「vlogcam ZV-E10 を旅行に使ってみた「台湾編」(1)準備」vlogcam ZV-E10 を旅行に使ってみた「台湾編」(2)撮影の続きです。

 

 

 

編集時に気づくこともたくさんあります。

 

撮影時には編集を想定して行なっているので、基本的には撮った順番に並べて各カットの調整を行えばそれなりにできてしまいます。

時々カットの順番を入れ替えたほうが良い場合もありますが、そんなにありません。

実際にカットを繋ぎながら、カットやシーンのつながりで違和感から補正することがあります。

 

 

4Kの美しさ

今回せっかくなので、と全て4Kで撮り4Kで編集です。

編集した映像を、65インチのTVで再生してみました。

キレイですね! 昔のテープ録画時代の映像を見てきたものからすれば「動く写真」です。

記録設定は「24p60M」です。高フレーム、高ビットレートにすればするほど編集時も重くなるので、この設定で問題なければ積極的に使います。(仕事以外)

 

手ぶれ補正の補正

最近の編集ソフトにも「手ぶれ補正」機能があります。気になるカットは補正をかけます。

手持ちでしっかり支えたつもりのカットも、補正をかけるとより安定することもあるので、積極的に使ってもいいと思います。

 

ZV-E10で撮ったカットの検証

プログラムオートで撮った映像はどうなっているのか、SONYのCatalyst Browseというアプリケーションソフトで各カットのデータをチェックしてみました。

プログラムオートは、その都度最適解の設定を自動で行っています。露出を決める、絞り、シャッタースピード、ISOというのは普段カメラを使い慣れて絵作りしている方はよくご存知かと思います。

絞りは、開放から一番絞ってf11のようです。日中の屋外では殆どf11でした。

シャッタースピードは1/50〜1/640、1/50以下にはならないような設定になっているのだと思います。そのため、今回のケースでは絞りもf11までだったのではないかと思います。海沿いの南国リゾート地などでは、プログラムオートでもNDフィルターは必要かなと思います。上限も行き過ぎるとパラパラ感が出てくるので、これくらいの間で設定しているのでしょうか。

ISOは100〜1,000の間でした。

気になるのが、「Camera master gain adjustment」という項目です。特に、室内や夜の屋内など、暗いカットで0dB〜27dBという数値が見られます。

これは、露出の足りない部分を電気的に底上げしているのではないか、というのが私の想像です。

 

カットの補正

そのままでもキレイですが、少し暗いな、と感じ、もうちょっと明るくしたいカットもあります。

 

 

ちょっと暗いな、と思うカットのスコープで見るとビデオレベルがちょっと低いことがわかります。ヒストグラムで見ても、明るさが足りないことがわかります。

そこで、次のように補正することで明るい映像に補正できます。

 

 

暗い方は、PP10の詳細設定でブラックレベルを-5に設定しているので、補正は不要でした。

 

補正前

補正後

 

編集が終わって出来上がった動画ファイル。いい思い出ビデオが出来上がりました。

 

 

まとめ

もともとZV-E10は、ZV-1の不満から買い換えました。

APS-Cカメラとしては、とても安価で手の届きやすいカメラです。そして何よりも、小型軽量で、高画質。音もキレイに撮れる万能カメラです。この性能は旅カメラにピッタリです。

より小型軽量を追求するなら、コンパクトデジタルカメラという選択もありますが、2点式でストラップが取り付けられるZV-E10がオススメです。1点式に比べ安心感が全然違います。

首からぶら下げていても疲れない軽さ、お出かけには欠かせないアイテムです。

 

 

 

 

 

最後に

この試みは、仕事の実践の検証でもありました。構成を立てて作り上げる映像であれば細かな設定を行なって撮影しますが、ドキュメンタリーのような撮影には活かせる部分が多々あることがわかりました。

ミラーレス一眼カメラでの撮影は、業務用カメラのようにサササッと操作できるような取り回しもできないので、割り切った設定も必要かな、と思っていました。

今後、ビデオカメラの操作性と、ミラーレスカメラのクオリティが一つになったすごいカメラが出ることを楽しみしています。一般向け小型軽量で。

 

