大神山神社奥宮の次は、白兎神社(はくとじんじゃ)に行ってきました
白兎神社と言えば、『因幡の白兎』で有名な神社
因幡の白兎とは…
『大穴牟遅神は、因幡の八上姫に求婚しようとする八十神たちのお供をして因幡におもむいた。
気多之前に来たとき、そこに裸の兎がいた。
大穴牟遅神がわけを尋ねると、淤岐ノ島から本土に渡ろうと思い、海の鰐を欺いて、その背を踏んでここまで来た。
今まさに地上に降りようとする時、鰐を騙したことを告げると、鰐が兎を捕まえて毛を剥ぎ取ってしまった。
そこえ通りかかった八十神の教えで、海水を浴びて高山の頂上に伏していたが、海水が乾くにつれて皮膚が風でヒビ割れ、苦痛のあまり泣いていたのだという。
かわいそうに思った大穴牟遅神は、兎に水門へ行って真水で体を洗い、蒲の穂を敷いて転がるようにと教えた。
教えのとおりにすると、兎の体は元通りになった。
「八上姫は、きっと優しい大穴牟遅神(大国主命)の妻になりたいと言われる。」と予言した。』【白兎神社公式HPより】
この因幡の白兎の話のあとに、オオクニヌシの再生神話へ話が続きます
鳥居をくぐると、階段があり、
階段を上がった左手に、大国主命と八上姫の砂像がありました
参道を歩いて行き、
50メートルほど先には、二の鳥居
二の鳥居をくぐると、左手に拝殿と本殿があります
御祭神は、白兎神(ハクトノカミ)・保食神(ウケモチノカミ)・豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
本殿を支えている土台に、菊の紋章が刻まれているみたい
境内には、御身洗池(みたらしいけ)があり、ここの水で、ウサギが傷口を洗ったと伝わります
また、傷口を洗ったあとに、蒲の穂にくるまったと伝わる、蒲が植えてありました
境内には、多くのウサギの石像があります
白兎神社の前には、白兎海岸があり、神話の地を巡ってみました
ウサギが流れ着いたという、淤岐之島(おきのしま)
ここから、ウサギが鰐(ワニと読みますけど、現在のサメの事)の背中を渡ってきたんですねぇ
ウサギが負傷して上陸したという、気多之前(けたのさき)
淤岐之島と気多之前との距離は、こんな感じ
恋島と呼ばれる小島に立つ、石灯籠
白兎神社は、道の駅『神話の里 白うさぎ』の中にあり、かなり賑わっていました
白兎神社の御朱印