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全国社会人サッカー選手権大会。

そうです。
いわゆる全社です。

本日10/18から32チームでのトーナメン。
しかも休みなし5日間での5連戦。


各地域リーグの1~2位に与えられる地域リーグ決勝大会(つまりJFLへのプレイオフにあたる大会)への出場権を北信越4位と言う事で逃している松本山雅FCは、来期のJFL入りの為にはこの大会での2位以上(場合によっては3位とかも可)が必要となります。

そして逆にそれが出来なかった時には、来期も北信越リーグ確定。
なんとしても勝たなくてはなりません。



と言う訳で、ひと目見ようと新潟県聖籠町へ。


松本山雅FC×奈良クラブ


奈良クラブは県リーグ所属の新興クラブ。
県リーグながら中村祥朗やら矢部次郎やら実績のある元Jリーガーがチラホラといます。
そして選手達の前所属クラブの約半数が都南クラブってとこで、なんだか奈良育英のOBクラブが母体の予感が。まぁ真実はわからず終いな訳ですが。

そんな訳で、トーナメント表を見た時はカジュアルに組める相手だと感じましたが、実は結構危ないんじゃないかとここ数日感じはじめてました。


が、蓋を空けてみればなんて事はない。
矢部次郎は出場せず、そして中村祥朗に至ってはピーク時は知らないけども、とにかく体が重く元Jリーガーの片鱗を感じさせない出来。

そうなるとだいぶメンバー落としているとは言え、松本山雅の相手ではありません。
吉田賢太郎のスーパーゴール3発で一蹴。

3-0で貫禄の勝利です。

前半の流れのあるうちに突き放せなかったのはちょっと引っかかるところではありますが、ポイントとなる試合ではおそらくオフェンス陣の顔ぶれも違うだろうからまぁそれはそれでよし。

何よりも勝たなくてはならない試合で勝った事がデカいんです。
格下相手にきっちり勝つ難しさは先週の湘南ベルマーレ戦で学んでるんで本当にナイス勝利です。




そして同会場の2試合目。

沖縄かりゆし × tonan前橋

沖縄かりゆしの方が前評判は良かったみたいだけど、パンフレットを見たらtonan前橋もなかなかに協力なメンバーで驚きました。

柳沢宏太やら氏家英行やら高須洋平やら前橋商業OBっぽいのがズラリな感じです。
そして、その中に元Kリーガーのファン・ギュファンやブラジル人FWのルイス・フェルナンド。

県リーグにいるのが全くもって不思議なチームです。



試合の方もその通りで、優勝候補の沖縄かりゆしと全くの互角。
むしろtonan前橋が押してたくらいな感じでした。


実際に結果としても2-2からPKでtonanが勝利してる訳ですから本物です。
ってか、2点リードした時点で2回戦に備えて選手交代をしてなければもっとスマートに逃げ切っていたんじゃないでしょうか?


個人的にtonan前橋よりの目線で見てた訳ですが面白いチームですよね。

注目してた185cmの黒人FWルイス・フェルナンドは足が速い以外はわりと見かけ倒し(特に空中戦が絶望的に弱い点)でしたが、相棒の大塚俊之はヘディングも強く器用な感じが好印象でしたね。
そして中盤左のファン・ギュファンやルイス・フェルナンドに代わって出場した元草津10番の高須洋平らは小回りが利いてなかなかにアグレッシブ。
そしてボランチの氏家英行はさすが99Wユースの準優勝メンバーと言ったところで別格のプレイでチームを牽引してました。ってか、彼の場合ネームバリューもあってあれだけのプレイが出来る選手なのに、どうして県リーグにいるかは謎でしたね。
そんな感じで、試合が終わる頃にはtonan前橋に心を奪われてしまいました。






そんな訳で、明日の2回戦は松本山雅×tonan前橋。
勝てばベスト8です。


せっかくなんで軽くプレビュー的なやつでも。

tonan前橋は今日PKまでもつれ込んで死闘を繰り広げての連戦。
足をつってた選手もいたりで、相当な消耗をしてるはずです。
一方、松本山雅は明日は今日とメンバーをだいぶ変えてくる事が予想され、圧倒的に有利ではないでしょうか。
でも、その部分で決着つくのなら昨年の時点で松本山雅はJFLに上がってます。
これはあくまでも有利な一条件に過ぎません。


toman前橋は確かに強かったけど、落ち着いて冷静に考えればおそらく自力は松本山雅が上でしょう。
その中でも勝利の為のストロングポイントは山雅のCFのポイントと右SHのポイントだと感じました。
ここのポイントではきっちり主導権を握る事。
早い時間帯で先取点を奪う事。
この辺りが鍵になってくるところでしょう。

