49番 僕は自分の感性に忠実に | トラスト

49番 僕は自分の感性に忠実に

49番目の詩。相手を理解しようと思いながら。

僕は自分の感性に忠実に
彼を理解しようとしている。
理屈や論理ではなく、
ただ自分の心の感じるままに。

彼は、あなたは何が言いたいのかと僕に言う。
僕は一つのことをお願いしてみた。
それに対する結論は「ノー」ですと、
彼は理路整然と僕に答えた。

イエスと言えば、
いかに不安と怒りと失望の生活が舞い戻ってくるか、
彼の理路整然とした話に
彼のそんな気持ちを感じた。

彼は理路整然と学者のように説明してくれた。
でも、僕の心は不安と怒りと失望を感じていた。
そして、とても彼が可哀想になった。
彼が理路整然と拒否しているのは愛だと思った。

愛を拒否する彼に、
刑務所に入っている友人と同じ心の暗闇を感じた。
でも、彼は僕を拒否しなかった。
僕は自分の暗闇に短い蝋燭の光を感じた。