屋上庭園
ニューヨークのビルの屋上を見てみるとかわいい庭を発見することがあります。テーブルと椅子が見えるから、あそこでお茶を飲んだり、ビールを飲んだり、横になりながら本を読んだり、してるんだろうか。屋上に芝生があったり緑があるのっていいなぁと思っています。そして屋上庭園とか庭っていえば、この作品なんだって。その視点で映画を観てなかったから知らなかった~。
SHIMOKITAZAWA Neighborhood
世界のいろんな街を見て来て、自分たちが好きな共通点があります。それは、歩きやすいことだったり、個人オーナーががんばっているお店がたくさんあることだったり、街角で刺激的な何かを見つけられたり、赤ちゃんからお年寄りまで楽しめることだったり、昼間からビールが飲める雰囲気があったり、おいしいパン屋さんとコーヒー屋さんがあることだったり、いい本屋さんとレコード屋さんがあることだったり、音楽やアートやファッションが身近にある、そんな空気です。私たちが下北沢を好きなのもそういう空気を持っている街だからだと思います。その下北沢は今、小田急線の地下化によって起こる開発の問題を抱えています。
そこでポートランドの事例が気になって手にとったのがこの本です。ここに登場するポートランドの住人たちの肉声は刺激的で、きちんと客観的に分析しながら生活しているのが興味深く、何より現状の危機感も感じ取っている、レベルの高い住人たちだと思いました。ただ「まとめ」とは死でもあります。残念なことに、ここにはもう微妙に作為的な臭いがプンプンしてきてしまっています。旅をする人間がすぐにわかる記号がちりばめられ、まるで世界の気持ちのいい場所のパッチワークのようにも感じてしまうのです。だから下北沢の未来を考えた時、もしかしたら、雑草が生えていくように、逆に放っておくのがこの街にとってはいいことなのではなかろうかというところまで、この本を読んで考えが至ったくらいです。もちろん、もがく過程も重要で、市民運動などがやっていることは、住民やそこにやってくる人々の意識を変えていくことになっているし、様々な意見や運動が意識の化学反応を起こすのだと思います。いろんな人々がガチャガチャとやるカオスこそが次を生む大切なもので、あとは自然発生的な流れが魅力的な生態系を維持して行くのではないでしょうか。残るは暴利をむさぼったような家賃設定を改善して、個人のオーナーががんばれる場を提供することと、道幅と建物の高さの制限をすることがもっとも重要です。それには心ある人が地権者や知事でないとやはり難しいのです。下北沢だけでなく、これからの世界の維持には誠実で心があるということが求められる時代です。新しい人は成長だけを唱えるより、澱ませない循環を考えているのではないでしょうか。
初ハマム!
生まれて初めてのハマム!すでに体験した人からは、2、3回なでられただけだよとか聞いていたので、ハマムの建築が見れればいいやくらいの軽い気持ちで行ったのですが、朝イチで行ったのが良かったのか丁寧に気持ちよいひと時でした。裸になってタオル1枚になって、あったかい大理石の上でごろりと寝ながら天井から降り注ぐ光を見ているとちょっとトリップ。汗をかきすぎて、早くアカスリしてくれよ~というタイミングでやっと陽気なケセジ(アカスリおじさん)がやって来て、言われるがままに仰向けになれとかころころ泡の中をころがされると何かマグロになった気分です。行くまではとても緊張しましたが、トルコへ行く人は必ずやったほうがいいと思いますよ。
イスタンブールモダン
ガイドブックに書いてある歴史名所めぐりやバザールも一通りみたら、今度はイスタンブールの今っぽいところも見てみたい気分になりました。そう言うときはたいがいその街のいけてるブックストアやギャラリー、現代美術館なんかへ行くと何だかユースカルチャーが芽吹く場所の情報が手に入ります。そういうエリアはだんだんグラフィティが多くなってきて、ちょっと裏道に入るとしゃれたレストランを発見したりします。こういう場所はもうイスタンブールにいることを忘れてしまいます。パリでもロンドンでもベルリンでもリスボンでもアントワープでもバーゼルでもシドニーでもブルックリンでも下北沢でも同じ匂いをもった空気があるからです。メザニンのある古い空間で、吹き抜けには骨董品級のリフトがあります。シェフが地下へ食材を取りにエレベータとして使ってます。面白いのはオープンテラス席には他の国ならテーブルと椅子なところが、窓の桟みたいな場所にクッションをひいて地べたでビールとかを飲みます。チャイハーネなどで、低い場所に絨毯をひいて座ることがよくあるイスタンブールならではのオープンテラスの席です。
世界とつながろう/トルコ・イスタンブール篇
ジャーミィに入る時には女性はスカーフで髪を隠し、なるべく肌を隠さなきゃいけない。そんな身支度をしていたら、トルコの女の子たちがシャッターを押してくれというので撮影したら、なぜか一緒に写真を撮りましょうということになった。そんな1枚。彼女たちのカメラにも写ってるし、この集合をまた別の人々も面白がって撮影していたから、いろんなSNSにこの写真が出回ってるはず。(笑)そのうち顔認証が進んで「この写真はあなたじゃありませんか?」なんてコンピュータが言って、あ、あの時の人だということで知り合いが増えたりする時代が来るんだろうね。世界はつながってる。いや世界に自分がつながっている気がしたんだ。帰国して友人がこの写真を見て「世界は地球はまだまだ大丈夫!」って言った言葉で、うんそうだねほんとうにそう思えたよ。そして涙がこぼれたよ。
街角ごはん@イスタンブール
まずは名物「サバサンド」。船の上で調理するものを受け取ってその場でレモンを搾って食べる。サバとパンが合うの?と思われますが、意外なほどマッチします。ジューシーでたまらないイスタンブールのファストフードでしょう。
お次ぎは「ミディエ・ドルマス(ムール貝のピラフ詰め)」。これはわんこそば形式で、お兄ちゃんが次から次へと貝をむいてレモンを搾って手渡してくるのです。腹一杯のところでストップをかけて食べた分のお金を払いますが、子供には負けられません!
一番食べたのは「ロカンタス」と言われる大衆食堂です。指をさして食べたいものを注文するとお皿に盛ってくれます。日本人に合う味付けで、日本の出汁のグルタミン酸部分をトマトに置き換えた感じでしょうか。お店の人は気さくだし、何といっても地元の人たちにまじって食べるのは楽しいですよ。それからトルコは食料自給率が100%だそうで、独自のブランドもたくさんある。だから変なものに加盟しなくとも生きて行ける。自由であるためにはそこは重要だなぁとロカンタスで痛感したのでした。
























