今日も、下北沢の「トリウッド」まで『虹色★ロケット』を観に行ってきました。上映前に、スタッフならびに出演者と観客の討論会、題して「ラチメリア・語るナエ」が行なわれるので、それに立ち会うためです。

個人的にはあまりそういったものに興味はないのですが、いかにもあの映画のひたむきな雰囲気にピッタリの企画ですし、ある意味、これも作品の一部と言えるような気がしたので、参加してみることにしました。

客席は、ほぼ満員。現役教員、主婦、小学生など、職業や老若男女問わず様々な人たちが集まりました。討論のテーマは「教師のあり方」から始まり、やがて「いじめ問題」、さらには「個人主義社会」にまで広がりました。

当初の予定だった40分を15分近くオーバーしましたが、意見の対立はなく、良く言えば和やかに、悪く言えば予定調和的に進行した感があります。私は、あくまでも「あの場所に立ち会うこと」が目的だったため、あえて発言をせず議論の行方を見守ることに徹していました。

同じ映画が好きなわけだから、必然的に同じ波長を持った人たちが集まるのでしょうが、それに気を良くして「選別された良き理解者」にしかメッセージを送れないようなクリエイターになってしまわないよう、気をつけてほしいところです。

討論会が終わり、本日最初の回の上映が始まったのですが、上のようなことをウダウダと考えていたものでスクリーンに集中できず、けっきょく半分ほど観て退席。出口付近では、先ほどの討論会に出席したスタッフと出演者がお客さんを出迎えるためにスタンバイしていて(律儀な人たちだ)、なんとも気まずい……ゴメンナサイ、今まで2回も観たから許して。
現役高校生のサークルが制作し、話題になったことで下北沢「トリウッド」での上映が決まったインディーズ映画『虹色★ロケット』。

私はちょっとした縁からこの作品を身近に感じ、公開初日(1月4日)に観ましたが、そのサウンドトラックCDの発売を記念したイベントが同じく「トリウッド」で開催されるというので、ふたたび足を運びました。

作品のレビューはこちら

各回の上映後にアコースティック・ライブが披露されました。

劇中で自殺願望の少女を演じ、また作曲も手がけた平山みな美さんのギターに乗せて、主演の松永祐佳さんが映画のエンディング・テーマ『虹色★ロケット』を熱唱します。平山さんが今時の女の子らしいカジュアルな服装だったのに対し、松永さんは肩の空いたドレスを着用。セクシーというより、子供がピアノの発表会とかで着るような感じで、なんだか可愛らしかったです。

会場が狭いためかマイクは使いませんでしたが、それだけに緊張が伝わってきます。あの長い歌詞を全部暗記して歌うのか?……と心配していたら、1番を端折ってました(笑)。

松永さんのキュートな歌声もさることながら、平山さんのギターが巧い! ただコードをジャカジャカ掻き鳴らすだけじゃなく、ミュートを使って抑揚をつけるあたり、さすが「アコースティック・ギター同好会会長(パンフレットより)」の面目躍起といったところでしょうか。映画もいいけど、音楽活動も平行してやっていってほしいなぁ。女の子がギター弾く姿はカッコいい!

お客さんの入りは、先月の公開初日がほぼ満席だったのに較べ、この日は約3分の1ていど。それでも盛り上がりはじゅうぶんで、演奏がアップテンポになるところでは手拍子が飛び出したりと、温かい空気に包まれた約5分でした。

それにしても、劇中ではいかにも野暮ったい田舎の女子高生といった感じだった平山さんですが(失礼!)、今では目も眩むくらい素敵な女性に成長していてビックリ。たった一年でオンナって化けるもんだなぁ……とちょっと怖くなったりして。

楳図かずお原作、渋谷飛鳥主演のホラー映画『神の左手 悪魔の右手』DVD発売を記念したイベントに参加しました。石丸電気秋葉原店の3店舗で、そのDVDを購入した人だけが参加できるというものです。


渋谷飛鳥は、実写映画版『デビルマン』で見て以来ずっと気になっている女優でしたが、このところあまり動向をチェックしていなかったので(件の映画も見逃しました)、この日にイベントをやることを知ったのも、まったくの偶然です。後から調べてみると、渋谷は同じ日にSOFT1のほうでも別の映画のイベントに出ていたようですが、そちらのほうは見逃してしまいました。残念……。


イベントは3部構成。渋谷飛鳥と楳図かずおのトークライブ、プレゼント大会、楳図かずおによる手形会となっていました。


二人のトークライブといっても、実際は楳図かずおがメインで、渋谷は完全に聞き手に回っている形でした。というより渋谷は、楳図かずおの異様なテンションの高さに終始押されっぱなしという感じでしたね。でも、これはこれで微笑ましいものがありました。


なお、楳図かずおのオフィシャル・サイトによると、トークライブの後に、渋谷が直筆サイン入りのボールを投げ、それを受け取った人がプレゼントをもらえる、という予定になっていたようです。しかし、それは中止になってしまいました。


第2部は、客席全員参加のジャンケン大会。しかも、一度勝った人も何回でも参加できるというものです。もちろん、「最初はグー」ではなく、「最初はグワシ!」で始まります。終了後、監督の金子修介と脚本家の松枝佳紀も応援に駆けつけました。


気になる景品は、ワイン、漫画本、「まことちゃん」のフィギュア、DVD、サイン入り色紙とバッジ、そしてプラスティック製(多分)の「ビチグソ」。いずれにも、楳図かずおの直筆サインが入っています。


