今回はアイスクライミング用アイゼンのフロントフロントポイントの長さ調整(刃の長さ調整)についての記事です。
アイスクライミング用のアイゼン
アイスクライミングでは基本的に先端のフロントポイント(縦爪)を氷に刺して登攀しますが実際は先端の縦爪だけでなく両側の刃(セカンドポイント)も意識することによってより効果的に楽に登攀することが出来ます。
※縦爪は1本の場合と2本の場合があります。
※画像・・・ペツル
フロントポイントの長さ調整
硬い氷の場合や極端に蹴り込みが弱い場合はフロントポイントが入りづらい(刺しづらい)ことがあります。その場合、ポイントを短くすることによって両側の刃(セカンドポイント)を効果的に使用することが出来ます。
※画像・・・ペツル
モンキーレンチと六角レンチを使用して長さ調整することが可能です。
※長さ調整は2段階です。
迷っている方へ
迷っている方はご一緒するリーダーの方やガイドさんからアドバイスを聞いてください。
ポイントの長さ(刃の長さ)は実際に登攀する氷の状況・ルート等によって最適なセッティングは異なります。
もし、どうしたら良いか分からない?という方は短くてしてはどうでしょうか?
最初は短いポイントで試してみてポイントの刺さり具合・感触・保持力(支持力)などが分かってきてから山行するルートに合わせて長さ調整するのが良いのではないかと個人的には思います。