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51番 君は黙ったまま座って

51番目の詩。

君は黙ったまま座って、
僕も黙ったまま座って、
君は失望を抱いて、
僕は希望を抱いて。

君の目が時々僕を覗く、
僕も君の目を見る。
あなたも僕に説教したいんだろ、
彼の目が言っている。

説教なんかしないよ!
僕は理屈は嫌いだからね、
それに、常識ないし。
非常識なら自信あるけどね。

何か僕が君のお役に立てるかな?
何もありません。
そうですか、申し訳ない、ごめんね。
君の役に立てなくて。

君はまた失望しただろうね、
黙った時間が無駄だったよね。
でも君は真剣に考えていたね、
僕はそれが嬉しかった。

50番 心に音楽がない人間は

50番目の詩。シェイクスピアと音楽について思いながら。

心に音楽がない人間は
裏切り、病気、戦争の奴隷だという。
妙なる調べを聞こうと思うのが詩人だそうだ。
耳に聞こえない音楽だそうだ。

小学校に上がる前、
僕は田舎で祖父と祖母と暮らしていた。
祖父は優しい人で、いつも笑顔だった。
ノビルを一緒に採りに行った。

おばあちゃんは優しくて厳しい。
僕が世間を騒がす大事件を起こした時、
追いかけられて叩かれた。
涙を流しながら、罰の洗濯をした。

タライと洗濯板を今でも忘れない。
洗濯して罪を洗い流した後、
おばあちゃんはニコニコして
僕を許してくれた。あの幸せを今でも忘れない。

心に音楽がない人間は
裏切り、病気、戦争の奴隷だという。
僕の心の中には僕を愛してくれる人たちがいて、
天上の音楽を奏でてくれている。

49番 僕は自分の感性に忠実に

49番目の詩。相手を理解しようと思いながら。

僕は自分の感性に忠実に
彼を理解しようとしている。
理屈や論理ではなく、
ただ自分の心の感じるままに。

彼は、あなたは何が言いたいのかと僕に言う。
僕は一つのことをお願いしてみた。
それに対する結論は「ノー」ですと、
彼は理路整然と僕に答えた。

イエスと言えば、
いかに不安と怒りと失望の生活が舞い戻ってくるか、
彼の理路整然とした話に
彼のそんな気持ちを感じた。

彼は理路整然と学者のように説明してくれた。
でも、僕の心は不安と怒りと失望を感じていた。
そして、とても彼が可哀想になった。
彼が理路整然と拒否しているのは愛だと思った。

愛を拒否する彼に、
刑務所に入っている友人と同じ心の暗闇を感じた。
でも、彼は僕を拒否しなかった。
僕は自分の暗闇に短い蝋燭の光を感じた。