宇佐美貴史
ガンバユースの最高傑作とまで言われた宇佐美貴史選手が今日のACLでデビューらしい。
いやいや楽しみです。
また、とある記事によると西野監督がスタメンを明言したとか。
ってか、ガンバ大阪からしたら消化試合だけど、対するFCソウルからしたら、現在、勝ち点同じの得失点差1点ビハインドで3位だから是が非でも負けられない試合なんですね。
となると、活躍したなら尚熱い。
今後リーグでも戦力となっていくのではないでしょうか?
と前振りはさておき、宇佐美選手がメジャーになってしまう前に言っておきたかった事があります。
宇佐美貴史選手(ガンバ大阪)と木村勝太選手(松本山雅)って似てますよね?
それだけ。
この説に関しては結構自信あるんで後出しジャンケンになる前に言っておきます。
ってか、木村勝太選手を初めて見た時から思ってました。
「宇佐美に似てるなぁ」ってね。
宇佐美貴史選手
木村勝太選手
ってか、宇佐美宇佐美言ってますが、実際宇佐美選手も楽しみなんだけど、何気に平井将生選手が出ないかなぁとか思ってます。
宇佐美選手は見た事あるんである程度はイメージ出来るんだけど、平井選手は全くの未知。
ガンバ大阪と5年に及ぶ長期複数年契約を結んだポテンシャルはいかに、と言ったテンションです。
ともあれ、今夜のACLはサッカーオタク注目の試合となりそうですね。
ACL Fグループ第5節 山東魯能×ガンバ大阪
まぁ完全に自己満足な訳ですが。
2009/5/6 20:30K.O
山東魯能 0ー1 ガンバ大阪
【得点】
G大阪 レアンドロ
もはや2週間近く前の試合で記憶も微妙な感じですがとりあえず感想程度でも。
まず感じたのが「アウェイだなぁ。」って事。
今まで我が家ではACLを放送してる局が入らなかった事もあってACLの厳しさとか文字でしか知らなかったけどあれは過酷そう。
とか言ってたら、現地まで行った人に「テレビで見ただけで何が分かる?現地に行ってこそあの過酷さは分かるんだ。」とか言われそうですが。
まず現地のスタジアムの殺伐とした雰囲気はテレビを通じても伝わってくるし、危険なタックルの嵐とそれに対する判定もアウェイを感じさせてくれました。
今までなら結果だけ見て「結構手こずったなぁ」程度の感想だったと思いますが、テレビとは言え実際に1試合通してみると「よく勝った。価値ある勝ち点3」と言う気持ちが強くなります。
そんな中で注目してたのは遠藤保仁選手と下平匠選手。
なぜここに来て遠藤保仁選手なのか?
遠藤選手に関しては生でも何度か見た事あるしテレビでも何度も見た事あります。
「どんな選手か?」と問われれば「運動量は多くはないけど、バランス感覚に優れ攻撃を円滑にする繋ぎが出来る選手」とそれなりに答える事も出来ます。
しかし教科書通りなこの回答に疑問を持ちました。
果たして実際にそうなのか?と。
それって雑誌とかの受け売りじゃないのか?と。
試合は何度も見てるけど、そこまで遠藤選手に特化して見た事ってあったっけ?
とかとか思った訳です。
つまり、雑誌とかの受け売りでなく自分の言葉で日本を代表するプレイメーカーの遠藤選手を説明したいなぁとね。
しかし不運な退場により遠藤選手を見れたのは前半の45分間のみ。
そこで感じたのは「縦パスが上手い選手」だと言う点。
横へ横へと出せる選手はいくらでもいるけど、奪われカウンターを食らうリスクと隣り合わせの縦パスをコンスタントに入れられる選手は案外に少ないんですよね。
遠藤選手はそれをごく自然にこなすし、ミスが少ないなぁと感じたものです。
そしてその遠藤選手の縦パスにこそガンバ大阪の攻撃サッカーがあるのだと思いました。
遠藤選手にボールが渡る→縦パスが入る→【FW】ポストに入る→【MF】ポスから受ける→展開
遠藤選手がいる事によりこの基本的な流れが日常的に行われる様になる気がしてなりません。
中村俊輔選手の様なロングパスや中田英寿選手の様なスルーパスは目立つし得点に直結するから分かりやすいんでしょう。
が、「攻撃を円滑にする」と評される遠藤選手の「縦パス」こそが日本のパスサッカーに必要なものなのかなぁと感じました。
いやぁ黄金世代で注目浴びるの遅かったけど遠藤選手は凄いですね。
また一方の下平匠選手。
昨年からちょいちょいと出てるし、最近では安田理大選手からポジションを獲得してる感じで気になってた選手です。
実際に見ると安田理大選手からポジションを奪ったのもまぁ納得ですね。
運動量が豊富で攻撃的、サイドバックなのに妙に位置が高いなぁと。
かと言って守備もハードにこなせる印象でした。
またセットプレイ時には左のキッカーを務める事もありキックの精度も良さそう。
安田選手に比べると最後の場面でのキレやアグレッシブさでは劣りそうだけど、バランスのいい正統派なサイドバックと言う印象を受けました。
にしても、88年世代で今年21歳ですか?
