$Kinderbook!のブログ

中華国際航空がゴビ砂漠上空を北京国際空港に向かって頑張っています。ミュンヘンから北京経由で東京に向かう途中。機体はエアバス330-200型機でほぼ新品ピッカピカ。北京から東京行きのボーイング757のオンボロさと比べると愕然とする。薄汚いのである。面白いのはミュンヘンー北京便のスッチィーさん達がものすごい美人だらけで若くてスタイルも、きっとおつむの中もピッカピカな事だ。CAがまだエリート職業であこがれの的だった頃の昔の日本を思い出す。今の日航(倒産失業恐怖集団)や全日空(前掛けおばさん軍団)なんかを見ると疲れていますねえサロンパスでも貼りましょうかと慰めてあげたくなるようなくたびれ人間の集まりだと思う。もう空へ夢が無いのである。だが中国国際航空公司のお姉さん達は大学出たて、それも一流大学出身らしい雰囲気をこちらの席までムンムン、こっちはそれを見てモンモン、飛行機はブンブン。北京に着いた時にその超美人(しつこい)CAが自分のポケットからゴソゴソと昔懐かしいポーロの棒を出して一個僕にくれた。中国語でこれあげるわとか言いながら。手のひらをみるとそれは真ん中に穴の空いたハッカ味のポーロであった。僕はそれを口に入れて昔乗ったDC-8とかBoeing727を思い出した。昔はみんなこんなに疲れていなかった。そうか、中国はまだ疲れていない国なんだとその時思った。
$Kinderbook!のブログ

今日スイスのテレビを観ていたら円山の動物たちの事をやっていた。エゾリスの一年というNHKの番組で札幌の事も紹介されていたので懐かしい気がする。懐かしいと言っても先月の27日まで札幌に居たし11月にはまたちょこっと札幌にいる。タイの友人の結婚式に娘と共に参加して娘は大学があるのでスイスの自宅へ、僕は法事に札幌へ、そして札幌からスイスに帰る。まったくせわしない親子である。僕は娘を小さいときからどこにでも連れて歩いた。ヨーロッパ中はもちろん、メキシコで展覧会あったときにも、アメリカの出版社にも、インドネシアの友人が警視総監になった時にも。娘が今年旅した場所がすごい。ロンドン2回、コペンハーゲン1回、バルト3国1回フィンランドスエーデンドイツ1回、日本1回、そして来週アメリカのボストンへ、そして僕とタイへ。飛行機代とホテル代だけでもかなりになる。クレジットカード持たせているので請求書は全部こちらに廻ってくる。でも来年働き出すと年間休暇4週間。旅行もママならぬ。娘よ、あんたの分まで旅行してあげるからね。優しい父親だなあ、僕って。
$Kinderbook!のブログ

チューリッヒはスイス最大の都市で人口なんとたった25万人。金融と経済、そして文化の中心です。スイス人は550万人しかいませんのでこれくらいか。スイスに住んでいる現在の全人口は7百2-30万人と言われていますのでその差は外国人なのです。スイスに住む外国人は20%近く。日本に住む外国人は特別定住者を含め日本国全人口の3-4%ですから日本の右翼の方々はパニックが過ぎる。マルチカルチャーはスイスの国の成り立ちからお手の物、なにしろ独立国が26と半分サイズの独立国、つまりバーゼル市国とバーゼル郊外国みたいな、が集まった連邦共和国がスイスなのです。国語は4つ、宗教は数知れず、僕みたいなリベラル派左翼には住みやすい土地です。ちなみに日本の方々のお好きなタミフルや日本政府が青田買いしている新型インフルエンザワクチンなどはバーゼル市国で作られています。スイス製ワクチンは犬の細胞の遺伝子組み換えワクチンです。お手!って言われて手を出してしまったりして。ドッグフードの美味しい季節になりましたなあ。
$Kinderbook!のブログ

円山の登参道です。ここは僕の札幌で一番好きな場所。たった240メートルの山なので20分もあれば登れる。頂上からの札幌パノラマも最高ですけど、ここには登り道の67カ所にお地蔵さんが建っています。これは明治初め札幌に移住してきた四国の人達が故郷の67カ所霊場を偲んで建てたと言われています。札幌には自分からもしくは強制されて捨ててきた故郷の地名が沢山あります。藻岩山麓の伏見地区とかね。円山・鴨川・菊水・清田。琴似は八軒とか二十四軒とか屯田兵社屋の数を表す地名があります。琴似への入植はかなり早く、琴似小学校は確か北海道で最初の小学校だったはず。今と一緒。子供の面倒見てくれないと外に出て熊と格闘できない。ラーメンズに言わせると、北海道の住民の半分は熊、残りの半分は蟹だそうです。オモチロイ。あはは。
$Kinderbook!のブログ

誰にも好みの人とか場所があってその人達や場所と再会するために旅をする。これはバンコックで僕が泊まるホテル。タイ風な作りでオーナーはタイの超有名タレントさん。日本政府の招待で北海道紹介の旅の番組を作ったことがあるので札幌のどこそこのラーメンが美味しかったなんていう話にもなる。このホテルは酒タバコ女連れ込み禁止で家族連れと僕みたいな変人がゲスト。住宅街の真ん中のソイ(路地)にあるし向かいは中学校。タイ人の生活が見られます。バンコックでいまだに不思議なのはバス。例えばホテル近くのバス停で地元の人にシアム広場へはどうやって?と訊くと人だまりが出来て議論が始まる。どこで何番に乗り換えるのかを議論しているわけだ。タイ語で。僕の頭はそれこそこんがらがって、仕方ないのでホアランポン中央駅でバスを降り、地下鉄で行くことになる。本当はバスで行きたかったのに。
$Kinderbook!のブログ

