椎間板ヘルニアを克服したスポーツトレーナー hidekazuの日記 -22ページ目

椎間板ヘルニアを克服したスポーツトレーナー hidekazuの日記

20代…腰痛に悩まされ 30代…椎間板ヘルニアで入院!
そんな困難を乗り越えながら、カラダの使い方を良くし
走れるカラダにした甘い物大好き人間!
体型維持するスポーツトレーナー都築秀和

会員さんに別れを告げて埼玉スタジアムへ向かう

国道463号線を左折。

 

反対車線に目を向けながら走る…

そろそろ現れるだろう“あのランナー”
全身ゴールドのタイツに包まれた“ゴールドマン” である。
今回は思いっきり本名で「Yく~ん」と叫び「おおぉ~」返事。
今回もまた挙げた握り拳タイミングが同じだった。

苦しいながらもホッとできる瞬間。

 

15kmの給水所

「今、水分は欲しく無いなぁ~」と思いながらも

脚がつらないために顆粒のメダリストを飲む。

 

埼スタが見えてきた!

越谷に住んで15年、埼スタに来たのは実は初めて

この先の折り返しに向けて走るが北風が身にしみてきていた。

この時すでにスピードが落ち始めていたのが分かった…

痛みはないけど、何かがズレている。リズムが悪い???

最初の折り返し(17.4km)を過ぎ

呼吸に意識を向ける、走りながらのマインドフルネスである。

ただただ呼吸だけを意識。自分のリズムは2回吸って1回吐く

これを20km過ぎまで続けてみた。

乱れていたリズムが戻った気がした。

 

463号線に戻り神明町(越谷)の折り返しに向かう

沿道から「輝け~自分のために輝け~」という声援。

 

「今の俺、輝いているのか?」ふとそんな事を考えてしまった。

「輝いてなきゃ、光っていなきゃ虫だって寄ってこない。

光っていれば何かが寄ってくるよなぁ。」

「俺だって輝けないかな?どうすれば輝けるのかな?

今、輝いているのかな?輝くって何???」

 

結局答えなんか出ないまま神明町の折り返し地点へ

折り返した先で会員のMさん発見!

「頑張って~」「頑張りますね~」そんな遣り取りで十分繋がっている。

 

25kmの給水の手前で、宇佐美さんに抜かれ

「まだまだ頑張って~これからこれから!」と後押しの声援。

 

「まだ行ける!まだ動いてる!頑張りますよ~」と返答し自分に喝!

 

26km地点に黄色い旗とオレンジのアフロヘアーを発見!

そう、3人の会員の方々である。

まさか逆サイドの沿道にいるとは思わなかったので感謝しかない。

 

笑顔を返すも浦和美園イオンの前には坂が…

「越えてやる~絶対に止まらなね~!」

Qちゃんが言っていた「歩幅を狭くして一気に上がる!」

アシックス池田コーチが言っていた「一歩一歩スタンプを踏むように!」

そう考えながら進む…

 

「キツイ!!」

 

そう思ってしまった…たぶん眉間にシワが寄り、笑顔もなくなっていた。

 

坂を下り28km手前で給水。

これでコースメイクしていた【破】が終わった。

 

この後、こんなにも苦しくなるとは思わなかった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年12月9日 晴れ

スタート地点である埼玉スーパーアリーナへ

 

2016年に走った東京マラソン以来のフルマラソン

10kmやハーフマラソン、チームランとも違う緊張感。

でも、いつも以上にワクワクしている自分がいた。

 

アリーナ内は、もちろんランナーだらけ…人で座席が埋まるのではなく

荷物で座席が埋まっていくのを見ていると不思議は感じ

コンサートでも始まるのかと思うくらい気持ちが高ぶっていた。

9:00 Dスタートラインで待つ

9:10 女子ランナーのスタート

市民ランナーのスタートまで30分

出来るだけカラダを冷やさないようにと思いながらも動いていても

固まっていく筋肉…持っていたカイロで手や膝、首を温めて待っていた。

寒い中待って居るにはカイロが必需品だと思えた瞬間だった!

