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クマっこクミ画伯 作
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■私の思い違い辞典~アナザー・デイのおことばひろば■
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【こ】 ことだま
《間違い度》 ★★★☆☆
《コメント》 宝くじに「ことだま」は通用しないようです
今回の言葉は,「ことだま」です。
新幹線の「こだま」ではありません。「ヤッホー!」の「こだま(木霊)」でもありません。勿論,テレビ番組「アタック25」の司会者,「こだま(児玉)」さんでもありません。ちなみに…,すいません,引っ張りすぎました
「言霊」と書いて「ことだま」と読む,「ことだま」です。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが,日本人の生活の中に深~く忍び込んでいます
「私には関係ないわ」と思っておられる貴方も,お読みいただきますと納得していただけると思います。
ということで,今回は,「日本人と言霊」をテーマに,いつになく「格調高く」(笑)書いてみたいと思います
■「ことだま」って何どす(←各自,ご自分の方言に言い換えてください。笑)
「ことだま」は,先にも書きましたが漢字では「言霊」と書きます。
「霊」がつくあたり,何となく「異界の匂い」がしますね
「ことだま」とは,簡単に言いますと,「言葉には霊的な力が宿る」ということです。
もう少し具体的に言いますと,声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えること,さらに具体的に言いますと,良い言葉を発すると良い事が起こり,不吉な言葉を発すると凶事が起こるということです
多くの日本人は,「ツイッター」や「セカイカメラ」などの最新の言語ツールを使いこなしつつも,古来からある「ことだま」を気にするという,奇妙な行動をとります。
皆さんがご存じと思われるところでは,結婚披露宴で「切れる」や「壊れる」,「別れる」などの言葉を使ってはいけないということは,最も典型的な「ことだま」の例ですね
某総務大臣も,「ツイッター」で「僕は絶対遅刻するわけない」とでもつぶやいておけば,あんな遅刻騒ぎにはならなかったと思います。
「ツイッター」の使い方を間違われたようですね
■「万葉集」にも登場( ̄。 ̄)ホーーォ。
「ことだま」という言葉や考え方は,「万葉集」にも登場しますから,それ以前からわが国にある「思想」のようです。
正確に言いますと,「思想」という言葉は明治時代にできた言葉だそうですから,私に言わせれば「心のありよう」,心が素直でない方だと「迷信」とおっしゃると思います
でも,「迷信」と思われている方も,結婚披露宴のスピーチを頼まれたら,「切れる」とか「壊れる」,「別れる」などの言葉を避けられるんじゃないでしょうか。
そういう言葉を避けようと考えたとしたら,いくら口では「迷信だ」と言っていても,心の片隅には「ことだま」が潜んでいる訳です
■万能ではないようです(^▽^;)
ただ,残念なことに,「ことだま」は万能ではないようです。
その証拠に,世の中には離婚するご夫婦が沢山おられますよね
勿論,新郎の「元カノ」がたまたま披露宴にまぎれ込んでいて,小さな声で「別れろ,別れろ」とつぶやいておられた可能性も捨て切れません。
もしそうだとしましたら,結婚披露宴などという危険なことは,しない方が良いかもしれませんね
ちなみに,私が「ロト6」を買う時には,「一等が当たる,一等が当たる」とつぶやいているのですが,未だに当たらないです。
きっと売り場の方が,私が立ち去った後に,「当たるな,当たるな」とつぶやいておられるのではないかと思います
ジャンジャン当たってしまうと,一等賞金の分け前が減りますし,キャリーオーバーもなくなりますから,「ロト6」の魅力がなくなってしまいますよね。
いわゆる「営業努力」というやつですね。あっ,一気に「格調が低く」なってしまいました


[今日のお出かけ]
北海道へ行って来ました。
実際には行ったことがありません