成田でスイス航空の飛行機を見るとほっとします。もう半分家に帰った気分になっている。スイス国際航空の機内はスイスの中流家庭のような褐色、不親切で不器用なCAと併せるとひどく落ち着いてしまうのです。これはとても良く知っている場所とか人とかの安心感と似ています。これに乗って12時間座って極限なく不味い機内食Chicken or Pasta?を食べて映画を3本見て2時間眠って3回おしっこに立てばもうチューリッヒに着きます。スイス航空は飛ぶのは上手だし機体も綺麗ですがあの怠け者のイモ姉ちゃん達どうにかならないかしら。
Feel at home watching SWISS plane parked in NRT. Brownish interior and unfriendly CAs makes me perfectly feel like at home. My home is only 12 hours away. By the way Swiss people forgot how to serve guests because they let Yugos and Krauts serve them. Swiss people are cow keepers and CAs believe SWISS passengers are all cows. Aha! Now I know why SWISS on board foods tastes like hay and the ticket so expensive. We are all cows to get milked for them!
$Kinderbook!のブログ

札幌では西区に住んでいます。琴似の夕方5時くらいには焼き鳥と焼き魚とラーメンの匂いがしてきます。ススキノは薄野と漢字で書きますが札幌人にとっては接待する所だしツーリストの戯れる所でもあるので札幌人同士安く美味しく安全でと言ったら地下鉄に乗って琴似まで繰り出すのです。ちなみにススキノは昔ススキが生えてボーボーだったからと思っていたのですが、実はこれは明治開拓使庁の区画整理の技師が薄野さんという方だったかららしい。第3代長官の黒田清隆が一番最初に行った公務は横浜の日之出楼という女郎屋から女性13人買ってきて札幌の現在の薄野にグランドオープン半額セール(嘘です)させたことらしい。ちなみにほとんどの女郎さん達は後に結婚して家庭を持ったという。開拓時代は女不足だったからなあ。
$Kinderbook!のブログ

マンションのバルコニーから朝が明けてきます。早寝早起きですので起きたら顔をネコ洗いしたまま散歩に出る。片手にはお上の命令で分別された極小ゴミ袋を提げている。狸の酒買いみたいにも見える。新聞配達の方々、いつもご苦労さん!ぐるっと30分ほどご近所を廻ってから部屋でコーヒーを煎れる。こういう風に書くと札幌の僕ってけっこう健康的な暮らしですね。ゴミ袋まみれですけど。今スイスの自宅でこれを書いているのですが時差ボケで朝3時には目が覚めてしまいます。むかしはこんな事なかったのになあ、と感慨深くひとつ溜め息を着く。パンダの憂愁。
$Kinderbook!のブログ
住んでいる村の近くにある山に穴が空いています。その穴から年に1回だけ日の出の御来光が下の村にある1000年前に建てられた教会の塔を照らすのです。その朝は普段誰も歩いていないのに大騒ぎ、数千人のツーリストがこの自然の奇跡を観にやってきます。数千人がコーヒー飲んだり三日月パン食べたりおしっこするために並んだり笑ったり喧嘩したりで大騒ぎになります。地元の人達は年1回だからいいか、という感じで諦めていますね。三日月パンはフランス語でクロワッサン、スイスドイツ語でギップアリ、標準ドイツ語ではホーナーと言います。ドイツ語の方はどちらも角という意味です。このパンは別にフランス人の発明なんかではなく実はオーストリアのウイーンのパン屋が発明したそうです。この三日月パンの形はイスラム教のシンボルの三日月で、ウイーンを兵糧攻めしようとしたトルコ軍の軍旗に三日月があったのでそれをパンにして食っちゃおうという話らしい。この兵糧攻めはモーツアルトのトルコ行進曲や数々のオペラのモチーフにもなっていますよね。それをまた例のマリーアントワネットが包茎のルイ14世と結婚させられたときにフランスに持って行き、そこで開花しちゃったわけです。クロワッサンやバゲットはフランスではもうパン屋ではなく工場で作られているのであまり美味しくない。スイスのクロワッサンの方がずっと美味しいと思います。バゲットも同じ。ベトナムでカゴ下げて売りに来るおばちゃんのバゲットが最高でした。手作りの味がする。パリパリ感も最高。またハノイに行きたいなあ。

$Kinderbook!のブログ


札幌からスイスの自宅に戻ってきました。
脳みそは時差の関係でぐちゃぐちゃ豆腐ですが、明日にはもう歯医者で歯の健康診断。まったく休む暇もない。今回はずっと札幌で戯曲を書いていました。まず日本語で書き上げ、それが半分くらい書き上がってプロットが固まった時点でドイツ語を書き始めました。最終稿はドイツ語でスイスかドイツで出版します。予定としては書きあげるのと校正で年末までかかりますので早くて来年の春ですね。かなり良くできていますが思い入れと弾みが大きすぎたので少し冷やしてから第三者の筆で(キーボードで)書き直します。これには二週間くらい予定すれば良し。まだ完成していないのですが長いトンネルの出口の明かりがほんのりと見えてきたところです。ここまできたらもう墜落しません。札幌のマンションではわざとテレビもインターネットも電話もありません。こうでもしないと仕事になりませんもの。こういうアナログ生活もまんざら捨てたものでもありませんぞ。物の匂いとか影とかがはっきりしてくる。これはおそらく自分で考えているからだと思う。物書きにとっては便利すぎるのは敵。できるだけ面倒くさく、迷いながら生きていくのがいいのだ。アナログ人生ばんざーい!