映像を見れば一目瞭然、

小中学生だけということを考えると瞠目すべきライブなのだけれど、

当日生で観ていて唯一残念だったのが、

きちんとした音楽用スピーカーが設置されず、

出音が貧弱だったこと。

スピーチ用の、多分常設のコラムスピーカーでやるには無理があり、

音量を上げれば当然歪むし、音質自体も迫力が無くて、実に残念だった。

PerfumeのライブみたいなPAとは言わないけど、

本当に最小限のもので良いので、設置して欲しかったなあ・・・

実に美しい、輝きに満ちたライブだったので、そこだけが残念。


彼女達の活動は、あくまで成長期限定の、育成活動なので、

大きな予算が付くわけではないのでしょう。

多分、本当に限られた予算の中で最善を尽くした上での、

年間でも限られた本数のライブ、そして公開授業などの活動なんでしょうね。

最近ずっと、活動を停止するバンドやアイドルグループの報道が多いだけに、

こうして毎年高いレベルの活動を維持して、

年間行事(!)まできっちりやってくれる運営に対して、

PAがどうのこうの言うのは罰当たりかもしれないけれど、

このトレーラー映像があまりに良いので、少し愚痴ってみました。

さくら学院は学校。

 

生徒は何回でも失敗することを許される・・・挑戦する限り。

 

決して完成品を売る場所ではないし、それを求められることもない。

 

ぶつかって、ぶつかって、あきらめないことを求められる「学校」

 

 

麻生真彩ちゃんは生徒会長ではありませんでした・・・

 

そもそもさくら学院の生徒会長になったから偉いとか、

 

運営(職員室)から一番の力量だと認められたとか、

 

そういう役職でもない。

 

「どの役職に就かせれば一番成長しそうか?」それが全てです。

 

 

2代目は、森先生から「あの人付き合いの出来ない中元かと思った」と言われました。

 

下級生からさえ、ふわふわぼんやりで頼りない、とさえ言われました・・・

 

5代目は倉本校長から「非常に不安ですが・・・磯野莉音!」と言われました。

 

会場の父兄からも「不安!」という声が飛びました。

 

彼女たちが生徒会長の一年間で、どれほど考え、工夫、実践し、成長したか。

 

さくら学院のファン、父兄なら知っているはずです。

 

生徒会長にこの子を就かせたら、今片鱗が見えている部分がぐんと成長するかも?

 

今足りないこの部分が伸びてくるかも?

 

そういう子が任命されるのだと思います。

 

 

2018年度の転入式&生徒総会に行く前、

 

私はいつものさくら学院のイベントに行く前と違い、あまり気乗りがしませんでした。

 

事前の父兄の方々の予想で、生徒会長は麻生真彩ちゃんという声が圧倒的だったから。

 

前年度に中2で唯一役職を与えられていたし、

 

在籍年数も日髙麻鈴と並んで、新3年では最長だから最有力候補だと。

 

私も彼女なら、生徒会長を無難にこなすだろう・・・と思いました。

 

しかしそれで良いのか?さくら学院はそれで良いのか?

 

ずっと考えていて、

 

もしそうなら今年度のさくら学院のイベントには行く気がしないなあ・・・と。

 

ハラハラドキドキしないじゃないか!と。

 

 

それが生徒総会で、「トーク委員長に麻生真彩!」「生徒会長に新谷ゆづみ!」

 

です・・・

 

あの新谷ゆづみちゃんが任命されての最初の挨拶。

 

「すぐ近くの中野サンプラザホールで2年前に転入してきて、

 

歌もダンスもトークも手も足も出ない、何も出来ない和歌山の田舎娘でした・・・」

 

地理の要素も時間の要素も、そして自虐ユーモアと、

 

この2年間自分がやってきたことに対するプライドと、

 

全ての要素が見事に入っていて、聞いていて震えました。

 

この子がこれから一年でどれほど成長するか、これは楽しみだ!と思いました。

 

