今日も、下北沢の「トリウッド」まで『虹色★ロケット』を観に行ってきました。上映前に、スタッフならびに出演者と観客の討論会、題して「ラチメリア・語るナエ」が行なわれるので、それに立ち会うためです。

個人的にはあまりそういったものに興味はないのですが、いかにもあの映画のひたむきな雰囲気にピッタリの企画ですし、ある意味、これも作品の一部と言えるような気がしたので、参加してみることにしました。

客席は、ほぼ満員。現役教員、主婦、小学生など、職業や老若男女問わず様々な人たちが集まりました。討論のテーマは「教師のあり方」から始まり、やがて「いじめ問題」、さらには「個人主義社会」にまで広がりました。

当初の予定だった40分を15分近くオーバーしましたが、意見の対立はなく、良く言えば和やかに、悪く言えば予定調和的に進行した感があります。私は、あくまでも「あの場所に立ち会うこと」が目的だったため、あえて発言をせず議論の行方を見守ることに徹していました。

同じ映画が好きなわけだから、必然的に同じ波長を持った人たちが集まるのでしょうが、それに気を良くして「選別された良き理解者」にしかメッセージを送れないようなクリエイターになってしまわないよう、気をつけてほしいところです。

討論会が終わり、本日最初の回の上映が始まったのですが、上のようなことをウダウダと考えていたものでスクリーンに集中できず、けっきょく半分ほど観て退席。出口付近では、先ほどの討論会に出席したスタッフと出演者がお客さんを出迎えるためにスタンバイしていて(律儀な人たちだ)、なんとも気まずい……ゴメンナサイ、今まで2回も観たから許して。