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蝶好きなhideのブログ

蝶を採ったり飼育したりするのが好きな62歳のおじさんのブログです。
どなたでもお気軽にコメントください・・・!
右下のテーマは、アゲハチョウ・シロチョウ・タテハチョウ・シジミチョウ・セセリチョウ・ジャノメチョウ・マダラチョウの順に並んでいます。

2019年には7月に北海道、8月に長野県に行きそれぞれでウラゴマダラシジミ♀を採って産卵させていました。

2020年3月7日になり卵を冷蔵庫から取り出しましたが北海道産の卵は管理が悪く全滅でした。

長野県産の卵は大丈夫でした。

2019年に庭のイボタの大木は庭師さんが雑木と思って根元から切られてしまいましたが、2020年3月になって根元からヒュンヒュンとひこばえが生えてきており何とか飼育に使えそうです。

イボタの木の芽も調度芽吹きそうです。

3月7日に冷蔵庫から卵を出し3月13日頃よりようやく幼虫が孵化し始めました。

孵化した幼虫をイボタの新芽につけてやります。


2020年3月7日 新潟市 イボタの木 昨年根元から切られましたがひこばえがヒュンヒュンと生えており

飼育に使えそうです(^_^)。



2020年3月7日 長野県産 ウラゴマダラシジミ卵 鮮やかな紅色

冷蔵庫の冷蔵室にタッパーに保管していて時々水分を霧吹きでかけていた。


2020年3月7日 長野県産 ウラゴマダラシジミ卵 孵化前にはこうしてカッターで枝から切り出す。

理由は孵化した幼虫を発見しやすくするため。枝に卵を付けたままだと枝上の小さい孵化幼虫が見えにくく下手するとつぶしてしまうため。



2020年3月13日 長野県産 ウラゴマダラシジミ卵 孵化した幼虫

2020年3月13日 長野県産 ウラゴマダラシジミ 孵化した幼虫をイボタの新芽に移動させる。

細い面相筆の先端に水をつけてそっと幼虫をすくい上げ新芽に付けてあげる。


2020年3月20日 北海道産リンゴシジミ幼虫です。今まで使っていたシウリザクラは葉が少なくなってきたので以前からあったスモモのプランターの新葉を与える事にしました。

自然界ではリンゴシジミはスモモ、エゾノウワミズザクラ、シウリザクラ、ウメで発生するのでスモモの新葉もよく食します。


2020年3月20日 北海道産リンゴシジミ幼虫 シウリザクラ葉上 写真右上

体は緑色


2020年3月20日 北海道産リンゴシジミ幼虫 シウリザクラ葉上 

体は緑色と紫色の混じったもの


2020年3月20日 自宅の廊下のスモモのプランター 10年以上 育てています。

新葉と白い花が見えます。



2020年3月20日 北海道産リンゴシジミ幼虫 スモモの切り枝の葉上

体は緑色と紫色の混じったもの



2020年3月20日 北海道産リンゴシジミ幼虫 スモモの切り枝の葉上 

体は緑色と紫色の混じったもの

2020年3月17日 その後の北海道産リンゴシジミ幼虫です。

野外は寒いので家の中のほどほど暖かい廊下にてシウリザクラプランターを置いて飼育しています。

暖房の効いた部屋の中のように暖かすぎると食草の葉が成長し過ぎて硬くなる気がするので廊下で飼っています。

シウリザクラのプランターは2個あります。

2個のシウリザクラのプランターの葉上で計7幼虫を確認しました。

割と大きな新葉に食いつくものと小さめの新葉に食いつくものと色々です。








昨年2019年6月に北海道に行き念願のリンゴシジミ♀を採って2個のシウリザクラのプランターに産卵させていました。

プランターにはネット掛けをして野外のベランダ(屋根なしの雨風にさらされるような環境)にて卵を越冬させていました。

2020年3月4日にネットを外してみました。

まだ屋外は肌寒いですが既に幼虫は孵化しシウリザクラの新芽に食いついていました。

無事孵化したことに安心(^_^)!

羽化までうまくやりたいところです!


2020年3月4日 シウリザクラのネット掛けプランター

屋外のベランダより家の中に取り込む。


2020年3月4日 シウリザクラのネット掛けプランター

屋外のベランダより家の中に取り込む。


2020年3月4日 シウリザクラのネット掛けプランター

枝には孵化して穴の空いた卵殻がみえる。


2020年3月4日 シウリザクラの新芽上のリンゴシジミ初齢幼虫 

2020年3月4日 シウリザクラの新芽上のリンゴシジミ初齢幼虫 拡大


タイワンアオバセセリの飼育について補足です。

インターネットではタイワンアオバセセリの食草であるコウシュンカズラが売られています。

しかし実際注文してみるとほとんどが「キントラノオ」という違った植物が届きます。

まれにちゃんとしたコウシュンカズラが売られていることがありますが・・・・。

園芸屋さんでも正しく理解していない人がいるのですね。


紛らわしいですが「コウシュンカズラ」も「キントラノオ」も同じキントラノオ科の植物なのですが違う種類なのです。

タイワンアオバセセリにネットで買った「キントラノオ」を与えるとどうなったか?

試しに5頭の幼虫に葉を与えましたがちょっと食しましたが結局全て死んでしまいました。

タイワンアオバセセリは「キントラノオ」では飼育できませんのでご注意ください!


