『熊川哲也 Kバレエ カンパニー「クレオパトラ in Cinema」』を観てきたので、感想を少し(ネタバレあり)。
・ドラマチックで耳に残るテーマ曲。
・今夜のお相手選び〜男娼との情事が刺激的だった。艶めかしいクレオパトラ。
・ブルータスの火炙りが衝撃的。
・クレオパトラとアントニウス、二人の踊りが素敵。最初の踊りのクレオパトラは、儚げで守ってあげたくなるような雰囲気。二度目の踊りでは、愛し愛される喜びがひしひしと伝わってきた。
・オクタヴィアヌスの執念が恐ろしい。
王家に生まれ、その美貌と知略を駆使し、しなやかに強かに生き抜いてきたクレオパトラ。階段を上り切った彼女がシルエットになり、光の中へ倒れ込むラストは圧巻。思わず息を呑むほどの美しさでした。