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口コミ どこでもドアを一回だけ使えるとしたらどこへ行く?

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う~ん

どこでもドアが、本当にどこでも行けるものなら

そうだなぁ、桃源郷?

中国の伝説上の楽園。

楽園と言っても、平穏の地であって食べるものに困らないというだけ。

里の人間は普通に働いています。

たぶん、エデンとかエルドラドとか楽園伝説は数あるけど


その中でも内容が一番しょぼいのはこれかもしれない。

それでも行きたいなぁと思うのは・・・

そこにはおそらく当時のままの生活が残っているから。

古代中国の歴史なんてロマンチックじゃないですか?

普通に、楽園で豪遊するだけなら

たぶん、お金持ちならだれでもできそう。

歴史ロマンはお金で買えないですよ。


まぁ、ずれた発想かもしれませんけどねぇ。

第二章 多重存在 2-13 大重撃!! -小説


モノレール




時速75kmでモノレールがやってきた!



勘弁してくれアルヴェーグ式、

なぜフランスのように懸垂式にしなかった!


俺達は、互いに互いの車線へと逃げた。

いや、ちがう。
互いに互いの車線にきたモノレールの側面を足場にした。



通り過ぎる二車両間をたがいに行ったり来たりしながら、エンカウンター式で殺す。

俺とあいつはジグザグに、まるで網ものでも編むかの如く、行きかい殺しあう。

だが、限界だ。



そんな芸風での戦闘は、桃色血走りをより疲弊させてる。

「残念だけどよ、ここで終わりだ。」


俺は告げる、勝利は確定した、俺は鈍ったあいつの鋏の刃先を交わしてその手をつ


かみ、投げ飛ばし、高圧電流の流れる本線の電磁線にぶつけた!


一瞬で黒こげ!皮膚ごとただれろ!


バチン!



一瞬の音で、勝利は決する。



普通なら、路線上に立つだけでもダメなんだろうが、人外だからな俺たち。



それでも、さすがに直接となれば話は別だろ。


電撃の強さは熱傷だけではない。


精巧な電気信号で活動を繰り返す俺たち生き物に一両15トンの列車を動かすそん


な大電流を放り込まれれば、体の機能自体が至る所でダウンする。





「おまえさ、体できてないとか、それ以前にやっぱ俺に勝つなんて無理じゃね?お


前、軽すぎるよ。いくら早くても、それじゃやっぱ無理だろ。」





俺は、その死体に語りかける。

もう、終わった黒こげローストビーフだったが、久々に興に浸らせてくれた女だ。

そのくらいの、価値はある。

しかし、どうする?


こいつ何か知ってそうだったのに、殺しちゃ情報引き出せねぇよ。


「ふふ、軽いですか。それは、女の子にとっては褒め言葉ですよ。」


って、おい!



俺は、さすがにぞっとする。

今まで生命力はゴキブリが世界最強と信じて疑わなかったが、そのヒエラルキーが今崩れた。


おいおい、どうなってんだ。

そりゃ、人間の仕組み的にあっちゃならんだろう。



「うふふ、愛染くんのお仕置きに比べれば、こんなものは電気マッサージ機ですね。」


電気マッサージ機は感電しねぇ!


つか、愛染君よ、それはあまりに酷過ぎる。一体彼女にどんなショッカー改造を施し


たんだ。いっそ、世界征服しろ。




「ふふ、しかし、軽い・・・ですか。」




やつは、指に何かをつかんでいる。


よく目を凝らす。暗いが、かろうじてわかる。



それは、糸。



しかし、どこにつながっている?



少なくとも、俺の体ではない。



「それは・・・」



やつは、ぐっと引っ張った。両腕をクロスさせるように―。


すなわち、それは右手が左側の何かと繋がっている。


すなわち、それは左手が右側の何かと繋がっている。


その先には、さっき通った二台の列車!

二台のモノレール!




「これでもですかっ!」


それが、『引っぺがされて』


―宙を舞ったッ!



