AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」 -236ページ目

#3

「お、お前ら…」

4人が見た光景とは、

「よっ!」

チームホルモンが、七輪を囲んでいるいつものそれであった。

「よっ!じゃないやろ。おまえら、大丈夫なんかい?」

だるまが、つめよる。

「ああ、なんかみんな、一撃でやられたせいか、ダメージはそれほどなかったようだ」

ヲタが説明する。

「それより、お前の包帯のほうがすごくねーか?」

とバンジー。

「とにかく、よかったです」

うんうん、と歌舞伎シスターズも、前田に同調する。

「前田はやさしいなー。それにしても、あのよそ者は一体?」

アキチャが訝る。

「あいつのパンチ…とてつもなく重かった。そして、スピードも、ブラック以上…」

ウナギに続き、ムクチが何か言おうとしたとき、担任教師が教室に入ってきた。

「えー、皆さんにお知らせがあります」

全員が、何かを感じたかのように、教壇に注目し、次の言を待った。

教師は続けた。

「えー、宮澤サエさんが、今日付けで転校することになりました」

「は?」「なんだと?」「なんやて?」

皆、口々に驚きの声を発する。

「転校先は、矢場久根女子高校です。えー、突然のことで…」

周りの喧騒とは裏腹に、前田は、呆然と佇んでいた。

#3

「本当に大丈夫なんですか?」

「大丈夫ですってー。病院行っても、異常なかったんですさかい」

心配そうに見つめる前田に、あっけらかんと答えるだるま。

朝の登校風景に似つかわしくない、包帯だらけの姿だ。

「ダイエット失敗しててよかったな。だるま」

デリカシーのかけらもなく、大歌舞伎が言った。今朝は、前田、だるま、そして、歌舞伎シスターズが仲良く集団登校していた。アンダーガールズの脅威に対する防護策だ。

「えーっ!ダイエットしてたんですかー?だるまのやつがー?」

小歌舞伎も前田も目をまるくした。

「するか!そんなもん!」

「はっはっは。少しはやせねーともてねーぞ。いままで惚れられたのは学ランくらいだろ。いまは、前田に本気だったか」

「姉貴!」

小歌舞伎が目配せする。学ランの消息は、いまだ不明であった。

前田もだるまも顔をふせる。

「あーっと、案外、今日あたり学校来てるんじゃねーか。うん、きっとそうだ。な?」

小歌舞伎に同意を求める。

「そ、そうですよねー。きっと、昨日はケータイなくしたとかなんかっすよ」

歌舞伎シスターズは、つとめて、明るく振る舞っていた。


そして、4人は、3年A組の教室の扉の前に来た。

だるまが、意を決したかのように、勢いよく扉を横に引く。おらーというかけ声とともに。

「えっ」

教室内を見て
前田は思わず、驚きの声をもらしていた。

#3

アンダーガールズ渋谷支部。

前田と歌舞伎シスターズに敗れた特攻隊の面々が、隊長のマナツに喝を入れられていた。

「アンダーガールズも落ちたものね。たった4人に30人のメンバーがやられちゃうなんて」

ふーと肩をすくめる特攻隊長。

「すいません!」と、全員が頭を下げる。

と、そこへ、親衛隊長のアカネが訪ねてきた。普段は、新宿の本部にいるはずだが。

親衛隊といえば、アンダーガールズという組織のトップ、頭を守る少数精鋭の部隊である。

「アカネ、どうしたの?」

マナツが平静を装い尋ねた。

「どうしたもこうしたもねえだろ!もう、知れ渡ってんだよ!特攻隊がマジ女の生徒にやられたってなあ!」
アカネが、傷ついた特攻隊のメンバーを睨みつける。

「そんなに、キレないでよ。特攻隊メンバーはまだ、ほかにもいるしー

それと

次は私がいるから。大丈夫よ」

「ほー」
意外そうなアカネ。
「珍しいな。出不精なお前が…。そうか。お前が出るとは、マジ女もかわいそうにな。まあ、やりすぎるなよ。ははは」

アカネは高笑いした。


「前田…待っててね」

マナツの表情は自信に満ち溢れていた。