「vlogcam ZV-E10 を旅行に使ってみた「台湾編」(1)準備」の続きです。

 

 

旅カメラにZV-E10を選んだのは、「小型・軽量」につきます。

旅行の荷物はセーブしたいもの。特に持ち歩く荷物はできるだけ身軽にしたいですね。

このカメラ1台で、写真も映像も両方撮れるなんて、すごいことです。

20年くらい前は、写真用カメラとビデオカメラの2台持ちで、しかも今のように小型ではありませんでしたので、これだけでひと荷物でした。

それでも、家族の思い出を残そうとお父さんはがんばりました。

 

さて、このZV-E10を1台、旅の共にした結果ですが、ベスト・オブ・旅カメラですね。

 

設定はプログラムオート1択

設定編でもご案内しましたように、「静止画/動画/S&Q切換ボタン」は常に「静止画」で「プログラムオート」に設定しました。

この状態で、シャッターボタンを押せば静止画が、録画ボタンを押せば動画が撮れます。

撮影の設定は動画録画時でも静止画の設定内容ですので、その辺りを理解した上で使用することがポイントです。

結論から言って、何の問題もありませんでした。

録画用設定には、24pで撮るならシャッタスピードは1/50にして・・・というのは手軽にとる旅行カメラには向いていません。作品を作るのでなく、個人の思い出録画であればプログラムオートで問題はありません。

屋外、特に晴天時にはNDフィルターも必要になるかとも思いましたが、今回思い切ってカメラ任せにしました。NDフィルターは持っていっても、取り付け取り外しは不可能だと思ったからです。

屋外晴天下はもちろん、屋内や夜のシーンもノイズ感も少なくキレイに撮れました。全解像度ズームを使った時にノイズ感が感じられましたが、それはマニアックな話、キレイに撮れています。

途中不満になってモード設定を変えることなく、終始プログラムオートでいけました。

動画モード時のシャッタースピード優先は、結局使いませんでした。

 

手ぶれ補正は、その場で切り替え

手ぶれ補正はスタンダードで進めていましたが、場によってアクティブを使用しました。

当初、歩きながら撮らない前提でしたが、ツアー旅行はとにかく忙しい。ここで歩く人を迎え打って・・・などとカメラワークを考えて撮れないのが実態でした。よって、歩きながら撮ることもしばしば。スタンダードとアクティブを切り替えながら使用しました。

やはり、アクティブにするとクロップされるので、もっと広く撮れる広角レンズが欲しくなります。しかしながら、16-50mmのレンズも頑張ってくれました。

また、バスの窓から風景を撮る際もアクティブに設定、バスの揺れから来るブレを軽減できました。

 

ローリングシャッター現象対策のSDカード

SDカードを高速書き込みタイプに変更しました。おそらくその成果だと思いますが、歩き撮影でも画面が変になることもなく、キレイな映像を撮ることができました。

これには、24p60Mに設定していることも貢献していると思います。

24p60Mと24p100Mの差、撮り比べたことはありませんが、今回24p60Mで撮った映像を見ても不満はありません。取扱データ量を少なくすることはカメラの負担が軽くなることなので、映像に影響がない範囲で積極的に工夫することをオススメします。

 

その他気づいたこととして、

 

バッテリーは最高1日2.5本でした。その日は結構撮影量が多かったのもあります。バッテリーは3本持っていき、万が一のための充電用モバイルバッテリーも持っていきましたが出番はありませんでした。

常に静止画モードにでスタンバイしていることも貢献していると思います。動画モードだとバッテリー消耗が早い感じがします。

モニターの明るさも、バッテリーの消耗を考えてこまめに切り替えました。C2のボタンに切り替えを設定しています。

 

音声ですが、内蔵マイクで何の問題もありません。欲を言えば、特にうるさい雑踏の中で話ている人の声が拾いにくいということがありましたが、そういったシーンは少ないので問題ありませんでした。これが、そういったシーンが多いのであれば、ガンマイクを使うところでしょうが、今回のように気軽に旅行に使用することを目的とすれば、音源に近づけるなどの工夫をすれば乗り切れると思います。

