ども。へーさんです。6月になりました。仕事の方が忙しいというかなんだかゴタゴタしている事もあって、時間の過ぎるのがとても早く感じます。“時を戻そう”って言っていたのは誰でしたっけ?って古い笑。そんな所で1665曲目。
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林原めぐみ「Give a reason」
画像は収録の『VINTAGE S』
“新世紀エヴァンゲリオン”の綾波レイ役など、人気声優として活躍されている林原さんの11枚目のシングル曲。林原さんのシングル曲としては最大の売上となった曲です。林原さん自身が主人公のCVを務めたアニメのオープニングテーマ曲になります。
マイナーアップのスピード感あふれる曲になります。実はアニメよく知らないのですが、戦闘アニメなのでしょうか?そんな勇ましさや力強さ、さらには切迫感が感じられる曲です。
てか今回改めて聞いてみて、なんかすげー小室さんぽくない?と思いました。こんなに「Get Wild」っぽいとは。イントロとか、大サビ前の間奏でさらっと転調している所とか。メロディ自体がまんま小室さんってわけではないので、コード進行が似ているのでしょうか。楽器弾けないのでコードの事はよくわかりませんが。
それでも林原さんの声は、小室ファミリーの歌姫にはあまりいないタイプで、さすがの声優さんらしくAメロの抑えた歌い方とサビの強いボーカルとの表現の違いもしっかりとつけているため、オリジナリティも感じられる曲です。
歌詞は、”どんな事があっても私は未来へ走り続ける“という力強いものです。♪生きている 今生きている~ や♪きっとどこかに「答」ある 生まれてきた答が~ というように“生きる意味”という事を強く意識させる内容となっています。それがタイトルの「Give a reason」のreasonにあたる部分なのでしょう。こんな熱血さも小室作品にはあまりない感じですね。
この曲が出た当時、声優さんの歌はまだまだ認知度が低く、オリコンの10位以内に入る(この曲は初登場9位)のは異例な事でした。今のように声優さん自身が前面に出るわけでもなく、テレビ番組で歌を披露するわけでもなかった(ちなみに林原さんは今現在もそういうスタンス)のに、これだけヒットしたというのは、林原さんのカリスマ性と楽曲の力ががっちり噛み合った結果だと思います。
「Give a reason」林原めぐみ
作詞:有森聡美
作曲:佐藤英敏
編曲:大平 勉