気軽にご相談くださいませ。
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☆「排出事業者(排出元)」から学ぶ即時経費削減法