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蝶好きなhideのブログ

蝶を採ったり飼育したりするのが好きな62歳のおじさんのブログです。
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右下のテーマは、アゲハチョウ・シロチョウ・タテハチョウ・シジミチョウ・セセリチョウ・ジャノメチョウ・マダラチョウの順に並んでいます。

2023年8月30日 与那国島産 タイワンシロチョウ幼虫はプランター植えのギョボクの新葉を順調に食し葉裏にて蛹になりました。

♂、♀が羽化してくれることを期待していました。

期待通りに9月7日に♂、9月8日に♀が羽化してくれました(^_^)。

 

2016年6月に与那国島で、生まれて初めてタイワンシロチョウ成虫を採った時の感激は忘れられません。

ナミエシロチョウが普通車だとすると、タイワンシロチョウの特に♂のスマートな翅形、裏面の黄色の鮮明さは高級スポーツカーの様な気品、スマートさが感じられました・・・・!

 

2023年8月30日 タイワンシロチョウ 蛹 ギョボクの葉裏

 

2023年8月30日 タイワンシロチョウ 蛹 ギョボクの葉裏

 

2023年8月30日 タイワンシロチョウ 蛹 ギョボクの葉裏

 

2023年9月7日羽化 タイワンシロチョウ ♂ 表面 気品があると思いませんか?

 

2023年9月7日羽化 タイワンシロチョウ ♂ 裏面

 

2023年9月8日羽化 タイワンシロチョウ ♀  

♂とは斑紋がかなり異なります。

2023年8月28日与那国島から帰って来ました。

同島から採取してきたギョボクの葉もタイワンシロチョウに食されだいぶ減りました。

最後の仕上げは自宅にあるギョボクのプランターの新葉を使用します。

ギョボクは水揚げが悪く切り枝ではすぐにしおれたり腐ったりするので、プランターの葉を使用します。

プランターにネット掛けしてそこに幼虫を放ちます。

ギョボクは剪定に強く、古い葉を切ると短期間で新芽、新葉が伸びてきます。

 

2023年8月28日 ギョボクの新葉もタイワンシロチョウに食されだいぶ減りました。

 

2023年8月28日 ギョボクの新葉を食すタイワンシロチョウ 終齢幼虫

 

2023年8月28日 ギョボクのプランター

 

2023年8月28日 ギョボクのプランター この新葉(緑色の淡い葉)をタイワンシロチョウ幼虫は

食します。

2023年8月26日~27日と与那国島に採集に行く事にしました。

目的は迷蝶狙いです。8月8日~9日にかけてルリマダラ、マサキルリマダラ、ウスコモンマダラが採れたとネット情報にでていました。

今回は急に行く事を決めたので与那国島の宿泊所、レンタカーが混んでいて予約をとるのがなかなか大変でした。

 

8月26日、午前10時に石垣空港を離陸、午前10時30分に与那国空港に着陸、レンタカーにて早速ポイントを回ります。所々短時間スコールの様な雨が降っていますが概ね晴れています。

はやる気持ちで各ポイントを回りますが蝶影は薄く、普通種がちょこちょこいる程度です。

各林道のセンダングサを見て回るもリュウキュウアサギマダラ、ヒメアサギマダラ、スジグロカバマダラ、ヤエヤマカラスアゲハ、イシガケチョウしかいません。1頭のみヤエヤマムラサキを採りました。あとはナミエシロチョウがパラパラ。

時折ツマベニチョウが高所を飛びハッとしますが、赤ネットには寄って来ず全くネットが届きません・・・。

与那国島と言えばシロミスジ、タイワンシロチョウ、タイワンモンシロチョウが有名です。

シロミスジはかなり汚損した♂数頭が山頂でテリトリーを張っていました。

 

ある林道脇にギョボクが1本生えているのが目に入りました。

新葉を見ると幼虫を2頭発見。多分タイワンシロチョウ幼虫かと思い持って帰る事にしました。

タイワンシロチョウの幼虫はギョボクの新葉にこだわって葉を食します。硬い成葉には付いていません。同じくギョボクを食するツマベニチョウの幼虫は硬い成葉もバリバリ食します。

 

雨上がりの林道脇の小さなギョボク 

 

ギョボクの新葉上の2頭の幼虫 どこにいるかわかりますか? 答えは下の写真

 

ギョボクの新葉上の2頭の幼虫  赤い矢印の下にいます!

