ようこそ、ひでちぇろブログへ!!
今回は「姿勢」についてです。
音楽表現における「姿勢」といえば、
「アレキサンダーテクニーク」が有名です。
以下の記事にも書きましたので、
よろしければお読みください。
ものすごく大雑把に言えば、
・頭(首、あご)を緩めて頭が自由に動けるようにする。
・頭が上に送られ、背中が広がる様な、
身体を上向きに持ち上げる意識の方向性
が自然にできる様になると、
身体のコントロール度がアップするという風なものです。
アレキサンダーテクニークについては以前書いたので、
今回は、東洋の気功や武術について書いていきます。
気功では、
「正中線」を保つことを大切にしています。
頭の頂点にある「百会」と、
へその指の幅五本分くらい下の奥の方にある「丹田」を、
線で結んだのが正中線です。
これを真っ直ぐに保ち、
地球の重力の中心に向ける(垂直にする)様、
意識します。
そうすると、
支えが無くともバランスを保つだけで真っすぐな姿勢を維持できます。
これにより、筋肉からのノイズが消えるので、
それを制御している脳からもノイズが消える訳です。
そして、身体も心もぶれなくなり、
大局を見渡すことが出来る様になります。
正中線を保つことで、
効率よく自分を確立することが出来ていきます。
武道の世界で、
この正中線の維持を特に大切にしているのが、
太極拳です。
太極拳では、
正中線の位置を、
常に、体重で地面にかけている圧力の中心位置の真上に
持ってくる様にします。
正中線が垂直でつねに中心にあるので、
どんな姿勢を取っていても常に安定していて、
逆に相手の動きをもコントロールしやすくなる訳です。
また、
受けを重視する太極拳に対し、
より攻撃を重視する空手の様な武道になると、
正中線を崩してまた戻ってというサイクルの中で、
身体全体の動きを制御します。
そして、いつでも正中に戻れる状態を維持します。
気功や武道における、
正中線を大切にする姿勢の考え方を見てきましたが、
これらは、
まず形から入って、
動き、
そして、
精神をコントロールするという考え方です。
そしてここから、
音楽の話です。
私のつたない経験上ではありますが、
やはり、
姿勢は、音楽を演奏する上で、
大きく影響します。
正中線を保つ意識を持つことで、
からだの動きの精度、
動きの効率のよさ、
再現性、
客観的な身体の動きの観察
などが改善していきます。
当然音楽も変わります。
また、
姿勢によって、
内的世界から受け取れる情報の質が変わります。
東洋的には、大局が見えるという言い方になりますね。
脳を筆頭に、
身体は内的世界の情報の受信装置です。
正中線を意識した姿勢により、
最大限の内的情報が受信できます。
私個人の感覚としては、
正中線を維持しつづけることで、
より自己肯定感や幸せな感覚がアップし、
その状態で得られた感覚やイメージを大切にする感じです。
正中線の維持による、
効率的なからだの動きと、
内面への気づきを得ることは、
今からでもすぐ出来て、
お金持も一切かからなくて、
本当にお「得」であり、
演奏の「徳」にも繋がって行きます。
ぜひ、おすすめです。
それでは。