僕は2回勝ち、なんだかよくわかりませんが高そうなワインと、色紙&バッジをゲット。渋谷と楳図かずおの二人から、ボンボンを首にかけてもらいました。


ちなみに、景品には当初投げる予定だった渋谷飛鳥の直筆サイン入りボールも含まれていました。僕はそれも景品に含まれているとは知らず、よく考えずにうっかり色紙&バッジを選んでしまいましたが、ちょっと後悔……。


第3部の「手形会」では、渋谷は退場。楳図かずおが、直筆のサインと劇中のキャラクター「ソウ」のイラストが入った色紙に、緑色のインクで左手を押す、というものでした。色紙をもらった後、ポラロイドで2ショット写真を撮ってもらえます。その上、映画のプレス・シートとスチール、ステッカーも貰えました。


司会を務めた「ローテンションズ」の二人も最後に言っていましたが、めったにないくらい大盤振る舞いのイベントだったんじゃないでしょうか。ちなみに、第1部は渋谷飛鳥の事務所の制約からか写真撮影は不可でしたが、第2部のほうはOKとなっていました。そんなところからも、楳図かずおを始めとする主催者側の、とにかく参加した人に喜んでもらいたいという熱意が伝わってきます。


ところで、手形付き色紙ですが、インクがべっとり付いていたためになかなか乾かず、イベントが終わった後もしまうことができなかったので、そのまま手に持って夜のアキバをぶらついていました。もう一方の手には、楳図先生のサイン入りワイン。そして、首には赤と金のボンボン。かなり目立っていたかも……?

ネット・ドラマ『性病先生』以来、一向に音沙汰がなかったので、すっかりチェックし忘れていたのですが……。

「推定少女」解散後、ソロで活動を開始していたRinoが、なんと先週の水曜日(12日)をもって、すでに芸能界を引退していました!

http://www.parfit.co.jp/rino_news.html

……まぁ、引退といっても、このまま芸能界から去ってしまうのではなく、音楽的な修行を積むための充電期間のようです。

たしかに、現時点でのRinoには、まだ「独り立ち」できるほどの力はありません。

推定少女のファイナル・イベントで、Rinoは弾き語りを披露していましたが、ギターの演奏に粗が目立ち、おせじにも人前で聞かせるレベルには達していませんでした。歌詞に関しては独自のセンスを感じさせるものの、ところどころで自分の言葉にできていないようなフレーズも耳につき(なんか、暗い歌詞ばっかりだとお客さんが引いちゃうからとりあえず明るい歌詞も入れてみました、的な安直さを感じた)、まだ彼女なりに試行錯誤してるんだなという印象を抱きました。

修行といっても、自己流ではなかなか上達しないので、事務所がいいお師匠さんを付けてくれるといいのですが、そこまで面倒見てくれるかどうか……先の見通しも立っておらず、このまま戻ってこなくなるのかな、という不安もあります。

来年にはLissaの受験の結果も出ることだし――まだこの二人からは目が離せませんね!

* * *

(2016年8月1日 追記)

この記事を書いた翌年の1月、Rinoは「Re:NO」と改名し、ファッション雑誌「ケラ」の読者モデルとして活動再開。それと並行して音楽活動も地道に行っていたが、2012年にはへヴィ・メタル・バンド「ALDIOUS(アルディアス)」の2代目シンガーとして加入、現在に至る。

Lissaの消息は不明。芸能活動を完全に引退したものと思われる。
「Gyao」で公開中の『性病先生』に、元「推定少女」のRinoが出演したというので観てみました。Rinoにとっては、これが役者デビューとなります。

タイトルのとおり、性病の知識をドラマ形式で楽しみながら学べるという番組です。内容が内容だけに、けっこうキワどい台詞が終始飛び交うものの、過剰にお色気を煽るようなシーンはありません。制作者の良心が伺えます。

さて、Rinoが演じたのは、ヘルペスに感染した女子高生「千春」。ぎこちなさのない、とてもナチュラルな演技で好感が持てました。「やや大袈裟ではないか」という意見も目にしましたが、ドラマのスラップスティックな雰囲気には、むしろあれくらいやらなければ馴染まないでしょう。初経験でこれだけいい芝居ができるなら、今後もじゅうぶん期待できますね。

グラビア・アイドルの森下千里が看護婦役でレギュラー出演しているというのも、このドラマの見所。男言葉で啖呵を切る勝気なキャラクターに、目尻の釣りあがったキツめの顔立ちがじつにマッチしていて、ハマり役と言えます。

ちなみに、Rinoも森下もセクシーなイメージを売りにしていますが、さっき言ったとおり女のハダカとか濡れ場とかはいっさいナシなので、ヘンな期待はしないように。

強いて言えば、性病の診察を受ける「千春」が、医者の前で大股を開くシーンくらいでしょうか。まぁ、カメラのアングルでうまくごまかされてますけど。

千春は、バイト先の花屋の店長と不倫してヘルペスに感染したという筋書きですが、その店長の奥さんを、なんと馬渕英里何が演じています。

『白線流し』で演劇部の部長を演じていたことで有名な女優。個人的には『ねらわれた学園(97年度テレビ版)』や『いさなの海』でのミステリアスな存在感が強く印象に残ってますが、今回のようなある意味「俗っぽい」役もこなせるんですね。残念ながら最近はあまり目立った活動をしていないようですが、実力のある人なので、これからも地道に頑張っていってもらいたいものです。