日々更新される、面倒臭い母のトリセツ | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

母の行動にストレスMAXだった日から数日経って、今は平常運転に戻りました。とりあえず、母の顔見ながらご飯食べても、お皿を投げたくならなくなりました。そして、ふたりとも原因となった出来事には触れないという暗黙の了解。その話は、もう少し落ち着いたらしましょう。

 

表面上は平常運転なので、両親と一緒に、お盆のお墓参り。とはいえ、お盆過ぎてたからお墓はひっそりとしていました。

 

いろいろありつつも、我が家は仲良しです(ときどき本気で心配してくれる方がいるので、一応)。

 

母は面倒臭いけれど、私の中で「母のトリセツ(取扱説明書)」を日々更新しながら生活しています。その目的は「母のストレスから自分を守ること」。何がストレスで、何に対してモヤモヤしているのかをはっきりさせて、うまくあしらったり、距離を置いたりして対処するようにしています。ともすると母に取り込まれてしまうので、いやいや、ここは私が間違ってない、と、頭の中のトリセツをいちいち確認してます。

 

母は昔から「でも」「だって」「だけど」の「3D」の思考回路。相手が言ったことに対して、とりあえず「でも○○だよね」非定型で返すことが多いです。そして相手の反論を誘って会話を続けて、最終的には相手の言ったことを認める、ってパターン。なので、会話が無限ループになることが多くて、すごく疲れます。

 

私「今日は暑いから疲れるよね」

母「でも朝晩は少し秋めいてきて涼しいよ」

私「そうだね。でもまだ昼間はすごく暑くて熱中症も心配だよね」

母「だけどそれもあと少しだよ」

私「ああ、早く秋になるといいよね」

母「でもまだ暑いよね」(ってそれ、最初に言った)

 

うまい例が思い出せないけど、毎日、こんな感じの会話が繰り広げられます。もうね、「そうだね、暑いね」って共感してくれればいいだけなのに、延々会話して最後に、最初に戻る、ってパターンです。母の性格に加えて、高齢になって認知機能の衰えも加わり、ますます面倒臭くなってます。

 

面倒なので、途中で切り上げると「会話がなくなると認知症になっちゃう」と言う(脅す)ので、「お母さんが認知症になる前に私がストレスで病気になっちゃう」と返しておきます(これはトリセツで赤線引いてあるところ)。そして、母がどうでもいい話題(芸能ニュースとか)で話しかけてきたら3回(3話題)までは付き合って、あとは適当に無視したりあしらったり。何度も言ってるので、母のほうも察して、諦めます。

 

ここから今日の本題(前置き、長っ)。お墓参りの帰りに、ショッピングモールに寄って、母が買いたいと言っている、父のベッドを下見しました。

 

父は和室で布団を敷いて寝ています(母は隣の部屋でベッドで寝てます)。父の布団は母が敷いていて、朝起きると、父が自分で押し入れにしまいます。母は、父の布団を敷くのが面倒だから、父がベッドにしてくれるといいのに、と言ってます。母いわく、父も、起きるときに布団だと起き上がりにくい(ベッドのほうが立ち上がり易い)と言っているし、自分もベッドにしてから起きるのが楽になったとのこと。

 

しかし、父は、和室にベッドを置きたくない(買う必要ない)と言ってます。布団での寝起きも問題ないと。とはいえ、母に布団を敷かせていて、その母が布団を敷くのが面倒だと言っているのだから、(ここは父が妥協して)ベッドにしたら、と言っても、「ベッドなんていらない」と譲らない父。(この時点で面倒臭くなる娘)

 

「それなら、お父さんが自分で布団を敷けば」と言ったら「そうする」と言う父。普通なら、ここで一件落着…のはずなのに、「お父さんが布団を敷くとしわしわ(ぐちゃぐちゃ)だからお母さんが敷いてる」と言う母。いやいや、本人がいいって言ってるんだから、いいでしょ。

 

つまり、母は、頼まれてない(強制されてるわけではない)のに布団を敷いていて、それを「(父のために)やってあげてる」と言っていて、父は父で母がやって当然と思っている節があって、ベッドは買いたくないけど布団は母が敷くもの、という暗黙の了解が、夫婦の間でできているのです。

 

もう、それならそれで別にいいんですけど、母は「(私が大変なのに)お父さんがベッドにしてくれない」と言い、父は「ベッドなんていらないのにお母さんが買え買えとうるさい」と言い、なんというか、議論がエンドレスで、聞いてる私はお疲れマンボ。

 

母が、文句言わずに「喜んで」父の布団を敷くか、父に自分で布団を敷いてもらうかすればいいのです。父も布団の上げ下げや寝起きの立ち上がりなどが大変だと思えば自分からベッドを買うと言い出すでしょう。必要なければ、そのまま布団で寝ればいい。

 

この件に限らず、母が父の世話を焼く(お茶を入れる、ご飯を作る、洗濯をするなど)のに、文句言いながらやることが多くて、それを聞かされるのは主に私です。愚痴を言われれば、その解決策として「じゃあ、お父さんに教えて自分でやってもらえば」と言うと、「言ってもやらないよ」といつもの全否定。子どもじゃないんだから、教えればできることも多いです(娘が実証済み)。

 

結局、母は父の世話を自ら進んでやっているわけで、それなら文句言わずに「お世話するのが幸せ」オーラを出して嬉々としてやってくれれば、見ているこちらもほっこりするというものです。

 

「やるなら文句言わないで」「やりたくないならやらないで(父本人にやらせて)」とよく言うのですが、母は、「文句言いたい」し「世話もしたい」ようです。そして文句言う相手は私です。それがストレスになると言えば「聞き流して〜」といつものヘラヘラ笑い。相手にストレス与えてるってわかっていて、自分のストレスを発散しようとしているわけですが、本人はなんとも思ってないみたいです。自己中ってことなんですかねぇ。これが鋼のメンタルの本質というか。

 

私は相手に忖度しすぎて相手のストレスを引き受けてしまいがちで、母は相手にストレス与えても気付かない(共感できない)鈍感力。そこがわかれば対処の仕方もわかってくるので、日々「トリセツ」を更新しながら、楽しく暮らしています。

 

ともかく、母も父も私も、みんなが機嫌良く過ごせるのが一番。ベッド問題もそうだけど、すぐに解決できないことは、とりあえず「先送り」です。ベッドも「お父さんが買う気になったときにすぐ買えるように下見ね」と言いながら見て回っていたら、折りたたみのベッドにちょっと興味を示していました。ちょっと喜ぶ母と娘。値段も確認したし、買う気になったら通販でこれ買おうね。

 

【今日の撮影機材】

カメラ:FUJIFILM X-T20 → 価格.com

レンズ:XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro → 価格.com

date:2023/8/6

※写真は縮小しています。

 

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