 

ホワイトバランスはオートで問題ありませんでした。若干、日陰で青く感じることもありますが、それも雰囲気として割り切りました。

 

フォーカスも基本的に問題ありません。設定は「ワイド」です。人に向ければ顔認識、瞳AFが働くので、大変重宝しました。

ただ、広く風景を撮ろうとした時、抽象的なものだとピントが迷うことがありました。

 

C1設定の「背景ボケ切り替え」は全く使いませんでした。前項対策にマニュアルフォーカスの設定をしてもいいかもしれません。

 

また、自撮りではなく、誰かにシャッターを切ってもらおうとカメラを預けた時の話ですが、お願いした人全員「録画」ボタンを押してました。写真を撮って欲しいし、ご本人もそのつもりですが、赤い印のボタンが目立つのか、このボタンを押してました。あらかじめ、シャッターボタンがどれかを伝えていても、録画ボタンを押すので、指の位置がすんなり来るのがこの位置なんでしょうか。

 

カメラの持ち方

そこでふと気づき、持ち方を変えてみました。

通常、写真のような持ち方で録画ボタンを押します。

 

 

これを、次の写真のように、親指で押すような持ち方に変えてみました。

 

 

こちらの持ち方だと、結構安定します。脇も閉まるので安定感が増します。しかし、目線が低くなるのでシーンを考えて使い分けました。目線が低くなるので、バリアングルでモニターを上向きにするのですが、バリアングルにするとストラップとの兼ね合いもあり、こういう時は単にチルト式の方が便利だと思いました。

 

静止画の撮影

動画を優先した記録にしているので、ピクチャープロファイルを「PP10」にしました。静止画撮影でもこの設定は生きるので、撮影したデータは全て現像しました。静止画の撮影形式は「JPEG+RAW」で、RAWデータを現像しています。

自分の好みで「PP10」にしていますが、両方の両立を考えてピクチャープロファイルをOFFでも良いと思います。ここはお好みで。

 

 

まとめ

今回のテーマは「4Kで撮る旅の思い出」です。そのために、どのような設定で、どのような撮り方をすればいいかを試しています。ただし、あくまで一般の方向け、ミラーレス一眼カメラが難しそう、と思われる方のヒントになればと思います。
いまではミラーレス一眼カメラで動画を撮る時代ですが、もっと難しくなく手軽に動画を撮るなら、やはりビデオカメラがオススメです。ミラーレス一眼カメラより設定も簡単で、キレイに撮れます。もちろん4Kで撮れるビデオカメラもあります。
実際に旅カメラでミラーレス一眼カメラを使ってみて、静止画と動画をこれ1台で撮れること、が最大のメリットです。しかも、一眼カメラなのでキレイに撮れます。
ZV-E10を旅カメラとして最高のパートナーではないでしょうか。
 
次回は、「編集」で気づいたことをご案内します。
 

先日、「vlogcam ZV-E10 を旅行に使ってみた」という記事を書きましたが、台湾に行く機会ができたので、再び活躍していただくことにしました。

 

前回の記事はこちら

 

 

前回の反省を踏まえて、いくつか改善を加えました。

  • C1ボタンは、デフォルトの「背景ボケ切り替え」に変更
  • 動画モード時は、「シャッタースピード優先」に変更
  • SDカードを変更
以下は継続です。
  • 「静止画/動画/S&Q切換ボタン」は常に、「静止画」で「プログラムオート」に
  • 「手ぶれ補正」は「スタンダート」
  • ピクチャープロファイルは「PP10」。但し、設定を一部変更。

 

今回の旅の背景として、

30年以上ぶりにツアーに参加します。当然個人旅行より、行動範囲、時間に制限があります。自分のペースでは決して撮れません。

撮影旅行ではなく、本来の旅の目的がありますので、あくまでも記録や思い出を残すためにカメラを使います。

また、今回は「動画」を中心に撮ることにしました。

 

 

