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メイプルソープとコレクター

Hemoglobin by Blood Tube Inc.-メイプルと

ロバート・メイプルソープの写真は展覧会で見てきたが、サム・ワグスタッフのことを知る世代ではないので、映画「メイプルソープとコレクター」でロバート・メイプルソープとサム・ワグスタッフの関係をパティ・スミスなどの生証人の視点を借りて、少しだけ垣間見ることができた。人と人の関係、特に恋人同士の関係はあるパワーバランスで成り立っている。誰かと何かを交換しながらバランスをとって、より自分らしいことへと戻って行く。他人の人生を切り取ってもらい、自分の何かを与える行為は、どこか写真を集める行為と似ていると思った。



箱入グラフィティ

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ドアをつけるまえにシャッターに落書きしたのかな?シャッターがドアの中にあるなんて謎だらけ。まるでグラフィティが美術品のようですよね。

馬耳東風だと困りますね

Hemoglobin by Blood Tube Inc.-馬耳

少し前に「表現とは人の話を聞くこと」と久米宏さんが話していた。人の話を聞くことが多い立場だから出てくる良い言葉だ。確かにコミュニケーションは受け手の問題で変化する。どんな作品もきちんと受け取ってもらわなければ成立しない。(ここでいう作品は別に芸術作品だけというわけでなく、商品だったり、笑いだったり、ある現象そのものだったりも含むから、ブログもそうだろう)ウケてもらわなくちゃ笑わしがいがないというもの。だから鑑賞する側も作品の一部であり表現者なのです。この言葉は作るときも鑑賞するときもピリリとしますね。

読む杉本博司


杉本博司氏の様々なものへのアンテナの張り方は、とても勉強になりました。本当にこんなテキストで学生時代に授業を受けられたら、様々なものに興味を持ち、可能性を求めて想像するコドモになるんではないかと思いました。何かを知ろうとすると、自然にいろんなものを吸収し、行動を起こす、勉強の原点みたいなものです。少しコミカルで解りやすい言葉を使いながらも、世の中を冷静に見つめる眼差しの奥は笑ってはいないよ、という迫力を感じる本でした。

メタボな家

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家に帰って見渡してみると、あまりにちらかっていて、たまったモノたちが余分についた脂肪のようにも思える。十和田市現代美術館の拡張工事の現場で見たErwin Wurm (アーウィン・ワーム)のFat Houseを思い出す。ある意味、新陳代謝しない方のメタボリズム建築です。


青森県立美術館と縄文遺跡

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となりにある日本最大級の縄文集落跡「三内丸山遺跡」の発掘現場から着想したという「青森県立美術館」、こちらは十和田市現代美術館と比べると完全に閉じられた佇まいをしています。雪が積もったらもっと見えなくなるでしょう。埋蔵されたアートを発掘する感覚に似ているのでしょうか。そして発掘された骨のような奈良美智さんの「あおもり犬」が、その印象をより強めます。美術館やアート自体の考え方が建築家によってまったく違うことが2つを見比べることで解るんではないでしょうか。

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六兵衛

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「六兵衛」で貝焼味噌、ゲソ揚げ浸し、地の刺身、はたはたの唐揚げ、こまいの生干、筋子入の味噌焼おにぎり、青森の酒「田酒」とともにいただきました。東京ではほとんど飲まない日本酒が、青森に来たら飲みたくなるんだよなぁ。タクシーの中の演歌も受け付けるようになるのも不思議だよなぁ。

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タイムスリップしたような駅

Hemoglobin by Blood Tube Inc.-みさわ駅

寺山修司も食べたかもしれない古い駅舎の中のお蕎麦屋さんでスペシャルそばを食べる。駅も懐かしいが、味も懐かしい。さあ、より北を目指そう。三沢で乗り換えて青森へ。

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十和田市現代美術館

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やみくもに北を目指したのではありません。こんな時しか行けなそうにない美術館があるからです。一つは「十和田市現代美術館」です。美術館といえば企画展で人をひっぱるのが常でしたが、この美術館ではほとんどの作品は常設で、アートと美術館というスペースが一体化しないと生まれない空気を体験する場所でした。そこは広場のようであり、生活の中に欲しい場所でした。アートというものがすごく偉そうでなく、身の丈に見えるやさしさがありました。しかも作品自体に家があるというのも建築がアートに対しての敬意を感じます。そして市のことを考えてか、コスト意識も高いように見えました。来年にはより広場を感じるような拡張工事があるようで、とても楽しみです。

みろく横町

Hemoglobin by Blood Tube Inc.-みろく横町

この週末、東京マラソンを走るわけもなく、あまりの退屈に耐えかねて電車に乗って北を目指してみた。八戸に着いたのは、23時。ひっそりと静まり返った駅前をとぼとぼと15分ほど歩くと、あたたかいムード溢れる屋台が並ぶ「みろく横町」に。生ほたるいかやまぐろの塩焼きと陸奥男山をのみながら地元の人たちと盛り上がる。たまたま入ったこの屋台は「ホヤフライ」など珍しいメニューもあって当りの屋台でした。シメに隣の人が食べている海藻全部入の塩らーめんをマネしてみたら、知らない海藻のうまいこと。楽しい夜でした。

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Hemoglobin by Blood Tube Inc.-海藻らーめん