長野県産 ウラゴマダラシジミは2020年4月14日に1♂が羽化し、4月18日までに全てが羽化しました。
トータル6♂、6♀が羽化しました。
♀は胴体が太く、翅面積も大きくゼフィルスの中でも大型の部類に入ります。
ウラゴマ♀の大型の個体は羽化時に蛹から出て翅を伸ばす際に体が重すぎて透明プラ容器内壁面では脚が滑ってうまく羽化できない事があります。
このため大型の♀と思われる蛹は吹き流し内に置いた方がいい場合もあります。
長野県産 ウラゴマダラシジミ ♂ 2020年4月14日羽化
長野県産 ウラゴマダラシジミ ♀ 2020年4月17日羽化
この個体は透明プラ容器(コンビニで売ってる野菜サラダが入っているようなもの)側面壁でうまく翅を伸ばせました。 特に大型の♀は体が重くて時々壁側面につかまれない場合があります。
そういう時は、吹き流し内に蛹を置いておくといいでしょう。
♂に比べて胴が太く翅面積も大きい。
長野県産 ウラゴマダラシジミ ♀ 2020年4月17日羽化 蛹殻
胴体が太く大型の♀の蛹