天気予報では、午後から大荒れの天気になるって事だったから、3時起きして早く行って早く帰ろうって予定でした。
ロープーウェイの山麓駅に着いたのは7:30頃でした。
切符を売り始めるのが8:40で始発が9:00って事だったので
トイレにいったりしてゆっくりしていたら、8:20に販売開始で
8:40が始発ですって放送が流れたので、支度して駅に向かいました。
この時外は、ほとんど風が無くて穏やかでした。
「早めに来て正解だったね」なんて話をしていました。
ロープーウェイ乗車時間は約7分です。
コロナ感染の為に窓が開いているので、動き出すと寒くて手袋をはめました。
山頂駅に着くと体も寒かったので、中にフリースを着こみました
外へ出ると、かなり風が強かったのでビックリしました。
下と上では、こ~んなに違うの
今日デビューのチェーンスパイクを装着。
6本爪の軽アイゼンより、ずっと軽いし装着も簡単。
安定して歩きやすかったです。
9時ころになってたかな![]()
山頂駅を出発です。![]()
歩き出した所は、『坪庭』といって背の高い木が無い所です。
強風に煽られて時々よろめく事があり、この先が不安に
なりました。![]()
スマホが寒さのせいか反応が悪くて、グローブ装着したまま
操作できるように設定してあるし、グローブ自体もスマホ操作
出来るようになっているのに、全く反応しなかったり勝手に違う
動きをしちゃったり・・・だったので、手袋を外して写真を撮って
いました。![]()
でも今回雪山へ来るって事で、主人がミトン型のマイナス30度まで耐えられるっていう手袋を買ってくれていました。![]()
この手袋は、手袋ジプシーだった私を驚かせる程の温かさ
でした。![]()
写真を撮るために手を出している位では、冷めないほどに
温かくなっていたんです。![]()
それでも強風や暴風だったので、今回の写真は少ないです。
ストックで体を支えなければ、直ぐに倒れる程の風だったから
坪庭を過ぎて、北横岳ヒュッテまでは樹林帯の中でした。
所々に木が無い所もあったけど。
けっこうキツイ登りだったけど、そんな事より風が怖いって感じ
だったから、キツイけど辛い程ではありませんでした。
北横岳ヒュッテに着きました。
暗いから営業して無いのかと思ったら、営業はしてるけど
泊りの人だけ対応で、休憩はできませんって書いてありました
私のストックが斜めになってるのは、風に煽られてるからです
小屋の裏側にあった地図。
すでにコースの半分は歩いたようです。
スマホの地図を出して見るって事が出来なかったので
自分の現在位置が正確には分かりませんでした。
手袋を外すことに問題は無かったけど、左指がまだ治って無くてテーピング状態だから、親指の所に入らず他の4本指と一緒に入れていたので、何かを掴むって事が出来ず、外した手袋を
装着するのにすごく手間取ったからです。![]()
今回ばかりは、私のストックが杖状になった物で良かったって
思いました。
普通に握ることが出来なかったから、杖状になってる所を4本の指で握るしか無かったからです。(上半分しか握れなかった)
ヒュッテから先は、急登の連続です。![]()
上を見る事が出来ず、足元ばかりを見て登る状態でした。
登るにしたがって木は背が低くなり雪に埋もれています。
風が遮られずに吹き付けるし、強さも増していたので慎重に
歩きました。
それでも時々よろけてしまいました。![]()
森林限界の所に来た時もの凄い風に煽られて、よろける暇も無く倒されてしまいました。
倒されたって言うか、飛ばされたって言う感覚だったけど。![]()
この時、目の前には道標が見えていました。
たぶん山頂が近い事を示す道標だと思います。
あの道標の所まで行きたいって思ったけど、体の向きを変えた
時、再び強風に煽られて倒されました。![]()
「もう無理、行かない。」そう言って私は来た道を下り始めました
下って行くと、段々木に風が遮られていったので、気持ちが
落ち着いてきました。
「あと数メートルだったんだから、道標の所まで行けば良かった
なぁ」って思えて悔しかったです。
主人に「行かれなくてゴメンね」って言うと
「haruが倒れた時点で、危険だから辞めようって思ったよ」って
言ってくれました。
私たちが下るときに登って行く人もいましたが直ぐに降りて
来ていたので、やっぱり皆さん限界を感じたのでしょうね。
下って来てヒュッテの所です。
ここまで降りて来たらホッとして、風の強さを表す動画を
撮りたくなりました。
でも、ここでの風の強さは上と比べると半分以下でしたよ。
雲がサ=ッと流れて来ますが、これが上では真横に一直線
でしたからね。
下山の時は、登る時より明らかに風が強くなっていました。
木が無い所で何度も風に煽られてよろけたり、膝を曲げて
低い姿勢で耐える事がありましたから。
樹林帯をもう直ぐ出るって所です。
お腹が空いたから、ここでパンを1個食べて休憩しました。
焼きそばパンを食べたけど、こんなに冷たいパンを食べたのは
初めてです。![]()
何年か前の5月に燕岳へ行ってるけど、その時は風が強く無くて日差しが強くて暑いくらいでしたからね。![]()
樹林帯を抜けると、再び強風に煽られて倒されました。
でも、こんなに雪の多い所へ来るのは滅多に無いことなので
記念撮影をしました。
後ろは歩いて来た樹林帯。
後ろはロープーウェイ駅方面の坪庭。
空との境が分からない色ですね。
積もった雪が飛ばされて、顔に当たって痛かったです。
雪の表面は、ガリガリ音がするほど凍ってましたからね。
ロープーウェイ駅まで戻って来ると、スキーやスノボをやってる人が多くいました。
チェンスパを脱いで中へ入ると、次々に下山してきた人が
入って来ました。
皆さん「あの風じゃ無理だよねぇ」なんて話していました。
やっぱり敗退してきたようでした。
午後から荒れるって予報なのに、雪山へ行ったんだから
初めから結果は分かってたようなものですよね。
滅多に経験できないことを経験して、上では怖かったけど
降りて来てしまえば、楽しかったって思う登山でした。![]()
途中でパンを食べた時間も入れて、2時間36分しか歩いて
無いのに、満足感が半端無いです。
ロープーウェイで下へ降りて来た所にあった表示です。
下でこれだから、上ではもっと気温が低かっただろうし、あの風で体感温度はずっと低かったはずだけど、顔が冷たくて痛いって感じたのは、坪庭に戻ってからでした。
駅舎を出ると、小雨が降っていました。
上で雨に降られなくて良かったです。
体や帽子やネックウォーマーが濡れたら
ですからね。
1週間は完全に動かせなかった左腕。
未だに親指を固定してることで、あまり使って無い左腕。
すっかり筋肉が落ちてしまったようで、ストックを4本指で支えていたから腕が肩まで筋肉痛です。
先週あたりから痛みがすっかり取れたので、腕を動かすリハビリを自己流でしてはいたんですけどね。
この年になると、筋力を戻すのは大変そうですね。





























































