懐かしのぱちんこ名機列伝 -73ページ目

雀士ウーロン牌V(マルホン)

ウ-ロン

■大当り確率124分の1(11分の7で次回まで時短突入)


現在徐々に設置が増えている羽根デジですが、その原型となるスペックマシンを

かつて数多く生み出していたのがマルホンです。


単に出玉が少なく、確率が甘いというだけでなく、ゲーム性や一撃性も充分に兼ね

備えており、他メーカーがほとんど参入してこなかった事もあり、ホールではほぼ

マルホンの機種がこのシェアを独占していました。


ウーロン牌では揃った図柄でラウンド数も変化する等、現在の突確に似たシステム

を既に取り入れており、現金機である為、確率変動こそないものの、抜群の電チュ-

性能で玉が微増する為、はまりが苦にならない利点もありました。


豊富なスーパーリーチや激アツの巨大リーチ棒予告等、演出のバランスも抜群で

現行規定でそのまま登場させても充分人気が出ると思うのですが・・・・・


マルホンは昔からこういう斬新なスペック機の開発に優れていたのですから、もし

かしたらこれから続々とヒット機種を生み出すかも知れませんね(殆ど願望ですが・・・)



海の人気に陰りが見える今こそ、マルホン帝国復活ののろしが上がってほしいものです。






マッドボーイGP(三共)

マッドボーイGP


新要件直後、サンダードラゴン とほぼ同時期に登場した大量出玉の羽根物。

こちらは残念ながらあまり設置が伸びず、マイナー機種になってしまいました。

見た目のインパクトが災いしたのか、ほとんどのお店がメカニカルな雰囲気の

あるサンダードラゴンを選択したためでしょうか?


こちらも大当りでほぼ2000個の出玉が期待できる為、入賞ルートは非常に

シビアです。、役物奥の人形は開閉時に一瞬手を上下させるのですが、丁度

上に上がったタイミングで玉が落下し、尚且つ中央に向わなければほぼ外れと

なってしまいます。


一旦大当りになれば、中央のビーカーに玉が貯留され、パンクの心配はほぼ

ありませんでした。しかもこの貯留解除からV入賞までのタイムラグはサンダー

ドラゴンよりも長めになっていますので、継続リセット(タイムラグ間にスタート

チャッカー入賞でラウンドが最初に戻る)も狙い易くなっていました。


一撃性は申し分ないのですが、そのしわ寄せは通常時のゲーム性の辛さとなっ

てしまった事も導入が敬遠された理由でしょうか?


当時はまだまだ羽根物は「定量制」が主流でしたので、このようなスペックには

慎重な対応を考えたホールが多かったんでしょうね。


多分メリハリが好きなお店なんかは喜んで導入したかもしれませんが・・・



こちらは2チャッカーに電チューを採用した兄弟機「SP」

新要件になって羽根物にも電チューが認められたため、初期はこのように

ノーマルタイプと電チュータイプの兄弟機が数多く登場しています。

CRギンギンタクシー2号(豊丸)

■大当り確率16・4分の1


スルーチャッカーの禁止により一時は絶滅しかけた権利物なのですが、新基準機登場と

共に新生スペックとして生まれ変わりました。


従来の確率変動方式ではなく、大当り確率自体は甘めで、振り分けや電チューの開放

時間を変動させる事で、ゲーム性に幅を持たせ擬似連荘を実現しています。


まわるくん(ビスティ)・連発花火(ニューギン)・ダンスタイム(大一)・ダイナマイ娘(大一)

ぶっとびハリケーン(マルホン)・ホースケ君DX(平和)等、各社がこぞって権利物を登場

させていたのですが、個人的に一番好きだったのがこのギンギンタクシーでした。


かなりマイナー機ですので御存じない方も多いと思いますが、基本的にはホースケ君と

非常に似たゲーム性を持っています。


異なるのは連荘システムで、こちらにかなりの技術介入度が存在したのです。


大当り後役物電チューが10回開閉するまで、開放時間がアップする事で連荘を狙えた

のですが、この台の場合、スタートチャッカ-入賞で3回の開放を行なうようになっていました。


ホースケの場合、5秒ほど開いて玉を拾うようになっていましたが、1回の開放で1回転しか

期待できなかった上、もし空振りした場合、チャンスを1回ロスする事になります。


しかし、こちらは1回の開放で最大3回のチャンス(3回目は0.2秒の開放なんでほとんど期待

できませんが・・・)があります。この3回目はどちらかというと、連続入賞によってデジタル回転

中に電チューが開放される危険性を回避する意味合いがあります。


チャンスタイムはスタートチャッカーに10個入賞か、デジタル10回転までですが、この親切設計

のお陰でほとんどロスする心配が事なく、電チュー開放数とデジタル回転数をきちんとチェックして

おけば、最後の開放で2回転を効率よく狙う事も可能でしたので、ホースケ君に比べ非常にロスの

危険性が少なかったのです。


勿論デジタル演出等もバランスよく出来ていたと思うのですが、他メーカーに比べ登場時期がやや

遅れた為でしょうか?・・・一通りホールが権利物を導入した後に、あえて追加導入や入れ替えで似た

ようなスペックの権利物を選ぶはずもなく、完全に忘れられた存在となってしまいました。



個人的にはホースケ君の10倍は面白かったと思っています(*ホースケ君も面白かったのですが、

それより更に優れていたと・・・・)

・フィーバー10スペシャル(三共)

■大当り確率200分の1?