 

9:40 市民ランナー スタート

アリーナを回り込むような感じでスタートラインへ向かう

ビル風と寒風が身にしみる

温めていたカラダが一瞬で冷え切った。

 

沿道からは「頑張れ~」「楽しんで来いよ~」の声援

全く知らない人が知り合いかと思う瞬間でもある。

ゆるキャラとハイタッチをしてスタートラインを踏んだ!

 

「さぁ、どうなるか?楽しんでやる!」

 

いつものルーチンワーク…爪先は噛んでないかな?

足首はどうかな?膝は?股関節は?…

こんなことを繰り返しているうちにすでに3km通過

さいたま新都心駅は人であふれ返っていた。

 

5kmの給水前で見かけたことがある後ろ姿が…宇佐美さん

今年の東京マラソンEXPOでお話しさせていただいて

コース上で再会できるとはビックリ

7km付近で声を掛けて先に進む

この時すでに1km5:10…

 

速すぎる!!

 

「(スピードを)抑えなきゃ!抑えなきゃ!」

自分に言い聞かせているけど、カラダが動く!

 

『行けるところまで行ってみよう!

「あの時スピードを落とさなきゃ良かった」と思うなら

玉砕覚悟で行ってみるか!』

 

10kmを過ぎて新見沼大橋有料道路へ

「風が冷たい」そう感じつつも進むしかない。

 

沿道では「料金所まで200m」ボード

こういうのって嬉しい瞬間、忘れていた笑顔を思い出した。

 

料金所通過なんてマラソンだから出来る体験

ただ走るだけではなく、こういう体験も自分にとって喜びとなる。

 

料金所を過ぎたら、反対車線をトップ集団(28km付近)が通過する

テレビでは分からないスピードで走る選手を間近で見れた。

その時、緩んでいた自分の気持ちにスイッチが入った。

13kmを過ぎ、東北自動車道を下に見ながら走る。

 

当店を利用している会員の方々が14km過ぎ

「応援に行くから!」と旗を作って待っていてくれる。

場所は、浦和美園駅前

小さい駅とは言え沿道の人は多かった。

 

けど、旗とアフロヘアーのお陰で直ぐに見つけることが出来た!

丁度ピットインみたいな場所

知らない人の声援でも元気になれるけど

やっぱり知っている人の笑顔を見ると癒される

こんなに寒い中待っていてくれたなんて本当に嬉しい瞬間でもある。

 

みんなで記念撮影

「どっちがランナーだか分からないよ~」と3人だけを記念撮影。

沿道で声援する人たちが笑い声が…3人に別れを告げコースへ戻る。

コースメイクをしていた【序】が終わった。

この時、まだまだ元気で行ける筈だった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは  ひでかず  ですニコニコ

とうとう明日
さいたまマラソンですチョキ

フルマラソンは
2016年の東京マラソンに次いで2回目。
この時は目標としていた4時間を切りました。

「フルマラソンを走ると人生変わるでしょ?」
と言われたけど自分の中ではピンと来なくて…

目標が無いまま、昨年、横浜マラソンに
申し込んだが台風で中止。

今年も東京マラソンには参加出来なかったけど、
東京マラソンEXPOで多くの方と繋がることが出来て…
「これだけ多くの人を繋げてくれたマラソンに感謝しなきゃビックリマークやっぱり俺は走るしかないアップ

そんな思いで埼玉マラソンに申込みました。

練習では匂いや風を感じたり、音を感じたり
色々な所に痛みが出たり、痺れたり…
その全てが勉強になって、
皆んなに伝える事が自分の使命と思えたり…
時には自分自身と
仲が悪くなったり腹が立ったり(笑)


走るって簡単だけど奥が深い…


10kmやハーフでは見えない自分が見えるかも?
そんな思いで明日は走ります

久しぶりなので正直緊張しています。
心配なのは朝起きられるかが…(笑)

でも、スタートラインに立ったら
いつものようにワクワクして
変なテンションになっている自分が見えます目

そしてゴールは笑顔で

それでは、明日のマラソンは楽しんできます。
37kmの給水&給食で
鰻の蒲焼と舟和のあんこ玉を狙いにねにひひ

ひでかず