■C1ボタンは、デフォルトの「背景ボケ切り替え」に変更

前回、C1ボタンには「フォーカスエリア」を設定しましたが、デフォルトの「背景ボケ切り替え」に戻しました。
前回使いませんでしたので、一旦デフォルトに。他も考えましたが、思いつくものがないので、デフォルトに。
 

■動画モード時は、「シャッタースピード優先」に変更

録画設定は4K24pでしたので、シャッタスピード優先で、1/50に設定して撮ることにしました。但し、「静止画/動画/S&Q切換ボタン」を「動画」にしたときの設定です。
静止画モード時と設定内容を切り分けられないことは承知の上です。1/50で撮りたい時にこのモードを使うと言う前提です。
 

■SDカードを変更

今回一番大きいのは、ここかもしれません。
手ぶれ補正をいろいろ試していたとき、ローリングシャッター現象に悩まされました。
歩き撮影は普段しませんが、ケースによっては必要になることもあるだろうとテストを繰り返していたのですが、画面の中でブロックノイズのような感じで画面の一部がついてきていません。
これはなんとかしなければ、と色々設定を変えてみるのですが、満足のいく結果になりません。
そもそもローリングシャッター現象が起きる原因から調べていたところ、ある仮説を立てました。「SDカードの書き込み速度が速かったら、どうだろう」。
早速、SDカードを注文。出発3日前には届く予定です。
 
ところが!
予定日に届かない。購入先に確認したところ、Black Fridayの影響か、荷物が集中していて遅延が発生しているとのこと。お届けは2〜3日後だという回答です。
ということは、、、出発の前日か当日!
そのことを伝えましたが、既に発送済みなので配送会社次第とのこと。
最悪、今のSDカードのまま使うことを覚悟していましたが、出発前日の夜、受け取りました。テストする時間は無いので、そのままカメラに装着して出発しました。
そのSDカードがこちらです。
 
 
これまでは、左側のSDカードを使っていましたが、右側に変更しました。
一般に、4K動画撮影にはUHSスピードクラス「3」が推奨されています。ビデオスピードクラスは「V30」以上、その点をみれば、今まで使っていた左側のSDカードでもクリアしているように見えますが・・・。
 
そこで、これ以上のスペックを探しましたが、UHS-IIのSDカードになってしまいます。ZV-E10はUHS-II非対応で、使えないことはないですがUHS-IIのSDカードではもったいない仕様になってしまいます。(UHS-IIのカードはめっちゃ高いので)
そのとき、UHS-IのSDカードで書き込み速度が速いことをうたっているものを見つけ、それを選びました。
結果ですが、、、それは次回で。
 
 
 
次に、継続した設定です。
 

■「静止画/動画/S&Q切換ボタン」は常に、「静止画」で「プログラムオート」に

前回も紹介しましたが、こうすることでシャッターボタンを押せば静止画が、録画ボタンを押せば動画が撮れます。シャッターチャンスを逃さないことが重要なので、この使い方が一番便利です。
 
ただ思わぬことも・・・。それは次回に。
 

■「手ぶれ補正」は「スタンダート」

「手ぶれ補正」は「スタンダート」がデフォルトです。これは、広角側を優先したいから、それだけです。
歩きながら撮ることは、殆どしません。(ケースによっては歩き撮影も想定)
 

■ピクチャープロファイルは「PP10」。但し、設定を一部変更。

PP6も試しましたが、結局PP10を選びました。
但し、詳細設定を次のように変更しました。
 
ブラックレベル -5
ガンマ HLG2
カラーモード 709
ディティール +5
 
ブラックレベル、ディティールは単に好みなので大きな意味はありません。
 
 
その他に、
ストラップの長さも短め、首から下げるとお腹の辺り、ベルトの上になります。
これは、ベルトでカメラを傷つけないようにすることと、それくらいの高さの方が邪魔になりません。
また、首にかけたままピン!と張るように伸ばして使うと、結構安定した映像が撮れます。
 
レンズは、16-50mmのズームレンズのみ。前回も、交換することなく全てこれ1本でいけました。
 
最後に、なぜ旅カメラにZV-E10なのか。せっかくの海外旅行なら、フルサイズを使った方がいいのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
 
