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化学物質過敏症/MCSの私の実践編
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こんにちは＾＾
リノベーションした百有余年の蔵でレッスン
& SLOW LIVING の野崎ていこです。
化学物質過敏症の私が見つけた
人工香料”０”の暮らしスタイルを綴っています。
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林のなからフラワー調の爆裂臭が
昨年のことですが。
山形盆地を覆うそれは見事な雲海が
発生しました。
晩秋の風物詩です。
この機会を逃すまいと車を走らせ、
山の見晴らしの良い一角から
写真をパチリ！
その時、林の中から
何やら花のようなニオイが漂ってきて。
「この季節に
こんなニオイがする花ってあったけ？」
そう思いながら、ふと目を移すと、
年配の男性がこちらに向かって
歩いてくるのが見えました。
２０ｍ程離れた場所に。
だんだん近づくにつれ、
フラワー調のニオイはどんどん強くなり、
１０ｍ手前まで来たところで、
慌ててその場から避難。
もう一目散に！
景色どころではありません！！
屋外なのに、
あんなに離れていたのに、
信じられないくらい強烈な爆裂臭！！
そのニオイの正体は
恐らく柔軟剤の人工香料臭。
「一体どのくらい入れたんだろう？
柔軟剤を。」
「あれだけのニオイ、
本人は気付いていないのかしら？」
見ず知らずのおじさんでしたが、
化学物質過敏症/MCSの私は、
思わずその人の体のことが
とても心配になってきました。
ご家族やご近所、そして職場の人は
大丈夫なのだろうか・・・。
「おじさん」と「フラワー調の爆裂臭」。
インパクトが強すぎて、
忘れられない出来事です。
香りのない生花
先日、写真のレッスンため、
春っぽい色合いの生花を準備しました。
いかにも花といった出で立ちにも関わらず、
香りはほんの少しだけ。
生花は、
レストランなどで食事の邪魔とならないよう
香りのない品種が栽培されていると
耳にしたことがあります。
確かにお花屋さんに行っても、
あんなに色や形は華やかなのに
思ったほど香りはしません。
展示してあったフラワーブーケも
香りは抑えめ。
柔軟剤やシャンプーの中には、
華やかな香りのイメージとして、
「フラワーブーケの香り」
というのがあるけれど、
事実とは裏腹です。
パッケージから柔軟剤の人工香料臭
ところで、
スーパーなどで食品を購入すると、
そのパッケージから、
洗剤や柔軟剤の人工香料臭が
してくることがあります。
例えばヨーグルトや牛乳、パン、
納豆、卵、てんさい糖、有機ごまetc.
様々な食品のパッケージから。
口にする物なのに、
真逆のニオイです。
恐らく、
店舗に置かれているうちに
ニオイが移ったのかもしれません。
人によって運ばれてきた
人工香料臭で。
それにしても、
「花の爆裂臭がするおじさん」といい、
「香りのない生花」といい、
人間が作り出したものは
どこかちぐはぐで不自然です。
いつからそんなものばかり
増えたのでしょう・・・。
あるがままの姿の香り
山に行くと、
広葉樹の林は広葉樹の香り、
針葉樹の林は針葉樹の香りがします。
あるがままの姿の香りです。
自然が作り出す香りには
無理がありません。
そしてその香りは
植物が身を守るために作り出した
理にかなった物質なのです。
自然の法則は、
私にたくさんの学びと気付きを
与えてくれます。
ここしばらく
人工的な化学物質に長時間晒される
機会が度々あって、
回復力が追いついていません。
やはり不自然な環境の元では
体に受けるダメージも大きいのか。
あー、また山に登ろう。
そして
いっぱいクリアーな空気を吸ってこよう。
花粉の時期が過ぎたら＾＾
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