デジパチの元祖「フィーバー」で爆発的ヒットを飛ばした三共はその後も

ドラム式デジパチにフィーバーの冠名をつける事で一種のブランドとして

その地位を不動のものとします。


この戦略は他社も追随する形となり、平和の「ブラボー」、西陣の「ルーキー」

ニューギンの「エキサイト」、三洋の「パニック」、京楽の「スカーレット」等数多

くのシリーズ機が登場する事となりました。


それまでのパチンコではありえなかった大量出玉が誰でも(金さえ使えば)簡

単に体感できたのですから、正しく革命と呼ぶにふさわしいスペックだったと

言えるのではないでしょうか?


その一方でギャンブル性の高さが問題となり、デジパチは常に規制の対象と

なり、スペックの変更を余儀なくされています。


そんなデジパチの歴史の中で最もスペックが劣化したのは「10カウント10R」

を上限とする1300個規制でした。


それまでのブームが嘘のように急速に客足が落ち、デジパチの存続すら危ぶ

まれたものですが、この暗黒の時代に再び従来のパチンコではありえなかった

革命的出来事が誕生しています。


「定量性の廃止」

「終日フル稼働」


それまでのパチンコと言うのはお店が決めた打ち止め個数に到達すると、遊技

は中止となり強制交換させられていました。又、同一台での連続遊技も基本的

には不可能という店が多く、一旦打ち止めになった台はその後しばらく稼動を止

めて、一定の時間に(抽選で)開放をする事でお客を呼ぶ手段に使用されていました。


羽根物等、明らかに釘調整のミスによる開放台はそのまま閉店まで打ち止め台

として放置される事も珍しくなく、出すぎた台は打たせない事で割りのバランスを

取るというのが当たり前の時代だったわけです。


デジパチも4000個時代には1回交換で同一台での遊技不可のルールが多かっ

たのですが、余程の事がない限り稼動を止める事はありませんでした。


更に出玉が2000個になってしまうと、1回交換でも連続遊技が可能となったり、

お店が定めたラッキータイムで大当りした場合は連続遊技や、場合によっては

無制限で持ち玉遊技が出来るようになりました。


そして、出玉が1300個にまで落ち込むと、1回交換では話にならないので、基

本は定量までの連続遊技や大当り図柄によって継続・交換を決めるラッキナン

バー営業が登場するようになります。


出玉が減った分、確率が上がっているので各機種とも大当りの図柄が増加する

ようになった事で可能になった営業方針と言えるでしょう。


まだボーダー理論等は登場していませんが、この頃から同一台で無定量営業

というのが新しいパチンコのスタイルとして定着するようになります。



この台も従来の「777」に「BAR」が大当り図柄として加わり、大当りの期待感

が見た目にもアップしているのがわかるようになっています。


しかしながら、7セグデジタル系が表示方式のメリットから「奇数の組み合わせ

全て大当り」のようにわかりやすさがあったのに比較して、ドラムという独自性が

逆に受け入れられにくかったのか、それまでのデジパチ=フィーバーという図式

が崩れはじめ、他社のマシンに人気の座を奪われるようになってしまいました。


ドラム機として図柄の変更はあっても、回転中の動きは代わり映えしなかった為

打ち手の興味がデジタル機に移ってしまったのではないでしょうかね?


フィーバー機としてある程度のシェアは確保していたものの、この後ドラムマシン

はフィーバーレクサスシリーズ等、連荘マシンが登場するまでやや低迷気味の

傾向にあったような気がします。




■ゲームで遊ぶ

ヴィクトリーゾーン2 同梱セット

Amazon.co.jp


その他の収録機種はフィーバーアタックGP、ダブルガニ2号、フィーバークイーンⅡ 
スカイキッズ、フィーバーウォーズⅠ、マーメイドSP、CRフィーバーネプチューン 
スーパーコンビ、ターゲットⅠ、キングスターとなかなか貴重なラインナップです。


但しプレステ初期の商品ですからグラフィック面での過度の期待は禁物です。

シーザー(豊丸)

■大当り確率200分の1



ドンスペシャルでデジパチ連荘機時代の火蓋を切った豊丸なのですが、単発打ちであっさりと陥落。

後継機として登場したデルデルセブンはリーチバランスの悪さから思ったほど設置が伸びず、その間に

他メーカーが次々と連荘機を登場させた事により、先駆者でありながら苦戦を余儀なくされてしまいます。



そこで満を持して登場させたのが、おまけチャッカーを排除し初当りを重視したこのシーザーでした。

連荘性はかなり激しかったようなのですが、1300発機という事もあり設置エリアがかなり限定されており

主に九州地方で人気を誇ったようです。


全国的にはおまけチャッカーを採用した兄弟機の方が設置されたのではないですかね?


■シーザーⅡ世(大当り確率213分の1)


こちらも連荘性はかなり強烈だったらしいのですが、直後に怪物マシン「麻雀物語」が

登場する時期的な不運もあり、注目を浴びる事もなく寂しく姿を消す事となってしまいました。