廃棄物&再生資源業の経費削減サポート☆「排出事業者(排出元)」から学ぶ即時経費削減法【船井総合研 | 船井総合研究所コラム:最新☆産業廃棄物処分・収集運搬/一般廃棄物(塵芥、し尿汲取り浄化槽)/特別管理、再生資源業の経営支援

船井総合研究所コラム:最新☆産業廃棄物処分・収集運搬/一般廃棄物(塵芥、し尿汲取り浄化槽)/特別管理、再生資源業の経営支援

株式会社船井総合研究所☆環境ビジネスコンサルタント東新一(ひがし)の視点を発信【このような方におすすめ】一般廃棄物処理業(し尿汲取り浄化槽、家庭ごみ処理委託業、事業系一般廃棄物業)・産業廃棄物処理業・再生資源業(古紙、古鉄、スクラップ、非鉄)・環境関連団体

廃棄物&再生資源業の経費削減サポート☆「排出事業者(排出元)」から学ぶ即時経費削減法【船井総合研究所】幸せな経営者になるために1030

☆廃棄物&再生資源業の経費削減サポート☆「排出事業者(排出元)」から学ぶ即時経費削減法【船井総合研究所】幸せな経営者になるために1030→船井総合研究所の歴代経営トップ(船井幸雄や小山政彦など)や経営幹部の言葉、船井総研東新一の視点などより

前回までのコラムでは『重要な仕事には「節約グセ」のある人に任せよう』『廃棄物業の現場支援☆行動の整理整頓』をご紹介しました。今回も幸せな経営者になるために求められる経営トップの智恵シリーズをご紹介します。

 

☆お客様から見えない部分は徹底的にローコスト化する☆

 船井総研の飲食店向け(排出元向け)の経費削減コンサルティング手法として、『即時経費削減法』があります。ある回転寿司店では、コンサルティング前と比べ人件費が35%から30%に、ビュッフェレストランでは31.8%から26.1%と、コスト削減に成功したようです。

 店独自での経費削減が進まない理由の多くは、経営者が現場の作業レベルの把握ができないため、現場責任者に任せっきりになってしまうことです。当の現場の責任者はマネジメント知識が乏しく、経費への意識もそれほど高くないことが多いのです。

 飲食店向け(排出事業者:排出元向け)の『船井流即時経費削減法』では、サービスの属性を分け、必要のない経費について徹底的に見直します。店舗オープン時間は、お客様に満足いただくことに重点を置き、ハイコストになってもサービスを実施します。お客さまを感動させるしかけや、サービスにはコストをかけるということです。逆にお客様から見えない部分は徹底的にローコスト化します。飲食店をはじめとするサービス業の経費削減でも一番大切なことは、やはり『行動の整理整頓』です。従業員に無駄なく段取りよい行動をさせるために、始業前の5分間で一日の行動パターンを書かせるようにしているようです。

 何時から何時までどの準備をし、どの仕込みをするのか、動線も含めてすべて書き出すようにすると、今までの2割ほどの時間が空くようになるようです。そして全従業員が空いた2割の時間で顧客満足に努めれば、売上は必然的に上がるのです。また残業代や人員も減らせる可能性があります。

 以上、排出元(飲食店)の即時経費削減法でした。排出元で実施されているコンサルティングのすべてが、廃棄物&リサイクル業にあてはまるとは思いませんが、考え方や方向性、部分的に参考になることは多くありそうです。

 現在、私の方では排出元と直接出会う確率の高い社員、つまり収集運搬ドライバーの研修を実施しています。研修参加者の90%以上のドライバー、そして、経営者・後継者の皆様に好評です。そういう私も実は、6年間ほど4t保冷車のドライバーの仕事をしておりました。懐かしいほど大昔の話ではありますが、、、。

 

【廃棄物業向けコラム】

☆重要な仕事には「節約グセ」のある人に任せよう

 

☆「行動の整理整頓」こそが究極の経費コントロール

 

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