ども。へーさんです。長期予報によると、今年の夏も平年よりも暑くなりそうとの事です。去年のすさまじい猛暑ぶりが印象に強く残っているので、今年もそんな感じになるのかと思うとちょっと怖いですが。それほど去年は暑かった。そんな所で1664曲目。
星井七瀬「OPEN COLOR」
画像は収録の『桜の花』
2000年代に“なっちゃん”の三代目CMガールとして活躍、そのなっちゃん名義で歌手デビューも果たした星井さんの3枚目のシングル(なっちゃん名義も含む)曲。
アップテンポでキーボードプログラミングや鈴の音による音響効果もかわいらしい、当時中学生だった星井さんにぴったりの曲になっています。Bメロ(♪白黒の~ )がなんか聞いた事あるなあ、と考えていたら、“コンポラキッド”というアニメのオープニングテーマ曲を思い出しましたが、誰も覚えていないのでOKです(爆)
アップナンバーとはいえ、星井さんの声がどちらかというと低いアルト声で、落ち着きとは違うけどキンキンしていないので素直で素朴な感じがよく出ています。特にサビの流れるようなスムーズなメロディとよく合っていると思いました。ボーカルも決して上手くはないですが、その声の低さのおかげか耳障りな感じはなく、優しい響きで耳に届いています。
歌詞は、“あなたに出会えてモノクロから色がついたように世界が輝いて見える“といった感じでしょうか。ちょっと単調に聞こえがちな星井さんのボーカルを、前述の音響効果を上手に使ってモノクロからカラフルで楽しげな世界へ広がっていく様子を作り出しているようです。そのさじ加減もしつこさがなく、ガジェット感が出過ぎない程度に上手く留めていると思います。
デビュー曲はCMか絡みの曲で、その次の「恋愛15シミュレーション」が変化球中の変化球のようなものすごい曲だったので、そんな曲の後ともなればどんな曲だとしても地味めに映るのは仕方ないとも言えます。それでも本来のデビュー曲とも言えるような、アイドルらしい曲だと思います。
「OPEN COLOR」星井七瀬
作詞:浅井晴巳
作曲:TARAWO
編曲:TARAWO