あの瞬間、ハラハラドキドキ、これがさくら学院だ!と思いました。

 

幸せなことに、その2年前、中野サンプラザでの転入式を私は生で見ていて、

 

3人の転入生の中で一番地味で目立たない子だなあ、と思ったのが、

 

正直な彼女の印象でした。芸能人らしくないなあ、とさえ思いました。

 

あれからどれだけ努力したのだろう・・・彼女は本当に変わりましたし、

 

これからも変わるのでしょう。

 

 

そして麻生真彩ちゃん。

 

きっと自分が生徒会長だと思っていたのでしょうね・・・

 

でも彼女は・・・

 

卒業生の岡崎百々子ちゃんと一緒にKYGと言われた仲でしたが、

 

さくら学院ではない、もっと大きな場所に出た時に、

 

自分の個性を生かしてきちんと話が出来るか?が大事な気がします

 

百々子ちゃんも弱点でしたが、例えばHOT WAVEのような番組に出たとき、

 

自分や自分達を俯瞰の視点から見て、第3者に分かり易く話す部分の不足の克服。

 

真彩ちゃんの美点として、歌の考古学の公開授業などで、

 

父兄さんのようなほぼ身内を前にプレゼンテーションとして話す場合、

 

感情豊かな話術が大変魅力的で、倉本校長を感心させる程というのがあります。

 

それをもっと磨いて、

 

彼女のことを知らない、彼女を初めて見る第3者を前にしてもそれが出来るように、

 

という意味での「トーク委員長」ではないかと思いました。

 

 

私は彼女が転入してきた2015年度の最初の大きなライブ、

 

しかも対バンだった、

 

「アイドルお宝くじパーティライヴ」『真夏の神曲紅白歌合戦』に行ってますので、

 

小6だった彼女の、大きな精一杯の笑顔が大変印象的でした。

 

真夏の暑さの中、ひと際小さかった「さくら学院」の子達は、

 

皆顔を真っ赤にして熱演していました・・・

 

彼女にはトークを是非磨いて、さくら学院以外の場所でも活躍して欲しいと思います。

 

まずは今年度、

 

年度途中の番組、HOT WAVEや、南波一海のアイドル三十六坊特別編でどう活躍するか、

 

楽しみです。

 

 

後になりましたが、

 

日髙麻鈴ちゃんの「はみ出せ!委員長」は傑作。

 

彼女に過去の様々な役職を当てはめてみてもしっくりせず、どうするのだろう?

 

と思っていました。

 

秋桜学園合唱部の演技やFRESH!での弾き語り披露で、

 

彼女の魅力はしばしば発揮されていますけれど、

 

もっと大きなうねりを呼び起こせる人だと思うので、

 

これには納得。やられた!と思いました。

 

転入式での「時間を止めるエスパー」、大変良かったです(笑)

 

これからもっと彼女の個性が出てくるかと思うと、堪りません。

 

 

そして吉田爽葉香ちゃんの教育委員長と、

 

藤平華乃ちゃんのパフォーマンス委員長。

 

音楽的素養も感じさせ、

 

初代教育委員長だった大賀咲希ちゃんとの忘れ難いエピソードのある爽葉香ちゃん、

 

小5で転入してきた時からパフォーマンスで非凡なものを感じさせた華乃ちゃん。

 

これは文句ありません!転入式会場で発表された時も、

 

そうきたか!という感じで大変盛り上がりました。

 

今回、役職には選ばれませんでしたが、

 

森萌萌穂ちゃん、有友緒心ちゃんとの中2カルテットは全員大きな魅力、

 

武器があるので、これから楽しみです。

 

 

いろいろな意味で、行く前は気が重かった転入式でしたが、

 

帰り道(なかには大声で不満を語る人も居ましたが)

 

これは楽しみだ!職員室の英断!と私は思えたのが嬉しかったです。

 

 



