春琴
「春琴」を観ました。スタイリッシュな和室空間の表現、ハンスベルメールで押井守な人形浄瑠璃という演出的な素晴らしさはもとより、日本人が「かつて持っていた」であろう「こころ」の繊細さを突きつけられました。当日券の立見という過酷な鑑賞環境でも見るべき作品でした。お金を使わなくなったと報道は言うが、当日券に並ぶ列や混雑を見れば、価値があれば人はお金を使うのだ。そこでしか「体験できない」ということが一番価値あることだとみんな知ってるんだと思います。
特大キャンバス
電線の影によってできた絵画。晴れたある時間帯に出現しては消えていく儚きアート。高校時代、美術教師で作家の野沢二郎先生のキャンバス張りの手伝いをした時に「白いキャンバスって怖いだろ。だからまず塗りつぶしてしまうんだ。」と言っていたのを、大きい白っぽい壁面を見つけると思い出してしまう。この人から聞いたいろんな話は後の自分を作ることに影響している。
ネクスタイドエヴォリューション
イオンレイクタウンの仕事で知り合った須藤シンジさんのプロジェクトNexTidevolution(ネクスタイドエヴォリューション)。ハンディのあるなしにかかわらず、みんなが自然に混ざりあえる社会を目指しています。上記のロゴもいろんな人が混ざりあう事を表現するためにいろんな書体で組んであります。自分だって歳をとったら、今のようには動けなくなってしまうだろうし、ハンディがあってもなくても誰だって、自分らしく生きたい気持ちは変わりません。今までの福祉的なことって、オシャレは二の次になっていることが多いけど、このプロジェクトでは、そこをないがしろにせず、その部分から新しいデザインの発想をしていくのです。ハンディを可能性に変える活動なのです。Pool の小西さん、小林さんとブラチュー2人も参加しています。まずはNexTidevolution(ネクスタイドエヴォリューション)のブログが立ち上がりましたのでぜひ覗いてみてください。春に向けて、いろんな企画があるので、皆さんお楽しみに!
色彩戦略グラフィックス
色を切り口に様々なグラフィック作品を掲載している本に、ブラチューの仕事も掲載されています。色別にデザインを見る事でデザイナーの込めた意図を色から考察するのも面白いものです。ぜひご覧ください。
歴史の歴史
駆け足で金沢に行ってきた。21世紀美術館では「杉本博司 歴史の歴史」展が開催中で、ものすごい収集物だった。質的にもサイズ的にも。写真作品は最近ではU2のジャケットとなってレコード店に並んでいるので知らない人はいないんじゃないかというくらい有名だが、集めていたものと写真作品を同時に見れるというのは珍しく、ユーモアがある展示なのがとても面白かった。ながく生きているといろいろと好きなもの興味のあるものが集まる。それをテーマ別に整理していくと、ただの類似性とも違う、作品との架け橋のようなものが生まれていく。過去の偉大なもの(作品)たちから、次の世代への作品として継承されていく。しかもそれは丸ごと継承するのではなく選択しながらされていく。作品も生物界同様、淘汰をしていく。新作「放電場」を観ていると放電のカタチが血管や葉脈のようなのだ。電気のつくるカタチと、たくさんの選択した結果の生物のカタチが似ているのがまたぞくぞくした。
帰り道。急いで「千取寿司」で地のものを堪能した。
Welcome to SHIMOKITAZAWA!
下北沢は最近、今まで以上に世界各地からの訪問者で賑わっています。そんな中、いつものようにネット内をパトロールしていると、『エール大学建築学部大学院生が「下北沢駅」を考えているという記事』に出会いました。他にもフランク・O・ゲーリー氏が教鞭をとる演習クラスがある中で「下北沢」が人気なのは、大変興味深いものです。フランク・O・ゲーリー氏も「シモキタザワに行ってみたい」というように、世界的に注目に値する変な街を持ち味を変えずにより良いカタチにしていってもらいたいです。下北沢住人としては、小田急線地下化後の街の風景を、有名な建築家たちに「もったいない」と言われないようにしなければなりません。そして世界的な下北コンペは行われるのでしょうか?
風呂本
ふと手にとったこの本の制作者のページを見ると(デザイナーの癖)、知ってる人がアートディレクションやデザインや編集委員ではないですか!そういえばこの間会ったときにValsに行ったとか言ってたなぁ。むむ…風呂つながりじゃないですかぁ!でも、あそこはいいところですよねぇ。













