悪党たちは千里を走る/貫井徳郎 | ■晴日の読書手帖■

悪党たちは千里を走る/貫井徳郎

悪党たちは千里を走る (幻冬舎文庫) 悪党たちは千里を走る (幻冬舎文庫)
貫井徳郎

幻冬舎 2011-06-09
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「真面目に生きても無駄だ」。

しょぼい騙しを繰り返し、糊口を凌ぐ詐欺師コンビの高杉と園部。仕事先で知り合った美人同業者と手を組み、豪邸の飼い犬を誘拐しようと企てる。誰も傷つけず安全に大金を手に入れるはずが、計画はどんどん軌道をはずれ、思わぬ事態へと向かってしまう―。スピーディな展開と緻密な仕掛け。ユーモアミステリの傑作。
                        [「BOOK」データベースより]
  

詐欺師だけど良い人でなんだか憎めない2人組+1人。金持ちの犬の誘拐を企てるも、何者かにその家の息子が誘拐され…というお話。テンポも良くて全く飽きずに最後まで読めて楽しかったー。こういうコメディもたまにはいいね♪

     

本★★★☆☆

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【過去に読んだ貫井徳郎作品】

夜想

愚行録 (創元推理文庫)

慟哭

後悔と真実の色

乱反射

プリズム (創元推理文庫)

烙印 (創元クライム・クラブ)

失踪症候群 (双葉文庫)

天使の屍 (集英社文庫)

修羅の終わり

崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)

誘拐症候群 (双葉文庫)

鬼流殺生祭 (講談社文庫)

光と影の誘惑 (創元推理文庫)

転生 (幻冬舎文庫)

妖奇切断譜 (講談社文庫)

迷宮遡行 (新潮文庫)

殺人症候群 (双葉文庫)

神のふたつの貌 (文春文庫)

被害者は誰? (講談社文庫)

さよならの代わりに (幻冬舎文庫)