撮影が目的ではないので、荷物は最小限、軽い方がいい。それだけです。
その点、写真も動画もキレイに撮れて小型軽量なZV-E10は最適だと思ったからです。
結論を先に言うと、それは大正解でした。
 
次回は、実際に使ってみて、のお話です。
 

取材カメラとして活躍中の Vlogcam ZV-E10 ですが、旅行に持っていきました。

結論から言いますと、思い出を写真と動画の両方残せて、しかも荷物にならない。とても便利でいいカメラです。

 

 

旅に持って行ったレンズは、16-50mmのズームレンズのみ。コンパクトで軽くて、ストラップをつけて首から下げていましたが、全く疲れません。

(以前、これよりも小さくて軽い vlogcam ZV-1を使用していましたが、ストラップがつけられずグリップも握りにくくて意外と携帯するのに不便でした。)

 

単焦点レンズも考えましたが、作品を撮りに行く旅行ではないので、ここは思い切ってズームレンズ1本としました。

 

旅行はとにかく、じっくりカメラを構える暇がありません。一人旅ならまだしも、家族と一緒となるとカメラを構えている間に置いていかれます。

サッと構えて、サッと撮れることが重要です。

 

まず、旅に備えて設定を変更しました。

一番悩んだのが、C1ボタン。デフォルトでは「背景ボケ切り替え」になっていますが、私は他のSONYのカメラと統一して「フォーカスエリア」を設定しています。

 

 

旅先で写真を撮りたい時、ピント合わせの場所を「フレキシブルスポット」で決めて・・・と思っていましたが、結局「ワイド」が一番重宝しました。ワイドに設定すれば殆ど不自由しません。顔認証、瞳フォーカスも性能がいいので大変便利です。

フォーカスエリアを変えることはそんなにありませんでしたので、次回旅行で使用するときは「背景ボケ切り替え」に戻そうと思います。

 

カメラを構える際、モニターを見るといつも「トラッキング」が機能していました。それがなぜかその時は分かりませんでしたが、首から下げているとモニターに触れるので、タッチ操作が効いてしまうのですね。タッチ操作は切っておいた方が良さそうです。

 

 

 

 

「静止画/動画/S&Q切換ボタン」は常に、「静止画」です。この状態だと、シャッターボタンを押せば静止画が、録画ボタンを押せば動画が撮れます。

 

動画の設定はあらかじめ行なっておきます。
色々事前に設定して試しましたが、「おまかせオート」が最も安心だということがわかりました。

 

最初は仕事感覚で、シャッタスピードは1/50で、などと考えていましたが、いちいちNDフィルターを着けたり外したりといったことは旅先では無理です、ここは割り切って「おまかせオート」が最も安心です。

 

「手ぶれ補正」は「スタンダード」一択です。歩きながら撮る、というシーンはあまりありません。構成を考えて撮れば、そんなに必要なシーンではありません。

 

写真の設定です。絞りなど変えて撮りたいシーンもあると思っていましたが、「プログラムモード」で何の不自由もありませんでした。RAWで撮影して後で現像する、と割り切りました。

 

以上が、ZV-E10の旅行設定仕様です。

でも、カメラに慣れていない方は、設定は全てオートでカメラ任せでも良いかもしれません。


 

 

バッテリーですが、手持ちの3本全て持っていきましたが使ったのは1日2本です。思ったより持ちますね。主は旅を楽しむことですから、当然ですね。

 

ZV-E10 は、動画に特化したミラーレスカメラですので、本来であれば普通のミラーレスカメラを持っていくのがいいのだと思います。

しかし動画を撮る時、大事なのが音。外部マイクは大袈裟になるし荷物にもなるので、着けたくない。そうなると、Vlogcamは理想の仕様になっています。動画をメインとして、写真を撮りたい方には ZV-E10 はいい選択だと思います。

 

