懐かしのぱちんこ名機列伝 -110ページ目

パープルアイス(銀座)

パープルアイス

■大当り確率240分の1?


CR機がパチンコの主流を占めるようになっても、相変わらず現金機のみ

を登場させていた銀座の異色作。


正確には銀座から登場する機種でまとも(当時の人気スペック)というの

はほとんど登場する事がなかったわけですが・・・


パチンコメーカーで唯一「有限会社」であったり、生産能力が日産200台

が限度だったり、年間販売目標が4000台だったりとか・・・・


真偽の程は不明ですが、メーカーとしても異色の存在として一部のマニア

(打ち手だけではなくホールからも)に絶賛されてはいたものの、決してヒッ

ト機種を生み出すようなメーカーではなかったようなのです。


パープルアイスも液晶全盛時代にあえて7セグで開発されたわけですが、

驚くべき事に業界初の「フルカラー」を実現していたのです。


それまで「赤・緑・橙」しかなかったものがいきなりピンクや黄色のデジタル

が回転しているわけですからインパクトは抜群のものがありました。


ヘソ入賞でデジタルが2回転(1回転目は主に予告の意味合いが強い)す

るという、お得な用で実は単に回転効率が落ちるだけのゲーム性といい、

折角のフルカラーが単に停止図柄の区分けにしか使用されていないとか


技術の無駄遣いとしか思えない開発力は銀座ならではと、マニアを唸ら

せるだけの説得力がありました。


現金機でありながら破格の時短性能を持っていたため、遊べるというより

は、一発逆転を狙うタイプだったのですが、その特殊性ゆえにボーダー

以上に回る台がゴロゴロありながら、稼動は今一だったのが残念です。

CR炎の爆笑軍団(大一)

炎の爆笑軍団 (C)吉本興業


CR機のリミッターが解除され、2分の1ループでようやくデジパチが人気を

回復し始めた頃、大一は「デジタル回転から停止まで様々な演出で期待感

を煽る」という機種を次々と登場させます。


その集大成として「天才バカボン」が大ヒットしたのは、まだ記憶に新しい事

なのですが、個人的にはその直前に登場したこの炎の爆笑軍団で既にほ

ぼ完成していたような気がします。


ステップアップという概念はまだなかったのですが、様々な予告が複合す

ればするほど期待感がアップするという点で、「ステップアップが途中で終

わればほぼ外れ」というよりも逆に楽しめたような気がします。


回転中・リーチ時・スーパー発展時・リーチ中にそれぞれ期待度アップ演出

やプレミア演出が搭載されており、それらの充実度は正に「一時も目が離せ

ない」と言っても過言ではないほどでした。


ナインティナインが主役となっていますが、他にも吉本キャラが惜しげもなく

使用されており、どのリーチに発展するのかだけでも楽しめた気がします。


残念ながら既に設置はほとんどないようなのですが、もし見かけたら是非

一度は打って見る事をお勧めします。



■ゲームで遊ぶ

サン電子
必殺パチンコステーションV 炎の爆笑軍団

元々ゲーム向きの演出なんで、これはかなり楽しめるかも?

バカボン系の大一のリーチが好きな方にはかなりお勧めできます。

吉本芸人をふんだんに使用した演出や、数え切れないプレミア演出など

今見ると逆に新鮮かも知れません。


滅多に出ない癖に全然当らない「いくよくるよリーチ」や出現しただけで

確変大当り確定のミニ丹下予告など、楽しみどころが満載です。


ゲームなんで外れても笑って許せますしね・・・w

中古価格はかなり割安感がありますので損はしないと思いますよ。

CRパチンピック(西陣)

パチンピック


リミッタ-時代に登場したパチンピックはリーチにジャンプや

フィギュア等を盛り込み、冬季オリンピックに合わせて開発さ

れたものだと思われます。


が、どうしたものか・・・・??


開発が遅れたのか、認可が下りなかったのか?