前回と同じ動画を貼ってしまってすみません。(好きなので・笑)

告知無しでのYUIMETAL不在、そして全く新しいダンスメンバー、

ガラッと変わった(ほぼ可愛い要素無し)衣装、そして新曲群。

初日を観た(生で、あるいはネット動画で)ファンは世界中で大荒れでした。


かくいう私も、その後2日ほど仕事をしていても、頭の中は(何故!?)で一杯。

特にダンスのみとはいえ、新しいメンバーをステージに上げるというのは、

今まで応援してきたファンを裏切る背信行為ともいえ、

世界中のファンを炎上さえ、ファンベースが焼け野原になってしまうのでは?

と危惧しました。


しかし思えば、2016年の東京ドームの時でさえ、

既にあの衣装ではかわいそうに思えるほど、

3人とも内面も身体的にも成長しており、

無理やりBABYMETALの世界観という枠の中でやっている感がありました。

2017年ではサマーソニックのステージを観ましたが、

「遂にここまで来ました!」というSUの叫びはあったものの、

どこか淡白なステージングで、メンバーの成長と、

それまでのBABYMETALという表現が乖離し始めていることを感じました。



今回のツアーでベールを脱いだ、新しいBABYMETAL像。

今までのファンを裏切る、掟破りを全部ぶち込んだような衝撃でしたが、

これは「いつかはやらなければいけなかったこと」であり、

見ていくうちに私は喜びが込み上げてきました。

なにより、SU,MOA共、初日こそ非常に緊張しているようでしたが、

その後のステージングが意欲と喜びに溢れており、

一段ステージのレベルが上がったことを感じさせます。


個人的に嬉しいのは、強靭な肉体を誇る女性ダンサーが加わったことで、

SU-METALが再び覚醒したように見えること。

元々ダンスにも非常に独自の、特別な表現力があったSUですが、

ここずっとパートナーがYUI&MOAで固定されていたことで、

持ち前の非凡な表現力がやや影を潜めていたのが、

新しい刺激を受けて、開花し始めたように見えます。


そして歌も・・・

彼女のように感受性の強い人なら、

今までワールドツアーを回ってきて、もっとこうしたい、

こういう歌を歌いたい、という意欲が出て来ていた筈です。

それが今回のツアーで多少なりとも叶えられたのではないでしょうか。

続く欧州ツアーでまたどんな変化があるでしょうか。


YUIは、どうなのでしょう・・・

2017年度のライブハウスと大阪城ホール公演のBDを観た感じだと、

狭いライブハウスの方は悪くないですが、大阪城ホールだと、

やはり本来(絶好調時)のパフォーマンスではなかった気がします。

私が実際に見た埼玉SSAでは、正直どうしちゃったの?と感じました。

表情に本来の輝きが無かったですし、動きも生来の切れがありませんでした。

あれが精神的なものなのか、身体的なものなのか。

本人のモチベーションの問題なら、好きな道へ行かせてやりたいですし、

身体的な問題なら、無理しないで欲しい。

あるいは家庭の事情等、外的な話なら仕方ないですね。

もし単に演出上の話で、今回YUIが抜けたのなら、

是非次は、今年の欧州ツアーでなくともいいので、来年でも良いので、

パワーアップした姿を見せて貰いたい、と思います。


そしてMOAには驚かされました。

さくら学院に入ったときは、「わかめダンス」を踊るのが精いっぱいだった、

ほとんどダンスの素養を感じさせなかった彼女が、

いまやワールドツアーであれだけ切れのあるダンスを踊り、

そして観衆とのコミュニケーションをとり、楽しませているのですから。

彼女の外交的で明るい性格は、ワールドツアーでも欠かせないのかもしれません。

ステージを降りると人見知りで、少し危なっかしいSUの大切なパートナー、

なのでしょう。


というわけで、目下新しいBABYMETALに魅了されています。

欧州ツアーを楽しみにしています。