■私の思い違い辞典~アナザー・デイのおことばひろば■
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【ほ】 ホームコタツ
《間違い度》 ★★★☆☆
《コメント》 この言葉は全国区ではないのでしょうか…
一昨年に人気を博したテレビドラマ,「のだめカンタービレ」で「こたつ」を取り上げた回がありました。
完全に洋風でまとめられているお洒落な「千秋」くんの部屋に,「のだめ」ちゃんが自分の部屋から純和風の「こたつ」を持ち込んで,ひと騒動起こるというストーリーでした
持ち込んだ「こたつ」は,日本の多くの家庭で愛用されていると思われる,机に布団をかぶせたタイプのもので,我が家では昔から「ホームコタツ」と呼んでいます。
ところが,今回,ブログを書くに当たり,辞書やウィキペディアなどで調べていると,どこにも「ホームコタツ」という言葉が出てきません。これは,私としては,ちょっと意外でした
■皆さんは何て呼んでおられるんでしょうかヽ(~~~ )ノ ハテ?
我が家で「ホームコタツ」と呼んでいるものは,JIS規格では「卓付きこたつ」(以下,とりあえずこの言葉を使います。)と言うそうです。
しかしながら,「卓付きこたつ」と呼んでおられるご家庭は,ほとんどないような気がします
ただ,試しにヤフーで「ホームコタツ」を検索すると,4万件ほどヒットしたのですが,ほとんどが「こたつ」という言葉にヒットしたようで,「ホームコタツ」という言葉にヒットしたものはほとんどありませんでした。
どうも,この言葉は全国で通用する言葉ではないような気がしてきました
一般的な家庭では,単に「こたつ」と呼んでおられるのでしょうか?
もしそうでしたら,早速,家族と実家にお知らせしないといけません
■室町時代に登場( ̄。 ̄)ホーーォ。
ドラマ「のだめカンタービレ」の中でも紹介されていたのですが,「こたつ」は日本人が発想したもので,「室町時代」に登場したそうです。
勿論,当時は電気がありませんので,今の「本名・卓付きこたつ」とは,燃料や形状が大きく違っていたようです
現在のような,電気を熱源とした「本名・卓付きこたつ」が登場したのは1956年だそうですから,私より歴史は古いものの,まだ半世紀しかたっていません。
私の小さい頃,近所のお家に「掘りごたつ」なるものがありましたが,その形状から考えるとこれが「本名・卓付きこたつ」の前身だと思われます
■発案者は外国人???r(・x・。)アレ???
最近は,家庭ではあまり見かけなくなった「堀りごたつ」ですが,「本名・卓付きこたつ」が現れる以前は定番として多くの日本人に愛されてきました。
そのため,これが,室町時代以来,長年に渡って培ってきた「こたつ文化」が結実した結果だと思われがちですが,その歴史はそんなに古くないそうで,おまけに発案者はイギリス人だそうです
ものの本によりますと,明治42年にイギリスの陶工,バーナード・リーチさんが上野の自宅に造った物が元祖だと言われているそうで,それが一般に普及したのは昭和になってからだそうです。
「こたつ文化」は連綿と続いているものの,途中で大きな「歴史の断絶」があったようですね
ちなみに,我が家には和室がないため,「本名・卓付きこたつ」がありません。
たまに,他のお宅に伺ったときに利用させていただくことはあるのですが,この冬はまだ一度も利用したことがありません。これは,日本人として正しい生活と言えるのでしょうか