実際にホールに登場したのは夏前という、何とも季節外れな

機種となってしまいました。


しかし、演出に関してはかなり斬新なアイディアや工夫が凝ら

してありました。


通常図柄でも、大当り中の演出で確変への昇格が期待できた

り、「金銀銅」と停止すれば激アツのチャンス目だったり、変動

時の図柄の動きが通常と違っていれば、信頼度が大幅にアッ

プしたりと、現在でも数多くの機種で採用されている演出が、

この台に凝縮されていたような気がします。


登場時期さえ計画通りに進んでいればもっと話題になってい

てもおかしくない出来だっただけに、非常に惜しまれる台です。


西陣は元々決算期が絡む3月前後は自社保有の特許使用料

を他社に請求する業務に追われるため、基本的にこの時期に

新台を登場させる事があまりありませんでした。


確かパチンピックは年末に登場させる予定だったと思うのです

が、このタイミングを逃した為、会社業務の犠牲となって登場が

遅れたのではないでしょうか?



■ゲームで遊ぶ

ケイエスエス
西陣パチンコ天国EX

他にメタルアーミー・ミラクルフォースSPも収録されています。

中古では1000円を切っていますので、気軽に遊ぶにはいいかも知れませんね。

スリープpart3(マルホン)

■大当り確率220分の1


デジパチの演出には時代時代に様々なアイディアが組み込まれて

いますが、その全ての元祖といえるのがこのスリープです。


それまでのデジパチは一定時間デジタル(もしくはドラム)が回転し

全てが止まって揃っていれば大当り・・・というものだったのです。


そう、この台の登場によってデジパチに初めて「リーチ」という概念が

登場したのです。


左→右と停止したデジタルがテンパイすると中リールがコマ送りの

ようにゆっくりと進んでいく。


これだけの演出に、当時は一喜一憂したのです。


それまで一発台を中心に開発していたマルホンなのですが、この

台のヒットにより一気にメーカーとしての認知度がアップしました。



登場してから間もなく、ストップボタンによる攻略法が発覚し、対策機として

PartⅢWが登場しました。


  


ストップボタン非搭載という、大胆な対策を打ったわけですが、内部的プログラムに変更はなかった

ようで、確かこちらは体感機によって攻略されてしまったような・・・・???




*3Wの画像は さんからお借りしています

ドンスペシャルB(豊丸)

ドンスペシャル

■大当り確率324分の1


「一度当ればどんどん当る」


謎のキャッチフレーズと共に登場したドンスペシャルは、その後

始まる「パチンコ連荘時代の幕開け」となる機種でした。


しかし、ホールに登場して見ると極稀に連荘らしき挙動を示すも

のの、噂ほどではなかったような気がします。


但し、その連荘の仕方は保留玉で発生するという、明らかに何か

怪しい雰囲気と言うものは持ち合わせていました。


滅多に連荘はしないし、保留で当る事もあるがそれもせいぜい2連。


しかし、時々狂ったように5~10連(全て保留玉)という爆裂も発生

する為に、ノーマルではないというのは何となく皆が気づきました。


どういう条件で連荘が仕組まれているのか・・・??


この謎のスペックは専門誌の解析に期待がかかったのですが・・・


何とプログラム上には一切連荘を発生させる仕組みが存在しなか

ったのです。では、実際にホールで起きている爆連は一体何?


もしかしたら裏物が蔓延しているの?

そういう流れが起き始めた頃、遂にドンスペのシステムが明らかに

なりました。




「単発打ちで大当り後に保留玉を点灯させる」


このいたって単純な仕組みで連荘は誘発されていたのです。


*ちなみにこの攻略法を発見したのはガイドの読者さんで、この

 投稿は年間攻略大賞に選ばれ賞金100万円を獲得しています。


大当り時に盤面の点灯や、BGM、アタッカーの解放等、作業量を

集中させる事により、肝心の大当り判定を無理矢理処理落ちさせて

「エラー回避の救済措置」を強制的に発動させていたのです



抽選が間に合わなかった場合は前回の判定を利用する。

何気ないシステムがドンスペシャルの連荘を演出していたのです。


つまり保留がない状態で大当りし、エラーが発生した場合、前回の

判定値というのはつまり大当り乱数というわけです。


コロンブスの卵的発想によって生まれたこの連荘システムは、その

後各メーカーがこぞって採用し、空前のパチンコブームへ誘う事と

なりました。