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蝶好きなhideのブログ

蝶を採ったり飼育したりするのが好きな62歳のおじさんのブログです。
どなたでもお気軽にコメントください・・・!
右下のテーマは、アゲハチョウ・シロチョウ・タテハチョウ・シジミチョウ・セセリチョウ・ジャノメチョウ・マダラチョウの順に並んでいます。

長野県産 ウラゴマダラシジミは2020年4月14日に1♂が羽化し、4月18日までに全てが羽化しました。

トータル6♂、6♀が羽化しました。

♀は胴体が太く、翅面積も大きくゼフィルスの中でも大型の部類に入ります。

ウラゴマ♀の大型の個体は羽化時に蛹から出て翅を伸ばす際に体が重すぎて透明プラ容器内壁面では脚が滑ってうまく羽化できない事があります。

このため大型の♀と思われる蛹は吹き流し内に置いた方がいい場合もあります。



長野県産 ウラゴマダラシジミ ♂ 2020年4月14日羽化


長野県産 ウラゴマダラシジミ ♀ 2020年4月17日羽化

この個体は透明プラ容器(コンビニで売ってる野菜サラダが入っているようなもの)側面壁でうまく翅を伸ばせました。 特に大型の♀は体が重くて時々壁側面につかまれない場合があります。

そういう時は、吹き流し内に蛹を置いておくといいでしょう。



長野県産 ウラゴマダラシジミ ♀ 2020年4月17日羽化

♂に比べて胴が太く翅面積も大きい。


長野県産 ウラゴマダラシジミ ♀ 2020年4月17日羽化 蛹殻

胴体が太く大型の♀の蛹



吹き流し 蝶の♂、♀ペアリング、蛹からの羽化の際に必要。 だいぶ汚れてます(-_-;)!

2020年4月4日 リンゴシジミの飼育も一段落しました。

昨年8月に産卵させて育てていていたオオミスジの越冬後の幼虫を確認してみました。

自宅の2階の雨風のあたるベランダに梅の木のプランターにネット掛けして冬場放置してありました。


梅の枝上に3齢幼虫が2頭確認できました。

今後無事に育って欲しいです(^_^)!


2020年4月4日 新潟市 自宅2階のベランダ 蝶関係の植物プランターが色々あります。

ネット掛けしているのがオオミスジの幼虫が越冬していた梅の木のプランター

ちなみにこのベランダにはアゲハ♀(ミカン)、ルリタテハ♀(ホトトギス)、ツマグロヒョウモン♀(各種スミレ)が飛来して産卵して幼虫が度々自然発生します。



2020年4月4日 梅の木は花が終わって新芽がみられます。


2020年4月4日 暗くて見えにくいですが2頭のオオミスジ幼虫が梅の木の枝上にいます



2020年4月4日 梅の木の新芽上のオオミスジ3齢幼虫

ちょっとタツノオトシゴみたい!?

2020年4月2日よりリンゴシジミの羽化が始まりました。

写真は4月3日に羽化した個体です。

長年飼育したかっただけに感無量です・・・!


思えばリンゴシジミの幼虫を探しに2004年5月に北海道に行きましたが当日は気温が低くエゾノウワミズザクラからはリンゴシジミの幼虫は見つからず、エゾシロチョウの幼虫を1頭得たのみでした。

その後も北海道に何回か採集に行きましたがリンゴシジミは年々減少し、昔いた生息地にもいなくなったりという厳しい状況で全く出会えませんでした。

2019年6月にようやく成虫に出会えて今回の羽化に至りました。


この可憐な蝶がこれからも北海道の大自然の中で生き延びて欲しいです。









2020年4月3日 長野県産ウラゴマダラシジミ幼虫です。全部で12幼虫います。

早いものが食草上で2つ蛹になりました。

羽化が楽しみです(^_^)!



2020年4月3日 長野県産ウラゴマダラシジミ 蛹



2020年4月3日 長野県産ウラゴマダラシジミ 左1前蛹 右2蛹



2020年4月3日 長野県産ウラゴマダラシジミ 左1前蛹 右2蛹


2020年3月29日 長野県産ウラゴマダラシジミ幼虫です。

イボタの葉を食し順調に育っています。

大きいものは終齢幼虫になっています。近々蛹化しそうです。










2020年3月28日 北海道産リンゴシジミの幼虫達は1頭の前蛹を残し9頭が蛹になりました。

2頭の蛹は蝶友に進呈。

これからの羽化が楽しみです(^_^)!


2020年3月28日 北海道産リンゴシジミの前蛹


2020年3月28日 北海道産リンゴシジミの蛹



2020年3月28日 北海道産リンゴシジミの蛹

左 細い蛹 ♂? 右 太い蛹♀?


2020年3月28日 北海道産リンゴシジミの蛹

左 細い蛹 ♂? 右 太い蛹♀?


2020年3月25日 北海道産 リンゴシジミ幼虫は、1番早いものが蛹になりました。

黒・白・緑の混ざった色彩で鳥のフンに擬態しているそうです。

 

リンゴシジミの蛹は自然界では食樹の枝上、食樹の下側に生えるクマザサ、イタドリといった植物の葉表にて見つかるそうです。

蛹は暗い環境だと見つけにくそうですが、明るいLED懐中電灯の光をあてると結構浮び上って見つけやすい感じです。








2020年3月24日 北海道産 リンゴシジミ幼虫です。

ほぼ皆終齢幼虫になりました。

最も早いものはシウリザクラの枝上で前蛹になっています。

無事蛹化してくれることを期待します(^_^)!


2020年3月24日 北海道産 リンゴシジミ終齢幼虫 シウリザクラの葉をよく食す


2020年3月24日 北海道産 リンゴシジミ 前蛹 シウリザクラ 枝上



2020年3月24日 北海道産 リンゴシジミ 前蛹 シウリザクラ 枝上



2020年3月24日 北海道産 リンゴシジミ 前蛹 シウリザクラ 枝上

2020年3月22日 北海道産リンゴシジミ幼虫です。

よく確認したらば全部で10頭の幼虫がいます。2個のシウリザクラのプランターにネットを掛けて中で放し飼いにしていました。

1個のシウリザクラのプランターの葉は食べつくされたので、そこにいた5頭の幼虫はスモモの切り枝にて飼育しています。

もう1個のシウリザクラプランターは葉がまだ残っているので幼虫を5頭つけて飼っています。

3頭は終齢幼虫?

2頭は亜終齢幼虫かなという感じです。


2020年3月22日 北海道産リンゴシジミ幼虫のついているシウリザクラのプランター 木の高さ約65cm

上の大きい葉上に3頭の終齢幼虫

下側の小さい葉上に2頭の亜終齢幼虫がいます。


2020年3月22日 北海道産リンゴシジミ2頭の終齢幼虫

シウリザクラの葉をよく食す


2020年3月22日 北海道産リンゴシジミ 終齢幼虫

シウリザクラの葉をよく食す

2020年3月22日 北海道産リンゴシジミ 終齢幼虫

樹幹~葉分岐部にいると緑の体色が目立つ


2020年3月22日 北海道産リンゴシジミ 2頭の亜終齢幼虫

緑と紫の混じった色で、樹幹~葉分岐部では保護色になっている感じ。


2020年3月22日 長野県産ウラゴマダラシジミ幼虫です。

イボタの新芽、新葉を食し順調に成長し2齢~3齢になっています。

このままうまく成長してくれればうれしいです(^_^)!