そして守備面ではルイス・フェルナンドがヘディング弱いのに騙されない事じゃないでしょうか。



3~4回戦は厳しい試合になりそうなんで、出来るだけ消耗せずに勝てれば言う事はありません。

とは言っても何よりも大事なのは勝ちと言う結果です。
延長でもPKでも勝てばOKです。



まだまだ先は長いけども、まずは明日。
きっとやってくれる事でしょう。

ジャニーズムービングステージ。

ひょんな事からTIMEのコンサート動画を見つけてしまい、あまりに驚いたんで貼り付け。

Love Situation





20代も半ばを過ぎた大人達がピンクのタンクトップを着て踊ってる点は置いておいて、見て欲しいのはなんと言ってもその舞台装置。



その名も…

『ジャニーズムービングステージ』


見ての通りの透明なアクリル版で作られた移動型ステージです。
せっかく来てくれたファンに、少しでも近くに行く事で楽しんで貰いたいと言う想いからメンバーの松本潤(以下 松潤氏)が発案したもの。
いやぁさすが松潤氏です。
この辺りの感覚は完全にアイドル離れしてますね。


おそらく多くの人は松潤氏に対し、俳優・松本潤をイメージしている事でしょう。
そしてその演じるキャラクターから多少なりとも『オレ様』なイメージがあるかもしれません。
しかしながら、かつてリハーサルを覗いた時に見た松潤氏は全く正反対な人間でした。
覗いた3日間において、リハーサルの際には必ず「もっとこうしたらいいんじゃないか?」と提案し、どうしたらお客さんがより楽しめるかを常に考えていた松潤氏がいました。
一見ワンマンな様ですが、松潤氏の言動にはスタッフへのリスペクトが随所に感じられるのでそこには心地よい緊張感が生まれます。

おそらく松潤氏にトップアイドルだからと言う驕りはないでしょう。
オフの彼を見て感じたのは「真面目」「真摯」「謙虚」の塊だと言う事。
そして何よりファンがいるからステージがあり、スタッフがいるからステージに立てるのを心からわかっている存在だと言う事です。
アイドルと言うものをあくまで突き詰めるのが松本潤。
Å型だけにそこにだきょうはありません。
彼は相当にアイドルです。






で、話は上の動画に戻ります。

何が凄いかって当初は1つだったジャニーズムービングステージが2つある点。

おそらく現場にいたら、これは相当興奮するでしょう。

まさに「少しずつ…近づきたい」と言った状態です。


で、お互い少しずつ近づいてジャニーズムービング(大)とジャニーズムービングステージ(小)が交差する瞬間とかもういつ心臓がはちきれてもおかしくありません。


そしてジャニーズムービングステージ(大)とジャニーズムービングステージ(小)の合体。
A・M・N・O・Sが一つのステージに揃い嵐になります。

ちなみにここがこの動画で個人的に一番好きなシーン。

なんか嵐とスタッフの信頼関係が見えていいですよね。


嵐が最高に映える様に舞台を整えるスタッフ。
その最高なパフォーマンスで応える嵐。
そんな図が心を和ませます。


なんだか「嵐探し辺り騒がしい これが大和魂!」な感じになってしまいましたがたまにはいいでしょう。


では!

宇佐美貴史

知る人ぞ知る日本サッカーの救世主最有力候補。


彼を生で見たのはただ一度だけ。
2006年度のU-15高円宮杯決勝、彼が中2の時のみです。
「見ておいて絶対損はないから」と誘って一緒に2人は覚えているんでしょうかね?
やっぱり噂は本当で「日本にもこんなすげぇドリブルする奴が現れたんだなぁ」と思ったものです。


それから2年弱の月日が経ちました。
常に気にはしてたんですが、なんだかんだで見にいくまでには至らず。
それでも、ちょいちょいチェックはして情報は集めてたんですよね。
昨年の豊田国際で一学年上の選手に混じりながらも見事MVP。
そして今年度は高校1年にして名門G大阪ユースで10番をつけてるとの事。


ちなみにそんな豊田国際2007のMVP動画はコチラ







で、現在行われてるU-16アジアユースでも大活躍の模様。

マレーシア戦


サウジアラビア戦5人抜き


これだけ気持ちいいドリブルを連続して見せられると嫌でも期待してしまいます。






ただ通に話を聞くとそんな彼もいい評判ばかりではないんですよね。

「オフの時間が長すぎる」

彼について聞くと必ずついてくる言葉です。




個人的に「オフの時間が長すぎる」と聞くと思いつく選手はかつて名古屋ユースでキングとして君臨してた平林輝良寛。

宇佐美貴史ほどでないにしろ柔らかくキレのあるドリブル。
目が覚めるようなファンタスティックなラストパス。
ゴール前で彼が触ると必ずと言って良いほど決定機が生まれてた程でした。
ただ彼は絶望的に動かなかった。
カウンターで攻めあがる場面では、トップ下の彼は決まって最終ラインでジョギング。
当時「オフの時間が長すぎる」とは彼の為の言葉だったんじゃないでしょうか。
案の定プロ入りした彼は大した成果を残すことなく、戦力外通告。
今はFC刈谷に所属しているようです。
ってか、一度は見に行きたいとは思ってるんですがね。



そんな訳で「オフの時間が長すぎる」ってのは、意外と深刻な問題なのかなぁと。
実際にはほとんど見てないんで、なんとも言えないけどやっぱり順調に成長して日本を代表選手になって欲しいですよね。
W杯でサウジアラビア戦の様なドリブルをする日本人を想像するだけで鳥肌がたつってもんです。