懐かしのぱちんこ名機列伝 -9ページ目

CRめちゃいけナース(西陣)



かつては三大メーカーの一角を担っていた老舗西陣。

その独特の味わいというか、ティストが感じられていたのは(個人的には)この頃
までだったのではないかと?


今ではタイアップが幅を利かせている為、メーカーも開発時点でそのモチーフに合わせたり、
ヒット機種の演出を真似たりと、打って見るまでは液晶がどういう動きをするのか予想が
しにくかったりしますが、この頃は各メーカー独自の動きというか、独特のテンポやバランス
が重視されており、機種ではなくメーカーに対しての固定ファンというのが数多く存在して
いたように思います。


西陣の場合、通常演出中のちょっとした違和感というのが大当りに深く関与している場合が
多く、打ち手を飽きさせない工夫という部分に強いこだわりがあったような気がします。

スタート時の図柄の伸縮具合や背景スクロール時のキャラ変化予告等、注意深く見ていなけ
れば気がつかないような演出に信頼度が大きく影響している事が多く、打ち込むほどにその
計算されつくした発生バランスに感心したものでした。


しかし、これらは逆に言うとライトユーザーには中々魅力が伝わり難かったようで、その
面白さとは裏腹に人気という面では苦戦を強いられていたような気もしますが・・・・

リミット規制が緩和されたとはいえ、この頃からデジパチは海物語の圧倒的人気に支配され
るようになり、新規ファンのほとんどがそちらに流れてしまった為、こういう味のある台は
その魅力を伝え切る事なくホールから姿を消してしまうんですよねぇ・・・





CRドルフィンリングK(平和)

■大当り確率317.7分の1



リミット規制の解除と共に、当時話題になっていた64ビットCPU搭載機として

初めてホールに登場したのが確かこの台ではなかったかな?



グラフィック面が大幅に強化されており、その美麗さは当時のゲーム機以上と

噂されてはいたものの、実際に登場してみると自分はそんなにインパクトは

感じませんでしたが・・・


ん~、確かに図柄の動きとかドットの細かさは凄かったとは思うのですが、これって

大当りには全く関係ないですよね。



出玉面に全く関係のない部分で規制が緩和されても、打つ方としてはそれ程魅力を

感じないというのが正直な感想だったのではないかと?


演出面では現在のデジパチの原型ともいえる流れとなっており、逆にいうならばデジ

パチはこの頃からさしたる進化を見せる事無く、グラフィックやギミック的な演出を

付随する事で、発展してきたのかもしれません。





何か、今そのまま出してもそこそこ通用するように感じてしまうのは自分だけでしょうか?

・・・というか、デジパチの演出なんてこれ位で充分じゃないですかね。


予告を増やして、リ-チが増えて、更に発展形のSPが存在し、おまけにプレミアまで

加えてしまったら、必然的に一つ一つの信頼度は大幅に下がってしまうじゃないですか。


結果としてデジタルが作動した瞬間にほぼ外れが確定してしまうパターンが最近の台は

多すぎると思うのです。


何と言うか、この頃は段々期待度が高くなっていって最後まで大当りの望みがあったよう

な気がするんですよね。


最後まで「当るかも?」と思わせるのがデジパチの演出では一番重要だと自分は考えてい

るのですが、今の台はプレミアが出ない限り最後まで「外れるかも?」と不安になる演出

が多すぎなんですよねぇ・・・・



■ゲームで遊ぶ

ヘイワパーラープロドルフィンリングスペシャル
¥1,200 Amazon.co.jp

ワイワイワイ(太陽電子)

■大当り確率500分の1


旧要件時代のアレパチは、デジタルを使用した一発台という使われ方で独特の人気を

得ていたのですが、太陽電子の機種は低確率で通常時にガンガン回るというスペックを

数多く登場させています。



ちょっとした短時間勝負や、投資金額を決めたりして打つには持ってこいのゲーム性は

打ち手にもホールにも重宝されたと思うのですが、それが結果として当時、最大級の攻略

法を生み出す事になってしまいます。



デジタルの出目に規則性があるのではないか?

ある程度出目を狙う事が出来るのではないか?