2019年11月19日 ネットで注文して届いた 「コウシュンカズラ」じゃなくて実際は「キントラノオ」

コウシュンカズラは枝はつた状に伸び葉はもっと大きく光沢があり、慣れると別種とすぐにわかります。

キントラノオは木立の植物で葉はつやがなく色は緑又は赤紫がかっています。



2019年11月19日 ネットで注文して届いた 「コウシュンカズラ」じゃなくて実際は「キントラノオ」

コウシュンカズラは枝はつた状に伸び葉はもっと大きく光沢があり、慣れると別種とすぐにわかります。

キントラノオは木立の植物で葉はつやがなく色は緑又は赤紫がかっています。


この「キントラノオ」の黄色い花は「コウシュンカズラ」の黄色い花によく似ていますが、葉の色・つや、形状、木の生え方(つた状、木立)が異なります。


立派なタグにコウシュウンカズラとプリントしてありますがこれは写真からして

「キントラノオ」で間違っています。「キントラノオ」はミリオンキッスという愛称で売られている場合もあります。


2019年11月19日 「キントラノオ」の葉をタイワンアオバセセリに食べさせてみます。

一応かじりはしますが、あまり気に入らない様子であちこち移動します。


2019年11月19日から「キントラノオ」の葉を与えたタイワンアオバセセリの幼虫は葉をちょっと食しましたが

結局5頭全てが2日後に死亡してしまいました。

写真は死亡した幼虫。


その後投稿が滞っておりました。すみません。

タイワンアオバセセリ飼育の続きです。

展翅した♂、♀の写真をUPいたします。前翅の白斑が小さいのが♂、白斑が大きいのが♀です。

2019年12月にそれぞれ羽化しました。



石垣島産 タイワンアオバセセリ♂ 2019年12月13日羽化

前翅の白斑が小さい



石垣島産 タイワンアオバセセリ♀ 2019年12月10日羽化

前翅の白斑が大きい



2019年12月10日 石垣島産 タイワンアオバセセリ1頭目が羽化しました。

12月11日には2頭目が羽化しました。

翅の裏面では判別しにくいですが2頭とも♀でした。

♀は前翅表面の白斑が発達します。

無事羽化して何よりです(^_^)!

以前より飼育したいと思っていましたのでうれしいです。


2019年12月10日 石垣島産 タイワンアオバセセリ♀ 羽化



2019年12月11日 石垣島産 タイワンアオバセセリ♀ 羽化


2019年12月11日 石垣島産 タイワンアオバセセリ♀ 羽化


2019年12月3日 石垣島産 タイワンアオバセセリ蛹です。

8つの蛹が得られました。

今後無事羽化してくれるといいですが(^_^)!



2019年12月1日 蛹化直後の蛹です。

この幼虫はギョボクの葉と飼育ケースの透明ビニールの壁の間で蛹になったので蛹化直後の写真を撮る事ができました。蛹化後徐々に茶褐色になり白い蝋状の模様が出てきます。


2019年12月3日 上と同じ個体  蛹化後の蛹です。

蛹化後徐々に茶褐色になり白い蝋状の模様が出てきます。


2019年12月3日 石垣島産 タイワンアオバセセリ コウシュウンカズラの葉で蛹化 2頭



2019年12月3日 石垣島産 タイワンアオバセセリ ギョボクの葉で蛹化 5頭

2019年12月3日 石垣島産 タイワンアオバセセリ 飼育ケースのすきまで蛹化 1頭


2019年12月3日 石垣島産タイワンアオバセセリです。

今日で8頭全ての幼虫が蛹になりました。

2頭の幼虫は食草のコウシュンカズラの葉に巣を造って蛹化しました。

5頭の幼虫はギョボクの葉に巣を造って蛹化しました。

1頭の幼虫は飼育ケースの壁のすき間で蛹化しました。


2019年12月3日

8頭のタイワンアオバセセリの終齢幼虫にて食されたコウシュンカズラの4つのプランター。

終齢になるまでは2個の葉の柔らかいコウシュンカズラのプランターを使用していました。

終齢幼虫は思ったよりも沢山葉を食しました。


コウシュンカズラの葉が少なくなり蛹化場所がなくなったので、葉の柔らかくて大きいギョボクのプランター

(2個)を飼育ケースに一緒に入れていました。5頭の幼虫がギョボクの葉で蛹化しました。



2019年12月3日 ギョボクの葉に造られたタイワンアオバセセリの巣



2019年12月3日 ギョボクの葉に造られたタイワンアオバセセリの巣

巣を開くと蛹がありました。糸で蛹を葉に固定しています。

2019年11月30日 石垣島産タイワンアオバセセリです。

ようやく1頭が蛹になりました(^_^)!

コウシュンカズラの葉を綴り合せた葉の中で蛹化しました。

通常セセリチョウは食草の1枚の葉、または綴り合せた複数の食草の葉の中で蛹化します。

時には食草以外の葉の中でも蛹化します。

今回は食草がほとんど食べつくされたので、蛹化場所としてツマベニチョウの食草であるギョボクのプランターを飼育ケースの中に入れてみました。



2019年11月30日 石垣島産タイワンアオバセセリ コウシュンカズラの葉を上下に2枚綴り合せて蛹化


巣を開いた所

2019年11月30日 石垣島産タイワンアオバセセリ 蛹

白い蝋状(ろうじょう)の模様。



巣を開いた所

2019年11月30日 石垣島産タイワンアオバセセリ 蛹

白い蝋状(ろうじょう)の模様。

2019年11月30日

蛹化場所のためにギョボクのプランターを用います。葉が大きくて柔らかいので蛹化場所としてはいいのでは?と思いました。

ギョボクはツマベニチョウの食草です。ちなみに今年は石垣島に2回行きましたがツマベニチョウの卵、幼虫は見つけられずでした・・・・。


飼育ケースの中に2個のギョボクのプランター(左下)を入れます。

右上は食されたコウシュンカズラの葉。