サンダーバード(豊丸)
旧要件時代の権利物の代表的スペック機種。
デジタル等の抽選は一切なく、天下の役物に入賞した玉が
中央に入ると権利が発動。
下部アタッカー両サイドのポケットがスタートチャッカーになっており、
入賞する度にアタッカーが開放(10カウント)。
ポケットに8個入賞(メモリー機能あり、但し9個目が入賞すると、
それまでのメモリ-は無効となり、次回の開放で強制終了)
、もしくは権利中に再び役物入賞で終了。
現在の権利物はここから様々な工夫を凝らして、基本的なスペックは
全く同じです。
役物がデジタルになり、権利発生ポケットが役物内に移行し、スタート
チャッカーは回転体にそれぞれ進化したわけです。
しかし、2004年の新基準では機種別の区分が撤廃され、ラウンドも
スペックとして回数が保障されている状況ですので、今後権利物とい
うジャンルが登場するのかどうか非常に微妙な気がします。
個人的には新スペック羽根物と呼ばれる機種が従来の権利物じゃな
いの?というような気はしますが・・・
セル違いバージョン。
ちなみにゲージ違いバージョンも存在していた模様。
(微妙に機種名が異なるのかどうかは現在調査中です)
春一番(西陣)
■大当り確率235分の1
登場するデジパチに必ず何らかの連荘機能があり、ほとんどの機種に
それを誘発する手順が存在した、そんな夢のような時代・・・
攻略とゴトの境界が非常にあやふやなものとなり、各地でそれを巡る
トラブルも頻繁に発生していました。
基本的に店が黙認していれば「攻略法」で禁止していれば「ゴト」と判断
されたようです。従って実践するにあたってはかなりの地域差というもの
が存在したのではないでしょうか?
幸い自分が打っていた地域では「単発打ちの連荘機」に関してはほぼ
黙認状態だったので、そのようなトラブルに巻き込まれる事はありませ
んでしたが・・・
やがて、おまけチャッカーが禁止され新基準デジパチが主流になると
連荘のシステムがかなり複雑なものとなってきました。
が、相変わらず狙える連荘機というものは数多く登場しており、その中
で最も話題になったのがこの春一番ではないでしょうか?
大当り毎に4つのモードをランダムに移行する事により連荘を生み出し
ていたのですが、このモードを直撃する攻略法が発覚したためです。
(ちなみに移行モードは液晶上部のランプの点滅パターンで簡単にチェ
ックが可能)
手順は大当り中のBGM(安木節)と液晶の花火の表示パターンを利用
するというもので、これが上手く同調すれば以後はアタッカーをフルオー
プンさせて大当りを消化するというもでした。
手順自体は簡単なものでしたが、成功後のフルオープン打法により、
攻略法が使用している事がお店に丸分かりになる事と、その効果が洒
落にならないレベルだった為、ほとんどのお店で禁止となっていました。
又、ハイエナ防止の為にランプを切っているお店も多かったですね。
当時関西のパチプロ軍団「梁山泊」がこの攻略法を使用して全国で荒
稼ぎしていた事は、後に様々なメディアで紹介されていたので御存知の
方も多いのではないでしょうか?
