蒸れないブログ -148ページ目

絵 kissのある風景

自分の絵の出発点はやはりアナログ


最近では下絵は最初からSAIで描いていたので(鉛筆と紙がかからん!素晴らしい!)


ひさびさに鉛筆の練習をしてみる。


落書きには違いないが
kiss


と、こんな感じ。


こうして書いていてわかることは


幸せそうなKissの風景を書こうとすれば

まず二人を書こうとするのでは無く

『境界がなくなった一人』を書くつもりで書く

これが結構大事で


そりゃ、実際には二人書くことになるんですけど


二人という境界が口元で無くなって、連続している感じ


そうでないと、キスしているにもかかわらず、奇妙な違和感というか距離感ができてしまう。


一言でいうなら溶け合ってるイメージ?


あと、二人の表情がシンクロしているほうが雰囲気は出る。

ついでにシンクロしてないと、妙にエロいというか煽情的というか

幸せな感じのキスではなくなります。


まぁ、男の俺がこんなことを語るといやらしいように聞こえるかもしれませんが

キスというのは男女の溶け合った一つの形なのかもしれないなぁ・・と


まぁ、単なる落書きなんですけどね。



突然のインターネット接続不具合

ここ二日ほど、インターネットの接続不具合により

ペタのお返しができなく


大変申し訳ありませんでした<m(__)m>


携帯も機種替えしたのでそちらも不通でどうしようもなかったwww

小説 愛食家な彼女 52


言葉通り店から出て行こうとした時だった。


「いや、ちょっと待ちたまえ」

三島に呼び止められる。

俺はたたらを踏みながらも、振り返る。

「高柳君、拳銃はもっているかい?」

―持っているわけがない。

謹慎中に拳銃の携帯許可が下りるようなら世も末である。

そもそも、その拳銃にまつわる一件で謹慎処分を食らったのだ。

それを、一から三島に説明するべきか考えてすぐに止めた。この男ことだからそんなこと重々承知の上できいて来ているに違いない―何とも遠まわしな事だ。

だから、俺は

「いいえ」

とだけ答えた。

「そうかい」

三島は、そういうと、スーツの内側から無骨な鉄の塊を取り出し、机に置いた。

「餞別だから持って行きたまえ」

それは、S&WM500-マグナムの代名詞とも呼べる、アニメや映画で引っ張りだこな拳銃だった。

拳銃に詳しいほうではないと思うが、それでも知っている。

中でもM500は、もともと狩猟用の大型動物をしとめるためのもので、人間に使えば、明らかにオーバースペック、オーバーキル。

威力もさながら、残す反動も半端ではなく。大柄な筋骨隆々な男が扱っても、手や肩にしびれが残り続け、俺みたいなやつが売っても(ましてや三島が打てば)肩が外れるのではないかというくらいの、持ち手を選ぶ問答無用の世界最高レベルの拳銃である。

「とりあえず、三島さんを銃刀法違反で逮捕しようと思うんですけど・・・・」

「逮捕状も見せたまえ」

「あんた、現行犯だよ!」

本当に何者なんだ!この人!こんな大口径の拳銃が日本で簡単にだ回っていてたまるか!

「でも君には必要さ。」

「こんなもの持ってたら、俺は次こそ職を失います。」

「命には代えられないだろう?」

不気味なことを言う・・・・・。

それも、預言者然とした三島の発する言葉だと考えれば、不気味ではなく死刑判決に近いかもしれない。

「ほら、手にとりたまえ。君には必要だから。わかるかい?『必要なんだ』」

そこまで強くいわれると、もう逆らえない。

死にたくなければ銃をとれ―と、脅されているようなものだ。

俺は、しぶしぶながらも、その警察で支給される拳銃よりはるかに重く大きい銃を取り上げた。ホルスターがなければ持ちづらい一品。

暴発の危険を考えれば、服の内ポケットに入れる気には到底なれなかった。

そういった、おれの思考紗江も呼んでいたかの如く、今度はホルスターが投げ渡される。

「どうしても、必要ですか?」

「決めるのは君だけどね。」

なんと、今更付け加えるように言う。

結果として、俺はみずから拳銃を手に取った。

命を守るためのものなのに、武器なんて持っていても逆に不安しかいだけない。

そして、俺は今度こそその場を後にしたのである。



 ◆ ◆ ◆



大阪の南、心斎橋の端、少し離れた路地の入り組んだ場所がある。

クラブやディスコなんてものはなく、ただの飲み屋街の一角に過ぎないが、こういう所にだってあるところにはあるものだし、いるときに入るものだ。

そう、薬屋と呼ぶべきか。

売り手である。

麻薬というものは、馬鹿をしたい若者にこそ蔓延しているというイメージがあるが、そう言ったものはとうに古かった。

むしろ、高ストレス下におかれやすい「いい大人」にこそ、逃避の手段として蔓延している。

実際、高柳が話している金髪のチャラ着いた風貌の男も、主婦相手に薬を捌いて設けていた。

「で?刑事さんも薬が欲しいってことですか?」

高柳が警察手帳を持ってその男に近づいた時にはさすがに逃げられたが、すぐに追いかけ、捕まえる意思がないことを伝えると、どうにも軽がる口を開く男だった。

「いらない。それより、最近流行ってる薬についていろいろ教えてくれないか?」

「はぁ、アッパー系?それともダウン系?」

「どっちでもいい。つい最近出ていたやつだよ」

そういうと、おとこは深く考え込んでしまった。

どうやら、いろいろと思案しているようだが、該当する者が男の中にないらしい。

「いや、ここ1年目新しい薬は出てないよ。ああ、覚せい剤で名前を変えて売ってるやつもいるけど、基本的に既存の奴だしな。最近て言われても、そもそも、どれくらいって感じだし?」

「半年以内」

「そりゃないわ。俺も売ってる口だからリュウツーには詳しいつもりだけど、そういった話はてんで・・・・ああ、そうか・・・・・でもなぁ・・・・・」

「おい、なんだ?」

「あ、いや・・・・ここ最近出てきた非合法な薬で・・・・ああ、なんつーかな、小ぼうではやってるつーのが」

小学生で麻薬が流行ってるだと?

おいおい、いよいよ日本も末期だ。

刑事がこれだけ動いている世の中で規制も減ったくれもなく横行する悪意。

そんなものがガキにまで・・・。

そう考えると、自然と怒りが込み上げてきた。

いつの間にか険しい顔になっている自分にすら気づかぬほど。

「お前・・・小学生にまで売ってるんじゃないだろうな・・・」

「あ、あれ?怒らせちゃった?でも、違う違う。俺管轄が違うから。俺が売ってるのって麻とかSとかだし」

「あん?}

「いや・・・・ああ、だからなぁ・・・・その、刑事さん信じますかね?う~ん」

何とも煮え切らない言い方をする。

麻薬や覚せい剤じゃないというのか?ならなんだという。


「その小学生のガキどもの間ではやってる薬ってのが薬は薬でも・・・・・・

なんつーかな」


男は頭をかきながら。




「今時信じます?惚れ薬って・・・・」