 

2023年8月9日 石垣島産 スミナガシは♀が無事羽化しました。

やや小型の個体でした。

成虫♀は沢山産卵してくれましたが孵化率が異常に悪く、結局羽化したのはこの1頭のみでした。

今回は自宅庭のアワブキに産卵させ孵化し無事羽化に至りました。

石垣島ではヤンバルアワブキを食しますが、本州のアワブキにも産卵してくれ羽化まで至る事がわかったのは貴重な経験となりました。

これで今回の2023年6月23日~6月25日の石垣島、西表島採集旅行に関する飼育は終了です。

 

今回は迷蝶であるヒメウラボシシジミを石垣島で、ルリモンジャノメ、ウスコモンマダラを西表島で採れたので大変満足のいく採集旅行でした。

 

2023年8月9日羽化 石垣島産 スミナガシ ♀

 

2023年6月25日 石垣島産 ヒメウラボシシジミ

 

2023年6月24日 西表島産 ウスコモンマダラ

 

上 2023年6月24日 西表島産 迷蝶 ウスコモンマダラ

下 2023年6月24日 西表島産 土着種 リュウキュウアサギマダラ

ウスコモンマダラの方がリュウキュウアサギマダラに比較して大型で黒っぽく悠然と飛ぶので、慣れると違いがわかります。

2023年7月20日♂、22日♀と石垣島産イワカワシジミが羽化しました。

1頭は蛹で死亡。

♀は小型の個体でした。

何とか羽化までいき良かったです。

 

2023年7月20日♂ 石垣島産 イワカワシジミ羽化

 

2023年7月22日♀ 石垣島産 イワカワシジミ羽化 ♂に比べて後翅の白斑が発達

小型の個体でした。

2023年8月2日 西表島産ルリモンジャノメ蛹は羽化の兆候がみられてきました。

8月4日に♂が羽化、8月5日に♀が羽化しました。

♀は簡単に多数産卵してくれましたが途中で幼虫は結構死亡してしまい目減りが多かったです。

50卵ほど産卵してくれましたが羽化に至ったのは8頭でした。

大きさは野外並みの立派な個体が羽化しました。

 

3齢以降は密閉容器よりヤシ類の木にネット掛け飼育の方がうまくいく感じです。

幼虫の成長中に体が縮こまって死亡する幼虫が多かったです。

原因は不明ですがネット通販で買ったアレカヤシに何か問題があったか?

 

2023年8月2日 西表島産ルリモンジャノメ蛹 羽化の前兆 蛹が黒ずんできた

 

2023年8月4日 西表島産ルリモンジャノメ ♂羽化

 

2023年8月5日 西表島産ルリモンジャノメ ♀羽化

 

2023年7月31日 西表島産ルリモンジャノメ 左 縮こまって死亡した幼虫  右 蛹

 

石垣島産 シロウラナミシミは2023年7月13日蛹になり、7月23日に無事羽化しました。

 

石垣島産 シロウラナミシミ 2023年7月13日 蛹

 

石垣島産 シロウラナミシミ 7月23日 羽化

 

 

2023年7月22日 西表島産ルリモンジャノメ幼虫です。

だいぶ大きく成長しました。

ネット掛けのアレカヤシは葉が圧迫され窮屈そうなので、ミタニのネットケージLをインターネットで購入し使用しました。昆虫、爬虫類用のネットケージです。大変使いやすくおすすめです。蝶の成虫の交配や産卵にも使えますね。

 

7月28日にはアレカヤシの葉裏にて前蛹となりました。

7月31日には蛹になりました。

独特の色彩の蛹ですね。

 

ミタニのネットケージL 昆虫、爬虫類用のネットケージです。大変使いやすくおすすめです。

ジッパーが大小2種類付いていて、蝶(成虫、幼虫)、植物の出し入れがスムースにいきます。

 

2023年7月22日 西表島産 ルリモンジャノメ幼虫 アレカヤシ葉裏

 

2023年7月28日 西表島産 ルリモンジャノメ前蛹 アレカヤシ葉裏

 

2023年7月28日 西表島産 ルリモンジャノメの食したアレカヤシと食痕

終齢幼虫は結構硬い葉もバリバリと食べていました。

 

2023年7月31日 西表島産 ルリモンジャノメ蛹 アレカヤシ葉裏

 

2023年7月31日 西表島産 ルリモンジャノメ蛹 アレカヤシ葉裏

2023年7月25日石垣島産 スミナガシ幼虫です。

立派な終齢幼虫に育ちました。

2023年7月31日にはアワブキの葉裏で蛹になりました。

羽化が楽しみです。

 

2023年7月25日 石垣島産 スミナガシ終齢幼虫 アワブキ葉上

 

2023年7月25日 石垣島産 スミナガシ終齢幼虫 アワブキ葉上

 

2023年7月31日 石垣島産 スミナガシ蛹 葉裏

 

2023年7月31日 石垣島産 スミナガシ蛹 葉裏

 

2023年7月31日 石垣島産 スミナガシ蛹 葉裏

 

2023年7月19日 石垣島産 スミナガシ幼虫です。

自宅庭のアワブキの切り枝にて飼育しています。

発泡スチロールの容器を空けると終齢幼虫になっていました。

頭部に角の生えた独特のフォルムです。

順調に成長しているので安心しました(^_^)!

今後もうまく育って欲しいです。