まぁ、個人的には春一番は液晶がしょぼかったのであまり打っていなか
ったのであまり思いいれはありませんが・・・
そういえば似たような攻略法が後にスーパードーム(三星)でも発覚して
います。
こちらは、大当り中にデジタル上部のランプの点滅周期を利用するという
もので、春一番と同様にフルオープンする必要がありました。
設置自体が少なかったのであまり話題にはなりませんでしたが、発覚後は
ランプをビニールテープで隠すというような、非常にアバウトは対策が行な
われていましたw
■おまけ
*RASさんのブログ から転載しています
バレリーナ(平和)
新要件対応機として平和が最初に登場させたのがこの台です。
画像が小さい為わかりにくいですが、盤面右側に91NEWバージョンの
ロゴが入っています。
役物に入賞した玉は円盤状のステージをゆっくりと回転し続け、勢いが
なくなると、内側の回転体で振り分けられます。この時、Vのポケットに
玉が入賞すれば、下部のデジタルランプが作動を開始し(1~8)、5以上
で停止すれば権利獲得となります。
見た目と違い実際は5分の1の抽選だったわけですが、2回目は100%
当るようになっていました。
他社はデジタル重視のスペックで開発を進めていましたが、平和はあく
までも役物を重視していたようで、その後も玉の動きが楽しめる機種を
登場させています。
しかし、このバレリーナは2回目の権利発生に予想外に手間取る事も
多く(回転体の振り分けがかなりシビアであった為)、1回目の出玉を半
分以上飲まれる事も多々ありました。
従って、2回目の権利は店側が手で入れてくれるところもあったのですが、
それが逆に通常時の入賞率を落とすという結果になってしまったのです。
その後、後継機の「ゴールデンバレリーナ」が登場した時は、2回目の権
利中は回転体の動きを逆転させるというアイディアで、この欠陥を改良す
る事に成功しています。
しかし、権利終了後5回転の間は回転体が逆転したままという連荘促進
機能により、入賞率ではなく重視されたのは出玉だったようです。
数多くの入賞を楽しむという本来のスペックが失われた事からもわかる
ように新要件の登場は権利物を、遊べるジャンルから、ギャンブル性重
視のスペックへの変貌を物語っていたような気がします。
■おまけ
*nobさんのブログ から転載しています
エポック(平和)
平成2年10月に施行された新要件で一発台の設置が認められなく
なった為、それまでマイナージャンルだった権利物が一躍脚光を浴
びるようになります。
2回権利物で大体4000個の獲得が期待できますので、従来の一発
台とスペック的にはほぼ同じ波を演出できたからです。
しかし、この権利物の連荘回数には実は規定というものが存在しなか
ったのです。そこに目をつけた平和は誰もが驚いた「3回権利物」の認
可に合格し、その結果登場したのが「エポック」となります。
大当りの手順が複雑で「デジタルを揃える(30分の1)」→「盤面左の
電チューが開放(1秒)」→「3つ穴クルーンの手前に入賞」と3つの
ステップを通過する必要がありました。
デジタルが揃っても電チューに玉が入らなければ、それで終わりです
し、複数の玉が入賞しても権利穴連続入賞すると即パンクもあったりと
打つ方にもお店にも知識が必要とされる台だったのです。
又、2~3回目の権利に手間取る事も多く(デジタルのみが確率アップ)
決して安定した出玉というわけではありませんでした。
しかし、エポックの登場により一度の権利発生で大量出玉が確保でき
る機種の開発が可能とわかっただけでも当時は充分だったような気が
します。それまでホールの主力として活躍していた一発台だっただけに
誰もが復活に期待していましたからね。
■アメリカンドリーム(豊丸)
一発台全盛期に、役物だけで大当りを狙えた一般電役機。
基本的な役物の仕組みはビッグロータリ ーと全く同じ。
大当りすればほぼ4000~5000個が獲得できたた為、
ジャンル的に一発台として紹介される事もありますが、これ
はれっきとした電役機となります。
違いは何か?というと、「お店が止めない限り出続けるのが
一発台」「仕組み的に一定数が出ると終了するのが電役機」
となります。
この台は、どうやったら当るの?という評価も結構あるので
すが、それは逆に言うならば「役物には頻繁に入賞する」とい
う事でもあります。
個人的には、こういうタイプの機種は大好きだったのですが、
関西の方にはあまり導入されなかった為、打ちこむ事が出来
なかったのが悔やまれます。
役物内部にある風車の速度を調整するだけで、大当り確率
が簡単に調整できるという利便性もあり、権利物や一般電役
で数多くの兄弟機種が登場しています。
この頃は、メーカーが独自に開発するだけでなく「役物製造
専門業者」というのが存在しており、それを購入して開発され
たのだと思われます。従って、同一役物にもかかわらず、上
記のビッグロータリーは京楽から登場しています。
同様の例でグランドホーク シリーズも足立ラ●トという役物開
発会社との共同開発によるもので京楽・三洋・奥村から同一
役物を採用した権利物が登場する事となりました。






