2018年12月9日 晴れ
スタート地点である埼玉スーパーアリーナへ
2016年に走った東京マラソン以来のフルマラソン
10kmやハーフマラソン、チームランとも違う緊張感。
でも、いつも以上にワクワクしている自分がいた。
アリーナ内は、もちろんランナーだらけ…人で座席が埋まるのではなく
荷物で座席が埋まっていくのを見ていると不思議は感じ
コンサートでも始まるのかと思うくらい気持ちが高ぶっていた。
9:00 Dスタートラインで待つ
9:10 女子ランナーのスタート
市民ランナーのスタートまで30分
出来るだけカラダを冷やさないようにと思いながらも動いていても
固まっていく筋肉…持っていたカイロで手や膝、首を温めて待っていた。
寒い中待って居るにはカイロが必需品だと思えた瞬間だった!
9:40 市民ランナー スタート
アリーナを回り込むような感じでスタートラインへ向かう
ビル風と寒風が身にしみる
温めていたカラダが一瞬で冷え切った。
沿道からは「頑張れ~」「楽しんで来いよ~」の声援
全く知らない人が知り合いかと思う瞬間でもある。
ゆるキャラとハイタッチをしてスタートラインを踏んだ!
「さぁ、どうなるか?楽しんでやる!」
いつものルーチンワーク…爪先は噛んでないかな?
足首はどうかな?膝は?股関節は?…
こんなことを繰り返しているうちにすでに3km通過
さいたま新都心駅は人であふれ返っていた。
5kmの給水前で見かけたことがある後ろ姿が…宇佐美さん
今年の東京マラソンEXPOでお話しさせていただいて
コース上で再会できるとはビックリ
7km付近で声を掛けて先に進む
この時すでに1km5:10…
速すぎる!!
「(スピードを)抑えなきゃ!抑えなきゃ!」
自分に言い聞かせているけど、カラダが動く!
『行けるところまで行ってみよう!
「あの時スピードを落とさなきゃ良かった」と思うなら
玉砕覚悟で行ってみるか!』
10kmを過ぎて新見沼大橋有料道路へ
「風が冷たい」そう感じつつも進むしかない。
沿道では「料金所まで200m」ボード
こういうのって嬉しい瞬間、忘れていた笑顔を思い出した。
料金所通過なんてマラソンだから出来る体験
ただ走るだけではなく、こういう体験も自分にとって喜びとなる。
料金所を過ぎたら、反対車線をトップ集団(28km付近)が通過する
テレビでは分からないスピードで走る選手を間近で見れた。
その時、緩んでいた自分の気持ちにスイッチが入った。
13kmを過ぎ、東北自動車道を下に見ながら走る。
当店を利用している会員の方々が14km過ぎ
「応援に行くから!」と旗を作って待っていてくれる。
場所は、浦和美園駅前
小さい駅とは言え沿道の人は多かった。
けど、旗とアフロヘアーのお陰で直ぐに見つけることが出来た!
丁度ピットインみたいな場所
知らない人の声援でも元気になれるけど
やっぱり知っている人の笑顔を見ると癒される
こんなに寒い中待っていてくれたなんて本当に嬉しい瞬間でもある。
みんなで記念撮影
「どっちがランナーだか分からないよ~」と3人だけを記念撮影。
沿道で声援する人たちが笑い声が…3人に別れを告げコースへ戻る。
コースメイクをしていた【序】が終わった。
この時、まだまだ元気で行ける筈だった…。