全てが良かった、というわけではありません。
録画中、ズームを使うとモーター音が入ります。また、録画したつもり、が意外とありました。録画中はモニター全体に赤い枠が表示されますが、それよりも録画時間、またはタイムコードのカウント表示が大きいと安心します。(そんなこと言うの、プロだけでしょうか)「REC」の文字や赤いランプが付くのもいいと思います。

 

できるだけ最小限の持ち物で、旅の思い出を写真と動画で撮りたい。そんなニーズにZV-E10は応えてくれると思います。他のAPS-Cカメラと比べてもお値打ちなのでオススメです。

 

 

 

 

ZV-E10を使ってスゴイと思う機能の一つが「手ぶれ補正」。

レンズ自体の手ぶれ補正機能や、本体にも電子手ぶれ補正がついています。

 

こんな小さいカメラでそこまでできることがスゴイ!

 

FX30には本体にも手ぶれ補正機能がついていますが、ZV-E10と比べればサイズは大きい。
このサイズのカメラでそこまでできることが、本当にすごいと思います。

 

カメラを手持ちで撮影すれば、必ずブレが生じます。
ブレ無しで撮ることは不可能です。どうしてもブレを無くしたいのではれば、三脚を使うのがマスト。

時には、手持ち撮影でブレも含めて映像化したい時でも、あまりブレが大きいと大変見づらい映像になってしまい、できるだけブレを抑えることが要求されます。

その点、この手ぶれ補正機能を使えば安心して使えます。

 

 

先日、最近動画を始めたという人からこんな質問を受けました。

同じソニーのミラーレス機を使っているが、手ぶれ補正が効かないという話です。

よくよく聞くと、歩きながら撮った時ブレるというのです。

 

歩きながら撮ればブレます。どうしてもブレを最小限にしたいのならジンバルを使うことをオススメしました。

歩きながら撮るのは、プロのカメラマンでも難しいです。歩きながらにコツがあり、もちろんブレをゼロにすることはできません。

 

ミラーレス機についている手ぶれ補正は、そんな大きなブレを吸収できません。

FX30のように、レンズの手ぶれ補正+カメラ本体の手ぶれ補正の両方を効かせることができればもう少し期待できますが、あくまでも補助機能。

 

また、手ブレ機能を最大限に活かすには広角レンズを使うこともオススメです。

望遠になればなるほど、手ブレは大きくなります。
釣竿の先のように、手元でしっかり持っているつもりでも竿先は結構揺れますよね。

 

手ブレを完全に無くす方法は三脚を使うことですが、手持ち撮影したいときに手ぶれ補正が活躍します。

適度な手ブレは、リアリティを演出できます。また、望遠でわざと手ブレを起こして演者の緊張感を演出することもできます。

 

余談ですが、沖縄のビーチでモデルさんを撮影した時、遠くから望遠で大きくブレを作って撮影し、編集時にスローモーションをかけることで波と戯れる様子を演出しました。

 

手ブレも全て無くす方向で考えず、積極的に使うことで演出の幅も広がります。

手ぶれ補正機能をうまく使って手ブレの加減をコントロールし、演出しましょう。

 

 

2023.12.22 追記

結構この記事が読まれているようです、ありがとうございます。
語弊があるといけないので、少し補足します。

手持ち撮影では、カメラをしっかり構えて手ブレを最小限になるよう努力します。どんなに頑張っても、手ブレをゼロにすることはできません。ゼロにするには、三脚に取り付けるか、どこかに置くか。

手ぶれ補正機能は、頑張って手ブレを最小限にしようとしてるのを助けてくれます。これが大変ありがたい機能です。

例えば、広大な風景を左右にゆっくりパンしたり、あるいは高い建物を見せようとゆっくり上下にパン(ティルト)したりする場合も、手ぶれ補正がサポートしてくれます。

更に広角レンズを使えば、より安定した映像を作り出せるので、三脚やジンバルを使わない場合でも見やすい映像を作り出すことができます。

これが、手ぶれ補正機能の素晴らしいところだと思います。

また、先日旅先で、バスから車窓の風景を撮る時も手ぶれ補正が活躍してくれました。その特性をつかむと効果的ですね。