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絵 自分の絵の描き方をさらしてみる 厚塗り編 その3

はい!できたあああああああ!以上、お疲れ様!!
できた

いえ、冗談冗談。

ちゃんと解説していきます。はい。


できた


基本的に、塗かたの手順は、前回までと一緒ですので

今回からは、質感を出す簡単な方法を上げていきます。


まず、布地のしわの描き方ですが

むちゃくちゃ簡単な方法があります



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いつもどおり、黒(またはそれに準ずる、影になる色)でシルエットを書きます。


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次に、最も光の当たりそうな場所に、その服の一番明るい色を鉛筆ツールで置きます。

今回の水着は白地なので真白。

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最後に、筆ツールでその白を引き延ばしてきます。

この時できた、自然な色が皺のように見えます。

さらに意図的に、シルエットの黒色を生かして、黒のほうを引き延ばすと、

皺の影のほうが簡単にできるので、実質、筆ツールで適当に伸ばしてあげるだけでそれらしいものが仕上がります。


次回は 金属の表現です。

小説 愛食家な彼女 51

当然のことながら、真っ正面切ってアルビノに向かっても何ら得る情報はないだろう。

大体にして往々

この世界をめぐる大きな情報というのは、なぜこれほどまでに膨大なのかと言えば、都合のいい情報しかほとんど流れていないからだ。

都合がいいからこそ、無尽蔵に垂れ流せる。

「差しさわりがない」の言葉を、もうちょっと漢字を増やしてみると「『差し』『障り』がない」のだ―もはや言葉どおりである。

特に障りがないのならば、堤防の決壊したダムと同じである。

情報は濁流となって流れ込む。

これは匿名性を持つインターネットの普及で一段と濃い色になった。


さらに言えば、濁流の中で「真実の流水」を探すことは困難であり、水を見分ける方法はほとんどない。ならば、真実でさえ―差し障りのない情報となりえてしまう。


逆にいえば、差し障りのある情報は流せないのであるから

どこかに溜まっているはずなのである。

滞っているはずである。

うっ滞しているはずである。


そう言った、池だか沼だか、泉だかを探し当てて商売にする人間がいる。

そう、情報屋だ。

ガセを掴まされることも多い情報屋だが、真実を掴めるのも彼らだ。―そもそも情報量の総体としてガセのほうが多いのだから仕方がない。

彼らが、見つけ出す池だとか、沼だとか、泉だとかは、実をいえば生活である。

流布していない、人々の些細な生活を、何の関連性もない情報一個一個を調べ上げ、その流れから一つの方向性を導き出す。―まるで流体力学みたいな話、ただし、もっと簡易的であることを考えれば、医学の診断に至る手順にも似ている。