また面白い選手が出てきましたね。
ってか、前々から思ってたんだけど、ガンバユースは左SBの宝庫ですね。
ざっと挙げるだけで以下の通りです。
鹿島 新井場徹選手
清水 児玉新選手
G大阪 下平匠選手
G大阪 安田理大選手
そしてそれに対抗する左SB王国が市立船橋高校なんですよね。
千葉 青木良太選手
横浜 小宮山尊信選手
名古屋 阿部翔平選手
松本山雅 石川航平選手
この2チームだけで、J1の約3分の1の左SBをまかなってるんだから凄いですね。
そんな訳で、ガンバ大阪はF組1位通過を決め残り1試合は消化試合となりました。
噂では宇佐美選手のデビュー戦となるって噂。
それが本当なら相当に楽しみですね。
いやぁ熱い。
J1第12節 川崎フロンターレ×ジュビロ磐田
都合により週末は東京へ行かなくなってしまったためついでに等々力へ行ってきました。
2,009/5/16 15:00K.O
【得点】
川崎 ジュニーニョ
川崎 鄭大世
この試合に関してはちょっと話に夢中になりすぎて通常の6割程度の印象しか残らず。
まぁスタジアムでそうやって過ごすのも楽しいわけですがね。
個人的な注目は、イ・グノ選手と山本脩斗選手ですね。
毎度触れてる山本選手の左バックですがやっぱり守備ではキツイかなぁと。
新潟戦に続き川崎はワイドに開いたウイングの個人技による突破を試みてて、山本選手は主にジュニーニョ選手とのマッチアップでした。
Jリーグを代表するドリブラーとのマッチアップで狙われてた部分もあって完全に後手に回ってたけど、本当にギリギリ食らいついてた印象でした。
少しは守備的に成長してるんでしょう。
また攻撃では、68分に交代で入った犬塚選手と比べて効果的に絡めてるかなぁという印象。
ただ彼の前に構えるジウシーニョ選手が中へ行きたがるタイプの為か、縦へ行かなくては行けない場面が多く若干消化不良そうに見えました。
彼の持ち味的には中へ上がっていきたいんじゃないでしょうか?
一方のイ・グノ選手。
この日は全くいいところ無かったですね。
ってか、川崎のDF陣に上手く押さえ込まれたという印象。
かなりマークが厳しくてそもそもボールが入らない、入っても早いアプローチで体を寄せられ自由を与えられない。
じゃ他の選手のマークが空く?
と言っても、そこからも突破口を見出せない。
完全にイ・グノ選手への依存型のチームになっているからなんでしょう。
帰りに子供が言ってた「イ・グノ抑えたらあとなんにもないじゃん!」ってのは今のジュビロ磐田を非常に端的に表してるのかもしれませんね。
あと印象的だったのが川口選手の上手さ。
そんなに多くのGKを見てるわけじゃないから、「やっぱり日本代表に入れるべきだ!」とかあつぶった意見じゃなく絶対評価で「単純にうめぇなぁ。」て具合です。
と言うのも、最近フットサルでGKとかやったりしててGKの面白さとか感じてきたからなんですよね。
その上手さを顕著に感じたのが2失点目のシーン。
鄭大世選手との1対1を1回止めて押し込まれたんだけど、1回止めたシーンがすげぇと思ったわけです。
なんというか完全に川口選手の間だった訳ですよ。
「どこに撃っても止めますよ」みたいなさ。
結果的にセカンドを押し込まれる訳だけど、なんかすごかったですね。
あと飛び出しのタイミングもピタシな感じを受けたし、最近どうのと言われてる川口選手ですが持ち味は平面の守備なんだなぁと今更ながら感じました。
そんな印象の試合。
実際には最も印象に残ったのは試合でなくて川崎フロンターレのホームゲームのスタジアムの楽しい空気感でした
空気感だから具体的にどうのってのじゃないんだけど、なんか暖かい雰囲気に包まれてるなぁと感じたものです。
とりあえず試合後この日誕生日だったレナチーニョ選手に対しサポーターの前で卵や小麦粉をぶっ掛けるシーンは必見でしたね。
またスタジアムを出ると出待ちしてるファンに対しほぼ全選手がカードを渡しサインをしたりってのは相当にインパクトありました。
自身もこの日出場停止の横山選手からカードをもらおうと待ってましたが、山本選手と話し込んでて不発。
ってか、そもそも出場してない選手はそういうことしないらしい。
そんなこんなで帰ろうとしたら、バスに乗らずにタクシー?だかに乗るため移動する横山選手が。
ファンの人からすげぇ目立つとこを歩いてるのにほぼ声をかけられずに進む彼。
確かにこの日出てなかったしカーデガンとか着ててJリーガーっぽさはあんまりなかったけど、一応A契約の選手でレギュラーな訳であのスルーっぷりは見事でしたね。
あまりにスルーされてたんで呼んでみたら近くまで来てくれました。
それでも混雑にはならず、「YOKOYAMA」ユニフォーム着た女子が3人着た程度。
「こないだのマリノス戦も行ったよ。」と言ったら「兵藤削ってやろうと思ったんですけどね。」みたいな会話を一言二言。
A契約でレギュラーまでなったのにあまり変わってないのがなんか熱かったです。
久々に横山選手と話せたし非常に満足な観戦でした。
また帰り道、武蔵小杉駅では知人に話しかけられ15分程度話し込み。
こんな偶然がおきるのもまたサッカー観戦の醍醐味ですね。