最初にその疑問を投げかけたのは今は亡き「プロが教える秘密のパチンコ術」でした。


見開きページで文章だけのその記事には発見の経緯や、攻略効果を延々と連ねていたのですが、

この号では最後まで機種名を明かす事はなく、詳細は次号にてという前後編スタイルになっていました。

(それでも一応ヒントらしきものはあったので機種を特定出来た人もいたんでしょうねぇ)



この特大スクープはパチンコファンの話題を独占して、大々的に発表する事で売り上げ増の効果も

狙ったのでしょうが、当時の専門誌は月刊誌でしたからね。


次号登場を待たずして先にガイドで機種名と攻略法が発表されてしまった為、後編が発売された時に

は既に攻略法自体が使えなくなってしまっていましたw



手順自体は至ってシンプルで、左と中の出目生成には盤面下部ポケットの入賞ランプが関与

しており、精算ボタンを押す事で出目の狙い打ちが可能となり常にゾロ目を揃える事が出来る

というものでした。


具体的にいうと左デジタルの数字に対して中出目は入賞ランプが点灯する度にその差がずれる

ようになっています。左が5で中が3ならばランプを2つ点灯させるとその差が0となるので、後は

これを崩さないように精算ボタンで点灯を防ぐというものですね。


右出目は狙えないのですが、左中に常にゾロ目を停止させる事で、大当り図柄(333・777)の

確率は本来の10倍アップで狙える事となります。


大当り出玉4000個の台が1Kで40回転以上回せて、その確率が50分の1なんですから

いかに凄まじい効果があったかは容易に推測できると思います。



残念ながら実際に専門誌で紹介された時にはホールでは対策済みとなっており、その恩恵に

授かる事が出来た人というのは自分も含め一般レベルではあまりいなかったのではないかと思いますが・・・・



尚、当時ガイドの編集長だった末井昭さんの著書「パチプロ編集長」には、この機種の解析

から攻略法発覚までの流れに関して詳しい裏事情が記されており、解析担当のS氏がガイドから

一時離れた原因にもなっています。


CRみっちゃんV(ニューギン)

■大当り確率359分の1


確変突入率2分の1・最大継続5回までというデジパチ暗黒時代に登場。


スペック的には今のパチスロのように規制でがんじがらめにされており、何を出しても

人気が出ないので各メーカーが演出で差別化を図る事で何とか新台を売り捌いていた

というような印象があります。



そんな中登場前から注目されていたのが、3D表示を採用した新感覚デジパチでした。


図柄や背景が浮かんで見えるというのは確かに従来にはない表示方式なんで、まだ見ぬ

新台に誰もが期待を寄せてはいたのですが・・・・・



実際に登場してみると、「何じゃこりゃ?」というのが大方の感想だったのではないかと。





3D処理が追いつかない為か、やたら動きがトロトロしている割に、従来機のリーチ演出に

比べそれ程インパクトがあるわけではなく、更に凝視しているとやたら目が疲れるという有様

でして、わざわざ取りいれた必然性を全く感じないんですよねぇ・・・



逆に言うならば、この時代はこんなものまで使わなければならない程追い込まれていたのかも

知れませんね。



同時期に同じシステムを採用したカンカン天国 も登場していますが、どちらも前評判とは違って

あっという間に客が飛んでいたという印象があります。


3D表示自体はその後もサミー・西陣・三洋からも一応登場はしていますが、いずれもおまけ程度

の演出でありながら、あまり評価は高くなかったような気がします。



只、使い方次第では大化けする魅力も秘めているような感じがしますから、もしかしたら今もどこかの

メーカーで開発自体は続けられているのかも知れませんね。



*画像はasutarasuさん からお借りしています

セクシーショットS(マルホン)

■大当り確率237分の1


タイアップという概念が産まれる前のパチンコには、メーカーがそれぞれ工夫を凝らした

モチーフというものが数多く登場していました。



そんな中、今では絶対に無理だろうと思われるジャンルに果敢に挑戦していたのが、この

台でした。



何せ、テーマは盗撮ですからねw



液晶は上下に分割されており、下段ではシンプルな縦スクロール。

上段はシャッター小僧(死語)が様々なステージでパンチラに挑み、見事に撮影出来たら

大当りになります。


何度か打った記憶はあるのですが、確か現金機デジパチの連荘が禁止され、CR機の人気が

高まった頃に、現金機のみで登場していたのではなかったかな?



マルホンマニアだった自分なのですが、何かちょっと打っていて「かったるい」という印象が

あって、積極的に手を出す事がなかったようなイメージがあります。


多分CRデジパチの連荘に魅了され自力連に頼る現金時短機を楽しめない身体になっていた

ではと・・・・(汗



実はこの台、みなし機が撤去される直前まで割と近場に設置されており、打つ機会は幾らでも

あったにも関らず、結局最後までスルーしてしまいました・・・orz



今頃になってあの頃の自分の感覚を凄い後悔しています。

(只、言い訳として積極的に打つような釘ではなかった事だけは補筆しておきますね)





魅惑の盗撮の数々


nobさんのブログで動画が公開されています



*画像はasutarasuさん からお借りしています