Happy Dance ☆ Enjoy Dancing ♪
日本の競技ダンスは世界に劣っているのか？
少し長引くかもしれません 何回かに分けるかもしれません
読まれる方は 一字一句 しっかりとお読みください
先日 コメントにて いただきました
少し端折りますが
「日本とヨーロッパ勢の技術の差は歴然とある
例えば、顔にモザイクかけて誰かわからず見たとしても、
明らかにわかります」
との事でした
私も このコロナ過以前は同じ事を思っていました
きっと 20年近く前に起こった事が 審査に 影響した結果なんだろな
然しながら、私も含め そして競技ダンスを応援する人たち
何と何を、誰と誰を 比べて 見ていたのでしょう
まさかと思うけど
ひょっとして 世界チャンピオンと 日本選手の平均値を比べてる？
それか 競技後の結果を見て？
WDSFの若々しい激しい踊りと比べて？
いずれかの理由で そう思っている人も多いような気がします
そこで、本当に日本のダンス技術が劣っているのか
掘り下げて考えてみたいと思います
個人的には 技術のみを見れば 日本は世界一 とも
それには、まず過去を振り返って流れと変化を確かめる必要がありそうです
ブラックプールを代表とする 世界の大きな試合では
日本が イギリス ドイツと並び 三大強国 と呼ばれた時代
多くのファイナリスト、10ダンスチャンピオンを輩出してきました
が、スタンダードで 天野組 や 田中組 がファイナルを飾って以来
決勝にコマを進めた選手が居りません
その後を受け 全日本チャンピオンとして 檜山組 谷堂組が挑むも
準決勝が最高位で 日本強国時代に幕を下ろしてしまいました
二組の驚きと悔しさは如何ほどのものだったでしょう
それまで続いていた世界三大大会のファイナル
「ファイナルの座を守らねば」
「日本代表としての面目を保たねば」 葛藤は大きかったと推測されます
「なぜなんだ？！」 「自分たちの踊りは通用しないのか？」
この２組から 目の輝きを奪ったものは何だったのか？
実は 全くそんな事は無かったのですが、
そう思わざるを得ない状況が日本全体を覆っていたのかもしれません
原因はいくつかあるのですが、
大きなもので言えば 3つあると考えられます
例えば自分が今までトップを走っていても
それより早く走る選手が居れば必然的に順位は下がります
これはどんなスポーツにも言える事
また、欧州での試合が多くなったという点も 日本選手に不利に働くように
日本選手の評価下落の要因 ①
こちらに ブラックプールに於ける推移を掲載させていただきました
② の2000年前後の出場推移を見て分かる通り参加国数の増加
ヨーロッパ 周辺の地域で競技ダンス熱が急激な盛り上がりを見せ
ＩＤＳＦアマチュアチャンピオン ファイナリストがこぞってターンプロするや
① のように一気に出場選手の増加が見られ、
この動きは 日本にとって最大のピンチを招く事に
地域的なもので見ると 日本はブラックプールからは最も遠い国
まだ、環境で言うと審査員をする人の目に触れる機会の少なさもあり
こういった一連の流れが 日本にとって痛手となったのは確かで、、
毛塚鉄雄＆山本千恵子 両先生 が番組で語っていた事
長期にわたる海外留学について 
「お金は無い 英語が話せない etc 五重苦ぐらい大変だった
日本に居れば楽なのに、上手くならなきゃどうしようもない」
と仰っているように、
「孤独に耐えなければ」という部分
今、菅原くんが海外に拠点を移し、結果を残しつつあるのが何よりの証拠で
毛塚＆山本両先生の目には今の選手たちは「覚悟が足らない」風に見えるそうだ
いったい選手たちは その頃、何を考えていたのか？
日本選手の勘違いの始まりでもありました
過去記事に そういった情景が描かれた証言もありました
チョト長くなったので つづく
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