先ほど、俺を一本釣りした奴だが、そんな比ではない。



何しろ一台15トン!



それが連なったものを二つも釣り上げるなど、そんな異常は見たことがない!



どんな理屈で持ち上がる!



いや、そんなことより・・・いくらなんでもこの一撃は重すぎる!


それは落ちてくる、問答無用で、俺を圧殺する最強の凶器となる!



「ああ、死んじまうなぁ・・・」


おれは、呟いた。


第二章 多重存在 死の河に浸かった街 -小説






始まった殺戮は止まらない。




人間の限界値を大幅に超えた活動により、閃光のように二人は絡み合って殺しあう。


なにが、辛いか、苦しいか・・・


そんな事が吹っ飛ぶほど頭が真っ白になるほど、そこには狂った楽園が広がっている。


時刻は、未だ人通りのある時間。


ならば、人を殺してそれは進む。



相手を殺すついでに見た人間も殺す。それを見た人間もまた殺す。



二つの閃光が町を蹂躙しながら、無限のように死の川を広げる。


奴らは死戯と呼ばれる生きた都市伝説。


その伝説は、また一つ物語を増やした。


この日、血はさんさんと降った。血の池だまりに町は浸かった。


死の川はゆったりと流れるその行き先、モノレール駅へと流れ込んだ!


モノレールの架橋・・・一つは門真行き、一つは大阪空港へと向かうもの。


行きと帰りの二つの路線。


その路線を駆けながら今二体の殺人鬼の殺し合う。



「熱いな!最高だよ、お前!」


「うひっ!その言葉は二回目ですよ!」


そうだっけか?


大阪空港へと向かう方向に駆けながら、

相手の追尾式の針を交わし、

鋏を交わし、

糸を交わす。


その合間に、俺には武器などない。


ただ切りつける。


己を一本のナイフとして殺滅を繰り返す。


俺たちの均衡は崩れつつある。


短期決戦であれば、武器を使う桃色血走りが有利だったのだろう。


だが、しまったことに俺達は殺しにこだわりすぎた。


この町で虐殺を起こしたことにより、余計な動きを交えすぎた。


戦闘は、桃色血走りの臨むように長期化したが、

それが却って彼女を追い詰めている。


とにかく体格差があるのだ。



中学生と言うただでさえ成長期である二人だが、

俺は、ともかく女のあいつは中学一年生。



成長期の前期にいるあいつと。


後期にいる俺とでは体のつくりがまるで違うのだ。

出来上がっていない。

未熟である。

そして何より、身長がちっさい。



身長が150㎝にも届かないちびっこ変態殺人鬼に、長丁場はきつい。


武器を使うというのも、ここにきて有利ではなくなっていた。


武器ってのは、案外体力を使う。


ゴルフクラブを振るとわかるが、手を振るのとはわけが違う。


どんなにリラックスしても、

支点、

力点、

作用点、

モーメントに慣性、

単純に質量、

振れば遠心力、

支持力など

あらゆる運動エネルギーが道具を使うだけで、

自分の体の一部でないというだけで

負荷となって体を襲う。




裁縫道具とは言え、それは変わらない。
俺は、やや押してきていた。
突然だが後ろからライトで照らされた。
モノレールがやってきたのだ。
今は、俺のいる路線。
S駅からなら二十三時四十八分大阪空港行最終便!


だが、支障にならない―


俺達はそれより遙かに速い!



時速75km?カメかそりゃ?



追いつけるものなら追いついてみろ!


だが、しかしそこまであいつも甘くない。
桃色血走りは、糸つきの針を足に絡ませてきた。

おれは、つんのめるが、なんとかその場に踏みとどまる。


えっ・・・と。すまん、マジやべぇわ。早いですね。予想外だぜ、モノレール。


お前って結構速いんだな。

だからさすがに、その重量で突っ込んでくんな!



さて、桃色血走りにも予想外のことが起こった、


俺の移動を止めるため、踏ん張って、糸を引いていると


向かいからやはり、時速75kmでモノレールがやってきたのだ!