キリンとサントリーの経営統合について、

やはり不穏な動きがありましたね。


公正取引委員会は

「事前相談があれば、日本を代表する大企業同士の

統合事案なので、慎重かつ詳細な審査が必要となるだろう」

とのコメントを出しています。


このコメントを裏返せば、

今回の経営統合は独占禁止法に触れるという話です。

何せ、国内ビール企業の1位と3位の統合ですからね。

この懸念は当然かとも思われます。


今後も同様の騒動はあるかもしれません。


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公正取引委員会の松山隆英事務総長は15日の記者会見で、

キリンホールディングスとサントリーホールディングスの

経営統合について「(独占禁止法の問題に関しての)

事前相談があれば、日本を代表する大企業同士の

統合事案なので、慎重かつ詳細な審査が必要となるだろう」

と述べた。


 松山事務総長はキリンとサントリーの統合交渉は

初期段階にあり、「現時点で公取委に事前相談はされていない」

と説明しながらも、今後両社の統合交渉が具体化すれば、

「公取委への事前相談があるだろう」との見通しを示した。

経済情勢が厳しさを増すなかで、今後もグローバルな競争に

向けての企業の統合が起こりうると指摘し、

「しっかり厳正な審査をしたい」と語った。 

                        (NIKKEI NETより)

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次の課題はサントリーは90%近くの株式を持つ大株主の

創業家一族が経営統合に賛意を示すかどうかだ。


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サントリーとキリンの統合話には多くの関係者が

驚いたことであろう。


しかし、本当にうまくいくのか?

そんな疑問が筆者には大きい。


もともと、企業合併は自社の不足部位を補うためのことが多い。

しかし、キリンもサントリーも共通する部分が多い。

顕著な違いがあるとすれば、キリンの医薬品部門ぐらいである。

しかし、その医薬品部門も当初はうまくいったものの、

最近では目立った商品も出ていないのが現状だ。


筆者の予測ではアサヒとビールシェア争いで苦しむキリンが

最近急速に伸長しているサントリーを取り込むことで

ビール事業でシェアの50%以上を確保することを確固することのように

思えてならない。しかし、果たしてそんなにうまくいくのか?


どうも両社の最終形態はHDの持ち株会社の下にビール事業、飲料事業、

医薬事業、外食事業…と、各事業を傘下に置く体制のようだが、

その場合、ビールや飲料の各ブランドはどうなるのか?


まだまだ、問題はあるように思う。

年末までに合意、果たしてうまくいくものか…。。。。。


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サントリーホールディングスの佐治信忠社長は14日未明、

キリンホールディングスとの経営統合について、年末にも

対等の立場で合意を目指すとの意向を明らかにした。

年間売上高約3兆8200億円と世界最大級の酒類・飲料メーカー

になるサントリーとキリンの経営統合は、来春以降になるとみられる。


 記者団に対して答えた。「今は半歩踏み出した段階」として、

「年末か年明けには記者会見ができるのでないか」と明らかにした。

統合方式について「当社の希望とキリンの希望をすりあわせたい」と

語った。キリンの加藤壹康社長とはこれまでも話し合いを持ってきたが、

「今後は企業風土や理念、独占禁止法の問題など解決すべき課題を

クリアしていく」とした。

統合の理由について「キリンはグローバル化を進めており、

一定の規模があるため」と述べた。

                                 (NIKKEI NETより)

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コカコーラを抜く、企業となれるのか?

年末までの動きに注目です。

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木沢氏の残党の頭領は木沢具行といい、
八尺近くある大男である。
馬上で大槍を振るい暴れる姿は鬼人の如きと噂である。


「政忠よ、奴の弱点をつくのじゃ、
数は我々の倍はおるが、所詮は一度滅んだ一族の残党よ。
頭領がいなければ、烏合の衆よ恐れるに足りん」、


そうは言ったものの、道龍の心の中では「恐怖」の
二文字が無いといえば、嘘になる。
何せ、軍勢を率いた戦など一度もしたことが無いのだ。


「そうですな。今は霧風が身辺を探っておりますが、
詳細な情報は今しばらくお待ちくだされ。」


頭の中で得ている情報を整理しながら、政忠は続けた。
「されど、具行は随分な酒好きのようで、
しかも酔うと部下に暴力をふるうとか、
決して、人望の厚いような人間ではないようですぞ。
また、息子の行信も父に似て、傲慢不遜の人間だとか、
自領の農民からも評判はあまり良くはないようです。」


周囲に誰もいないことを確認した後、再度、政忠は続けた。
「それゆえ、想像よりも木沢氏を討つことは容易いかもしれません。
それよりも恐れるべき存在は木沢氏に助力する存在です」


一瞬、目を大きく開いた道龍は矢継ぎ早に聞く。
「木沢氏の背後には誰がおった?調べはついたか?」
「そうですな、どうも三好長好が配下の松永久秀なるものが怪しいかと思われます」
「三好、松永久秀…、えらく大物が出てきたものよ。
やはり、大和へも食指を動かしていたか…」
不気味な予感に一瞬、道龍は捉われたがすぐに消えた。


「武器は着々と京より運ばせております」
「そうか、数は集まりそうか」
「早々に集まりますでしょう。冬までにはすべて揃うでしょう」


「津川殿とも攻め入る時期を詰めねばならん」
「津川様からの援助は得られますでしょうか」
「政忠、この戦は我らの戦じゃ、彼らの助力は仰ぐつもりはない」

「あくまでも津川殿には監視役に徹底してもらう」
「しかし…」、やや困惑するように政忠は言った。


夏の暑い時期は過ぎ、蜩が鳴くようになってきた、夏も終わりが近い。
収穫の時期が近いのだ、忙しい時期がやってくる。
しかし、心の半分は木沢氏攻略の戦術に奪われているのだ。
道龍の遅咲きの初陣は近いのだ。


第四話:初陣前夜 」に続く