今年の北米ツアーでの衝撃のYUIMETAL不在のステージから、

 

BABYMETAL問題、正確にはYUIMETALの去就問題だと思いますが、

 

メイト(ファン)の間で議論されていますね。

 

私は地方在住ですし、人より情報を多く持つ訳でもないので、

 

多くのメイトさんと同じく、ずっとこのことが頭を離れません。

 

ただ色々な情報、状況を鑑みれば、YUIMETALの復帰というのは考え難いと思います。

 

 

まず体調面で現在でもまだ完調ではなく、復帰の為にYUIMETALが努力しているというなら、

 

そのことを明らかにし、世界中のメイトに向けて、今こういう状況だから待ってくれ、

 

と言えば済む筈です。

 

そうすれば誰一人傷つかず、また不満を持つこともない筈だからです。

 

 

現在のBABYMETALの状況は、海外の複数レーベルと契約し、

 

またグラフィックノベルも準備中(製作中)、ということを考えると、

 

一番問題となるのは、どうしても3人のうちのメンバーが抜ける(脱退)、

 

ということでしょう。

 

その場合、レーベルにどう説明するか、またグラフィックノベルも中止するのか、

 

新たなストーリーに変更するのか?ということになってしまいます。

 

当然、契約上の様々な問題が出てくるでしょう。

 

 

一番悪いタイミングで、ということになってしまいますね。

 

しかし8年もバンド(或いはアイドルでも良いですが)を続けていれば、

 

メンバーの脱退、或いは入れ替わりというのは少しも珍しいことではありません。

 

 

かつてYUIMETAL=水野由結がさくら学院を卒業する際、

 

生活の全てがさくら学院だったので、今は何をやりたいかが全然見えない。

 

まずはBABYMETALを全力でやりたい、という意味のことを言っています。

 

 

それ以前にも、SU-METALがさくら学院を卒業する際、

 

部活動だったBABYMETALが独立し、

 

YUIMETALとMOAMETALも課外活動として参加することが決まった際も、

 

そのことへの戸惑い、思い悩んだことを語っています。

 

 

2014年には、レディーガガのツアーへ帯同し、前座を務めることになりましたが、

 

その際も、夏の大事な時期にさくら学院の他のメンバーと大事な活動が出来ないと

 

思い悩み、海外で泣いていたと語っています。

 

 

2010年の11月にさくら学院内の部活動としてお披露目されてから約8年、

 

2015年の3月にさくら学院を卒業してからでも約3年半、

 

彼女は十分献身的に活動してきました。

 

もし彼女に別に「やりたいこと」が見つかったのなら、

 

それは祝福し、応援してあげたいと思います。

 

契約上の様々な問題が立ちはだかるでしょうが、

 

それこそ大人たちが知恵を絞って(お金で解決するべきところはして)、

 

難局を乗り越えて欲しいと思います。(実際まさに最中でしょうが)

 

 

ここからはもっと個人的な体験の話ですが、

 

2017年のBABYMETALは既におかしかったです。

 

初頭のレジェンド級バンドのサポートツアーはまだ良かったのですが、

 

SSAでの国内ライブ、この発表がいささか唐突で、

 

今までのような満を持してという感じが無かったですし、

 

さらに内容も、メンバーのコンディションが明らかに悪かった。

 

SUの声のコンディションが最悪でしたし、

 

YUI、MOAも身体が絞り切れていなかった。

 

YUIMETALの関しては、非常にモチベーションまで低く見えました。

 

夏のサマソニでも、SUの「やっとここまで来ました!」という発言があったにも関わらず、

 

3人のテンションがそれほど高くは見えませんでした。

 

それ以来、私は毎日悩みましたが、THE ONEを一時退会してしまったほどですから、

 

やはり、私の見たいBABYMETALはこれじゃない、という気持ちが強かったです。

 

 

その後、12月の広島ライブには行けませんでしたが、

 

後に映像を見て、改めてこれが自分の見たかったBABYMETALだ、

 

と感動し、改めてTHE ONEに入会。

 

そして今年の北米、欧州ツアー。

 

他のメイトさんと同じように、YUIMETAL不在には動揺し、衝撃も受けましたが、

 

新しいステージに進んだ感のある、SU、MOAに感激し、これならイケる、

 

これからも応援したい、と思っています…

 

 

10月のライブ、どうなるんでしょうね。

 

一番見たいのは、海外でお披露目した「ダークサイド」の進化形なのですが、

 

ひょっとして、YUIMETAL引退セレモニーとして、最後の出演があるのかも。

 

さらに言えば、その為に「さくら学院」の出演も有り得るのでは?と思います。

 

 

ここに書いたことが全然違っていて、

 

YUIMETALは復帰の為に懸命に頑張っている、というのが一番嬉しいし、

 

