スパがいい!と評判の、海丽宾雅度假酒店に行ってきました。

広福路の南側の、なにもない辺鄙な場所に立地していますが、その南国リゾート風の建物だけがドーンと威容を誇っています。

ホテルロビー
$雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-ホテルロビー

スパの入場料は168元。ビュッフェ付きとはいえ、結構高いです。昆明では、高級スパでも98~128元で済むだけに、かなり挑戦的な価格設定。

ホテルもスパも全体的にゴージャスなうえ、昆明にしてはかなり上品な雰囲気。

トイレも清潔で、便座に可動式ビニールカバーが付いています。

トイレ
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-トイレ

オペレーションが大手ホテルチェーンの錦江集団ということもあってか、応対・サービスも大満足。

ホテル内部はガラス屋根付きの巨大なアトリウムになっており、1階には温水プールを配置。2~3階にあるスパから見下ろせるわけですが、壮観です。

夜になると熱帯雨林の雰囲気を演出する、ちょっとしたショーがあったりして、リゾート施設としてはかなり本格的でした。

週末はごった返すそうなので、平日に行かれることをおススメします。
ミネラルウォーターを買いにスーパーに行ったら、スナック棚にポテトチップスと並んでクワイチップスがあるのに気がつきました。

クワイチップスは、以前料理屋で食べて美味かったやつです。
ポテトチップスより風味があるし、栄養価も高いし、気になる食材。

製造元は昆明。地元企業でした。

食べてみると…

あまりうまくなかった…。

たぶん、揚げたてのうまさを維持するための技術はポテトチップスより難しいんでしょう。
高度な技術のある日本の製造業が作ったら、うまくいくかもしれないなと思いました。

クワイチップス
$雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録
ブックスタンドに「天漫軽小説」が売っていました。
軽小説とは、ライトノベルのこと。
つい最近、漫画雑誌「天漫」が創刊されたばかりの角川グループによる第二弾です。

$雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-天漫軽小説

まあ角川といえば、漫画というより小説というイメージがあるから、こちらのほうが本命なのかもしれません。

ライトノベルは、すでに韓国や台湾で定着している日本のサブカルチャーだから、中国でも定着する可能性は大です。

ただし中国では、文壇の貴公子・郭敬明が、自らライトノベルを書くだけでなく「最小説」というライトノベル雑誌を出していて、人気が定着してすでに何年も経っています。

ホンモノである「天漫軽小説」が出版された以上、もし郭敬明が書く、あるいは編集するライトノベルが、ただの模倣に過ぎないなら「最小説」の地位は危ういものになります。

しかし換骨奪胎、中国の読者向けの新たな要素が盛り込まれているのなら、オリジナルと切磋琢磨しつつ、さらなる発展が見込まれます。

郭敬明の出世作は「幻城」。日本の漫画のパクリであるという指摘があるので、ちょっと心配ですが…。

悲しみは逆流して河になる/郭 敬明

¥2,415
Amazon.co.jp

昆明にはいいカフェが結構あります。

私が考えるいいカフェとは、
(1)くつろげること
(2)wifiがあること
(3)コーヒーがうまいこと
(4)価格が手ごろであること
(5)店内音楽が悪くないこと
(6)それほどうるさくないこと
(7)チェーン店ではないこと
(8)「味」があること
ざっとこんな感じです。

今回とりあげる「呼吸珈琲」は、価格的にはやや高く一杯30元以上となっているものの、それ以外は「いいカフェの条件」に当てはまっており、気に入っています。

呼吸珈琲
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-呼吸カフェ


ただし、行くのは昼下がりのときのみ。夜は金持ちヤングで賑わい、うるさくなるからです。

呼吸珈琲は、中心街・南屏街にある複合施設「順城」の3階に立地しています。

香港人経営ならではのクオリティ
雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-呼吸カフェ2
家に帰る途次、近所の路地のフライドポテト(雲南名物)店で「コンビニ型」のおにぎりが売られていました。
まあ当然のことながら、昆明には日系コンビニはありません。
だからこれを見て、ちょっとびっくりしました。

確か、「韓国と日本で大人気のおにぎり!」みたいなPOPが貼られていました。
昆明では、のり巻きもおにぎりも、日韓食文化の融合として捉えられているようです。

いかにもコンビニな感じなのと、ごはんを包んでいる海苔のぱりぱりした感じに惹かれ、思わず買ってしまいました。

買ったのはツナとキムチ。
$雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-おにぎり

ひとつ6元。こちらの物価からすると、結構高いですね。
しかし、うまい。

上海のローソンやファミリーマートで売られているおにぎりのクオリティー同等か、それをやや上回っています。
昆明のレストランでは、だいたいパサパサのご飯が出てくるのですが、このおにぎりはちゃんと粘りのあるものでした。

パッケージは、韓国系でした。
$雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-おにぎり韓国語