今月11日、推定少女が所属していた事務所「パーフィット・プロダクション」のホームページに、Rinoのソロ活動情報とメッセージが掲載されました。

動画配信サイト「Gyao」で公開中のドラマ、『性病先生』の5月8日~15日放映分に出演するとのことです。まだ芸能界を引退したわけではないということがわかってホッとしています。

元相方のLissaはまだ活動を開始していないようですが、先月のファイナル・イベントでも語っていたとおり、今年中は受験勉強に打ち込むようなので、来年になってからでないと何とも言えませんね。いずれにしても、学業も芸能活動も中途半端にせず、全力でやっていくというLissaの姿勢に共感します。仮にこのまま復帰することがなかったとしても、悔いのない人生を歩んでくれれば、一ファンとして何も言うことはありません。

そういえば昨日、推定少女公式ファンサイト「Suitei☆Style」からメールが来ました。先月末に閉鎖する予定だったホームページが、今月末まで見られるとのことです。

世界の終わりは、ドカンとデカい爆発じゃなくて、メソメソとやってくる――。


これは、T・S・エリオットという詩人の『虚ろな人々』という作品の中の一節です。この詩人について知らなくても、フランシス・フォード・コッポラ監督の戦争映画、『地獄の黙示録』で引用されていたのを耳にされた方は多いでしょう(かくいう僕も、原文は読んだことありません)。


推定少女の解散には、まさにこの言葉がピッタリ当てはまるような気がしました。


本日、東京プリンスホテル・パークタワーで行われた、推定少女にとって最後のイベント『フレアイ☆イベント FINAL!』。


泣きじゃくるLissaに対し、Rinoは(目こそ潤ませていたものの)終始淡々とした感じだったのが印象に残っています。「なんだかまだ実感が湧かない」と言っていました。この発言だけをとっても、解散が本人たちの意志でないことは明白です。


Rinoといえば他にも、「もっと充実した推定少女になって戻ってきます!」と言った後で、「あ、今日でもう『終わり』なんだよね」と訂正するといった一幕もありました。ある意味「器用」なLissaと違って、自他共に認める口下手のRinoだけに、つい本音を漏らしてしまったということでしょうか……。


イベントは、地下1階にある、カラオケ・ボックスのような狭い部屋で行なわれました。3回公演で、一回につき入場できるのはたった50名ほど。僕が参加したのは最終回です。


解散は先月に急遽決定したとのことで、ちゃんとした会場を借りる余裕もなかったみたいです。とはいえ、推定少女は「ミュージシャン」なのですから、こんな内輪のパーティーみたいな形ではなく、「コンサート」で幕を閉じてほしかった。


内容に関しても不満が残りました。ソロ・コーナーは不要だったんじゃないでしょうか。あくまでも「推定少女」のファイナル・イベントなのだから、もっと二人が一緒に歌っている姿を目に焼き付けておきたかったです。


あと、歌ってる最中に、過去のライブの映像を流すのもやめてもらいたかったな。気になって歌に集中できない……っていうか、それ、DVD-Rにでも焼いて売ってくれ! 

ついでに言うと、推定少女って、あれだけライブ・パフォーマンスに重点を置いていたグループなのに、ライブ作品を一枚も出していないんですよ。売るためのコンテンツが山ほどあるのに、どういうわけだか売ろうとしない――推定少女が商業的成功を収められなかった原因は、そこにあるのだと思います。


セットリストは事前に決まっておらず、その場で適当に選曲していたみたいです。以前、ファンサイトで好きな曲のアンケートを取ったときに上位に入っていた、『失恋ソング』や『情報』は聞けませんでした。その一方で、同じ曲(『しょうちのすけ』)を2回も披露。リハーサルすら行なっていなかったらしく、全体を通して歌やダンスのミスが目立ったのも残念です。それでも、最期ということもあってか、なかばヤケクソぎみに盛り上がっていましたが……。


終盤に差し掛かると、RinoとLissaが直筆のメッセージ・カードを配りながら客席を回り、参加者の一人ひとりと握手していました。どうせなら、記念撮影の時間も作ってくれればよかったのに。


「推定少女」というグループは、いちおう今月末までは存続するということになっています。


マネージャーによると、その後の彼女たちの動向については、今のところ未定とのこと。「推定少女が解散しても、二人はまだ事務所に所属するんですか?」と尋ねても、「ホームページをチェックしてください」の一点張りでした。


発表されてから、わずか約1ヶ月半後の解散。本来であれば、そんな慌しい最中で会場を手配し、イベントを開催してくれたということにだけでも感謝すべきなのでしょう。


とはいえ……こんなんで終わりかよ、というのが正直な感想です。


推定少女の歴史が、このように不完全燃焼のまま幕を閉じてしまったということは、どうしても悔やまれてなりません。


この日記にタイトルを付けてみました。

 百錬ノ鐵(ひゃくれんのてつ)

僕の大好きなパンク・ロック・バンド「鐵槌」のアルバム、『日本狼』に収録されている曲のタイトルから取りました。

「鐵」とは、今までこのサイトで発表してきた、そしてこれから発表していく一つ一つのレビュー。発表した後も、自分の想いをより的確に伝えられるよう、日々推敲を加えていきます。(今日も『害虫』のレビューをリライトしました)

ところでこの鐵槌というバンドですが、6年前に盟友の「桜花(OUKA)」とスプリット・シングルをリリースしたっきり、いっこうに新作を発表していません。80年代の終わりから活動しているというのに、アルバムはたったの1枚しか出していないというマイペースぶり……。