そうであって欲しいですけれど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

赤坂RED/THEATERで7/8まで上演中の「ゴミノクワイ」、7/7昼公演を観てきました。

 

小さな劇場ですが、スタッフの方の対応が気持ちよく、

 

また客席から舞台が観易く、セリフも大変に明瞭に聞こえ、快適に観劇できました。

 

 

來麗ちゃんを見に行ったのですけど、それよりも「舞台」として大変面白く、

 

キャスティングが実に良いので、笑いあり感動ありで、行った甲斐がありましたね。

 

最近体調が優れず、正直山梨から見に行くのが億劫だったのですけど、

 

観た後は実に爽快で、疲れが吹き飛びました・・・

 

 

公式HPでもビジュアルがゴミ袋の山なので分かる通り、

 

「ゴミ屋敷」が舞台なのですけれど、

 

そこに海外から久しぶりに帰ってきた長男、というところから始まり、

 

ゴミを処分する為に呼ばれた清掃会社の人間たち、

 

そして家族も全員集まって、という話なのですが、

 

そこに得体の知れない人間も交じってきて・・・

 

脚本が良いと思うのですが、中身は大変重い話なのに、実にテンポよく、

 

徐々にそれぞれの人間像が明かされていき、

 

観客もいつのまにか引き込まれていく、という舞台でした。

 

 

 

 

役者さんたちが本当に濃い感じで、良かったですね。

 

何も捨てられないおかあさん、仕事にかまけて家に帰らないおとうさん。

 

二人の兄たち。そして妹の來麗ちゃん。

 

來麗ちゃんは、達者な俳優さんの中に入ると、

 

特にセリフ術ではまだまだ未熟なのが明確で、

 

終盤のおかあさんとの会話の部分など、

 

まだ自分の声を武器として充分使いこなせてない感じなのですが、

 

じゃあ下手で観ていられないか?というとそうでもないのは、

 

役柄を理解して舞台の上に立っている、存在しているということが伝わってくるからでしょう。

 

脚本を読んで、一生懸命理解して(しようとして)、立っているのだけど、

 

まだ表現技術が足りない、という感じ。

 

でも稽古場ではきっと素直で、ほかの役者さんと真剣に、楽しくやっているんだろうなあ、

 

という感じを受けました。

 

想像していたよりはずっと良かったです。

 

観ていて時々、あっこのシーン良いね、という瞬間もあるんですよね。

 

いつかもっともっと上手になって良い女優になって、

 

達者な役者達と丁々発止の勝負が出来たら、そしてそれを見ることが出来たら良いな、

 

と夢想してしまいました。

 

あとはこれ見た人にしか伝わらないと思うけれど、警察官役の面白さ!

 

一見真面目でちょっと気弱そうな彼の、異次元の面白さ。

 

これぞ舞台!という感じで悶絶しました(笑)

 

日替わりで登場するお笑いのプロの方との即興(?)のおとうさんとの掛け合いも、

 

実に楽しかったです。

 

(私が観た日は土曜日で、観客は男女半々位。特に若い女性も多かったので、

 

ネタ的にはややライトな感じでしたが、平日だともっとディープだったかもしれませんね)

 

 

様々なエピソードが出てくるのですが、ほとんど私は経験しているので(苦笑)、

 

自分にとってはノンフィクションみたいなところがあるせいか、余計にのめりこめました。

 

でも出てくるエピソード、全部とは言わないまでも、

 

こういう小劇場に舞台を見に来るような人なら、きっとどれかは経験していると思うので、

 

多くの人が共感し、楽しめて、そして考えさせられる舞台だと思いました。

 

8日までというのが、ちょっと勿体ないですね。

 

 

 

 

 



映像を見れば一目瞭然、

小中学生だけということを考えると瞠目すべきライブなのだけれど、

当日生で観ていて唯一残念だったのが、

きちんとした音楽用スピーカーが設置されず、

出音が貧弱だったこと。

スピーチ用の、多分常設のコラムスピーカーでやるには無理があり、

音量を上げれば当然歪むし、音質自体も迫力が無くて、実に残念だった。

PerfumeのライブみたいなPAとは言わないけど、

本当に最小限のもので良いので、設置して欲しかったなあ・・・

実に美しい、輝きに満ちたライブだったので、そこだけが残念。


彼女達の活動は、あくまで成長期限定の、育成活動なので、

大きな予算が付くわけではないのでしょう。

多分、本当に限られた予算の中で最善を尽くした上での、

年間でも限られた本数のライブ、そして公開授業などの活動なんでしょうね。

最近ずっと、活動を停止するバンドやアイドルグループの報道が多いだけに、

こうして毎年高いレベルの活動を維持して、

年間行事(!)まできっちりやってくれる運営に対して、

PAがどうのこうの言うのは罰当たりかもしれないけれど、

このトレーラー映像があまりに良いので、少し愚痴ってみました。