102番 僕の人生は何なのだろう
102番目の詩。価値ある人生にしたいと思いながら。
僕の人生は何なのだろう。
このまま何も遺さず、
忘れられ、
死んでゆくのだろうか。
あの偉大な恩師は
シェイクスピア学者として名をなし、
墓に入った今、
彼の伝説が始まった。
彼は僕にも偉大な何かを遺した。
それは生きている限り、
心に残り、
決して消えない情熱。
それを彼は多くの偉大な人物から感じ取り、
それに感動し、
彼の魂が手を伸ばし、
過去と今を永遠にした。
僕の魂は目覚めた。
過去の偉大な人物たちと手を結んだ、
なのに僕は一体何を遺すのだろう。
僕の人生は何なのだろう。
101番 ハムレットはオフェーリアを愛していた
101番目の詩。新たなスタートです。150まで地道に書こう。
ハムレットはオフェーリアを愛していた。
暗殺された父の復讐を誓い、
愛 を断念した。
ハムレットの人生は悲劇となった。
マクベスは妻を愛していた。
王になられるお方、
魔女の誘惑に負けた。
愛を忘れた夫婦の人生は悲劇となった。
オセローはデズデモーナを愛していた。
黒人を嫌悪する白人の部下に騙され、
妻の不倫を信じてしまった。
愛する妻を殺して彼の人生は悲劇となった。
リア王は愛娘のコーディリアを愛していた。
何も要りません、
この言葉に激怒し愛することを呪った。
王でなくなったリアの人生は悲劇となった。
シェイクスピアには妻がいた。
遺産として彼女にベッドを遺した。
二人の魂が永遠に一つのベッドに?
きっと彼の人生は喜劇で終わったのだろう。
100番 僕はエピキュリアン
100番目の詩。とうとう100に到達しました。記念の詩になるかな?
僕はエピキュリアン。
なんとなくエピキュリアン、
心の平静以外に
もう興味がなくなったから。
手と足に釘を打たれて、
魂以外に自由がなく、
肉体を徹底して痛めつけられ、
あの人は何を見つめたのだろう。
身体中に感じる苦痛の地獄で
生き物がすがる最後の隠れ家。
エンドルフィンで満ちあふれ、
全く苦痛を感じない心の中の宇宙。
考える我が肉体を離れ
その隠れたる宇宙に飛び込めば、
僕はただ見つめるだけの透明な眼球となって
全くの晴天の中で神々を見ることができる。
僕はきっとエピキュリアンになったのだろう。
心の奥の静かな部屋で
肉体を離れた魂たちと愛し合い
第五元素に満ちた永遠の今を僕は生きている。