それでも、地道にライブを行なっていくことで、いまだなお日本のパンク・シーンの重鎮として君臨しているバンドです。金銭的なしがらみに囚われず、自分たちの「あるべき姿」を追求できるインディーズの世界だからこそ、彼らもまたその存在意義を保障されるのでしょう。

推定少女だって、メジャーのレコード会社からドロップしたとしても、インディーズで再出発するという道があるはずだと思うのですが……。

まぁ、彼女たちも若いし、音楽の他にやりたいことがあるのかな、とも思います。Lissaはかねてから大学に進むことを強く希望していましたし、動物好きのRinoはペットショップで働くという夢があるみたいです。

二人ともまだ18歳ですか。普通は、その歳でデビューを果たしたとしてもおかしくないですよね。ところが彼女たちの場合、中学生にしてすでにアイドルとなってしまった。そうすると、もう将来の選択肢が閉ざされてしまったように感じるのかもしれません。かといって、その道でトップに立てる保障もない……。

一ファンにすぎない僕に、解散の真相なんてわかりっこないし、知る必要もないのでしょう。それでも、一番辛いのは本人たちだろうな、ということは重々承知しています。

だから、本来なら、こういうことを言うべきではないのかもしれませんが……。

やはり、いつの日か再結成してほしいです。

あの透き通るようなハーモニー、そしてダイナミックでありながらも妖艶なダンスを、また生で体験したいです。

RinoとLissaは、それぞれの長所で互いに欠けているものをフォローしつつ、また互いの魅力を最大限に引き立て合うことができる、まさに理想のコンビネーションでした。

正直なところ、今の僕には、もし彼女たちが復帰したとしても、一人でステージに立っていたり、他の誰かと組んで歌っている姿なんて、とても想像がつきません。

もちろん、二人が深く悩んだであろう末に選んだ生き方を尊重したい。

しかし、目に見えない運命の力が二人の間に作用していることもまた、信じたいのです。

本日、公式サイト「suiteishojo.com」、公式ファンクラブ「Suitei☆Style」、公式ブログ「ミューズエンタ」にて、アイドル・グループ推定少女の解散が発表されました。


僕はSuitei☆Styleの会員なのですが、3日前、ちょうどバレンタイン・デーに、メンバーから会員に向けて「Happy Valentine's Day!」のメッセージが発表されたばかりです。


Suitei☆Styleでは、会員だけの特典として、不定期に発表されるメンバーの直筆メッセージを読むことができます。しかし、その日のメッセージにも、彼女たちの内部で進行していた事態については、一言も触れられていません。いつもどおり、楽しいことが書いてあるだけでした。


ところが、それからわずか3日しか経っていない今日、突如発せられた解散声明――まさしく青天の霹靂です。


とはいえ、じつは以前から、嫌な予感はしていました。


去年の6月24日、「会員専用サイトのサーバーをメンテナンスする」という告知がなされてから、半年以上もずっと、新規会員の入会受付および更新手続きがストップしたまま。会員限定グッズの通販ページも、気付いた頃には「準備中」になっていました。


また、先月の中頃、会員向けのサービスについて事務所に問い合わせたいことがあり、メールを送ったところ、以前(2年ほど前)ならすぐに返事が来たのですが、半月近くも経ってようやく送られてくるという有様。……今思うと、もうすでにこの頃には、事務所にスタッフがいなかったのかもしれません。


かつての推定少女は、テレビ東京系列で自分たちの番組を持っていたり(『推定学園26時』←DVDも出てます)、1ヶ月の間に週1でイベントを開催したりと、かなり積極的に活動していた印象があります。デビュー曲の『しょうちのすけ』が、アニメ『ワンピース』の主題歌として起用されたのを始め、アニメ『E'S~OTHERWISE』、映画『呪怨』『呪怨2』(ともに劇場版)など、タイアップもけっこう付いていました。富士急ハイランドまでの日帰りバスツアーなんてこともやってました。


しかし、過激なセクシー路線(「和製t.a.t.u」と呼ばれていました)が仇となったのか、残念ながら幅広いファン層を獲得するにはいたらず、CDの売り上げも芳しくないようでした。かれこれ4年半も活動を続けながら、宣伝等にかけた費用をじゅうぶんに回収できず、将来的にもブレイクする兆しが見えないと判断されたことが、おそらく解散の理由と思われます。


最後の作品となった2ndアルバム『17's Heaven』では、メンバーの自作曲が収録されていたりと、グループの成長を伺わせていただけに、今後の動向にも注目していきたいところです。


* * *


しかし、今更こんなことを言っても仕方がないことは重々承知していますが、


やはり、いつの日か再結成してほしいです。


あの透き通るようなハーモニー、そしてダイナミックでありながらも妖艶なダンスを、また生で体験したいです。

RinoとLissaは、それぞれの長所で互いに欠けているものをフォローしつつ、また互いの魅力を最大限に引き立て合うことができる、まさに理想のコンビネーションでした。


正直なところ、今の僕には、もし彼女たちが復帰したとしても、一人でステージに立っていたり、他の誰かと組んで歌っている姿なんて、とても想像がつきません。


もちろん、別々の道を歩むことになった二人の未来も応援したい。


しかし、理屈を超えた運命の力が二人の間に作用していることもまた、信じたいのです。