映画『金の国 水の国』を観てきたので、感想を少し(ネタバレあり)。盛り上がりには欠けるものの、丁寧に作られた作品だと感じました。
・美しい背景美術と音楽が印象的。
・国境の壁なのに誰も警備していないような…。
・ナランバヤルが襟巻を外す仕草、サラディーンが楽器を爪弾く様子にドキッとした。
・ライララの人質発言が怖い。
・サーラのばあや、武闘派の学者・ジャウハラ、アルハミトの建築家・アジーズが良かった。
・バイカリ族長とサーラの飲み比べが気になる。
・終盤のバウラが格好いい。
・根からの悪人はいなかったんだなぁ…と。優しい世界。
本筋から逸れてしまいますが、個人的にはもっと政治的な駆け引きや、水路建設の苦労や喜びが観たかったなぁ…と。