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空色ノートのブログ

こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

映画『ラーゲリより愛を込めて』を観てきたので、感想を少し(ネタバレあり)。じっくりと噛み締めたい作品でした。

・二宮和也さんを始めとした、俳優陣の熱演が素晴らしい。
・中島健人さん演じる新谷健雄の朗らかさ、クロの可愛らしさに癒された。
・営倉入りは観ていてゾクゾク…。
・野球を楽しむ皆の笑顔が良い。山本さんの「生きるためには希望が必要なんです」という言葉が身に染みる。
・雨の中、仲間達が「いとしのクレメンタイン」を歌う場面が印象的。
・生きて帰国できると思っていただけに、山本さんの余命宣告はとてもショックだった。
・夫の死を知り、庭に倒れ込むモジミさん。号泣する姿は、観ていて辛かった。
・遺言を記憶して届けるという展開に、胸が熱くなった。

インタビュー、プロダクションノート、遺書全文、史実と解説など、パンフレットの内容も充実していました。
カメイ美術館(宮城県仙台市)で開催中の、『特別展 花の絵画展』『カメイコレクションより「東北の伝統こけし」』(令和4年度)を観てきました。

『特別展 花の絵画展』では、カメイ美術館、SOMPO美術館などのコレクションより、花を描いた作品37点が紹介されています。

『特別展 花の絵画展』では、
小倉遊亀 (おぐら ゆき)《咲きそむ》(花弁の模様が美しい)
千住博 (せんじゅ ひろし)《夜桜満開》(春の夜の夢のよう)
菅野廉 (かんの れん)《椿》(ふっくらとした花が愛らしい)
が、特に良かったです。

春の訪れを感じる展覧会。薔薇を描いた作品が多かったように思います。

会期は、『特別展 花の絵画展』が5月21日まで、『カメイコレクションより「東北の伝統こけし」』が5月28日までとなっています。
『熊川哲也 Kバレエ カンパニー「クレオパトラ in Cinema」』を観てきたので、感想を少し(ネタバレあり)。

・ドラマチックで耳に残るテーマ曲。
・今夜のお相手選び〜男娼との情事が刺激的だった。艶めかしいクレオパトラ。
・ブルータスの火炙りが衝撃的。
・クレオパトラとアントニウス、二人の踊りが素敵。最初の踊りのクレオパトラは、儚げで守ってあげたくなるような雰囲気。二度目の踊りでは、愛し愛される喜びがひしひしと伝わってきた。
・オクタヴィアヌスの執念が恐ろしい。

王家に生まれ、その美貌と知略を駆使し、しなやかに強かに生き抜いてきたクレオパトラ。階段を上り切った彼女がシルエットになり、光の中へ倒れ込むラストは圧巻。思わず息を呑むほどの美しさでした。