とにかく、そうして得た情報は流れることはない。

流れてしまっても、どうせ濁流の中で消され価値がなくなるのだ。

そんなことをすれば、彼らは食っていけない。

よっと、彼らも貯めることになる―いや、『溜める』ことになる。


それを、吸い取りに行こうというのだ。


彼らのため込んだ、情報という名の宝石を徴収する方法はいくらかある。

ただ―単純な金だとは限らない。


◆ ◆ ◆


痩身の男だった。

大阪の中心部。

サラリーマンの海の中で目立って高いその身長。

その男はいかにもサラリーマンな風体。

事実、彼はサラリーマンだった。

かといって、彼が会社に出勤しているかと言えば違った。

彼が向かったのは歓楽街―朝だれもが健全な汗を流しているときに、この男はどこで何の汗をかこうというのか?いや、そう言うわけでもないようだ。

彼が向かったのは、小さなビルの地下にある開店前のBARだ。

―不健全であることには変わりない。

が、彼に言わしてみれば、会社でああだこうだしても結局は同じことだというのだ。

彼らはそうやって私腹を肥やし、私はこうやって私腹を肥やしているのだ―と。

人を馬鹿にした話である・・・・そんなわけないだろうと。


彼が、サラリーマンであるのに、こんなことが許されるのは、彼がトップであるからではない。

むしろ最下層だ。

ただ、平凡なサラリーマンであるはずはない。

1つは、彼が株長者であるということ。

2つ目は、会社自体が彼に逆らえないのだ。

なんと、この男は自分の会社の大株主でもある。

もっと、いやなことを言えば、彼には会社のほとんどの弱みを握っているのだ。

―当然、普通のサラリーマンにできることではない。

一言でいえば、この男は情報分析学の天才なのだ。

統計学から、数学におけるまで、情報と名のつくものなら何でも彼は天才なのだ。

だから、情報が状況を左右する株業界においても、彼は天才であるし。

情報科学や、人工知能の開発においてもこの男は天才であるし

情報収集においても天才だ―インターネットの世界では伝説的なシーカーとしても知られている。

情報にとり憑かれた男と言うべきか。


「三島さん、いるかい?」

一人しかいないはずの開店前のBARから自分以外の声を聞くのは正直二週間ぶりだった―そのため、いつもは何の反応も見せない彼が目をちらりとそちらに向けた。

高柳には、それは存外驚くべきことだったがーまぁこんなこともあるのかと思った。

「なんだい?高柳君ではないか。そちらの女の子はどうしたんだい?こんな時間にこんなところで逢引とは感心せんね。よくないというべきかな。

君はあれだね、存外怠け者だね。怠け者、怠け者、なおかつ詳しく言うならばやはり怠け者といったところか。」

そう、彼が目を向けた先には入口に立っていた高柳と紗江だった。

「最近、おれの評価がそっち側に移動しつつあるけど、ここら辺でその評価を覆したいと思うわけですよ。仕事以外でここには近づきたくないです。」

「そうかね。それは何故かね?」

「そりゃ、三島さんが不気味だからに決まってるじゃないですか」

「どこがかね?僕ほど、はっきりした男はいないよ。何しろ解らぬところがところがないからな。それを言えば、僕はそちらの薄野さんのほうが十分わからぬよ。女性はいつでもミステリアスだ。」

「そういう、うざったい語り口調もそうですが、紹介してもいない彼女の名前を知っていること自体が不気味なんです。」

「そうかい?で、何の情報が欲しいんだい?」

「三島さんの本当の名前―」

―三島は本当の名前ではない。当然、高柳の能力によるものである。

「教えてもいいが、もうちょっと先にしよう。微妙に未来が変わるようだ。」

時々、三島はこういう意味のわからぬことを言う。

特に意味はないボヤキだとは思うが、何となく嫌な感じだ。

「本当のことを言うと、もう僕が何の情報が欲しいか解ってるんでしょ?」

「当然だね。薬でしょ。薬。」

三島は、そう言って、バーカウンターに回り、朝からウォッカを開けた。

三島は何でも知っている。だが、情報屋としては全部を語ることはしない。

ヒントになることだけを話す。

その代償は、人に探偵のまねごとをさせることだった。

高柳は、以前、この鼻を使って野良猫探しをさせられた。

その野良猫をどうしたのかと言えば、この男―三島は何の迷いもなく保健所へ持って行き殺してしまった。

いったい、その猫に何のうらみがあったのかはわからないし、味の悪い感じだが、彼ほど情報を持っている人間もそういないのだ。

「そうだねぇ、僕に聞くより、薬屋に聞きなよ」

「薬局の人間が知っていることじゃないですよ。」

「何言ってるの?薬屋ってのはそこら辺にうろついているやつらのことだよ。」

「麻薬や、覚せい剤が関係してるって言うんですか?」

「違うよ。―じゃあ、今回の報酬の件だけど」

「ちょ!それだけですか!!?」

「うん、それだけだよ。だって、それだけでうまいこと行くんだからいいじゃないか」

まるで、預言である。

天才の領域は、常人では到達できない。

「報酬だけど、この事件が終わったら和歌山に帰ってよ、一時帰省ってやつ?まぁ、僕がこんなこと言わなくてもたぶん君は行くけどね。うん、白浜いいところだよね。僕も昔あそこに住んでいたことがあるよ。」

―ついでに、高柳は、三島に自分の出身が和歌山であることをしゃべったことはない。

「ほれ、いったいった。働け官警、社会の犬の義務を果たしたまえ」

そうやって、しっしと、野良犬を遠ざけるように、追い出される。

―まったく、愛想がないのにも程がある天才である。

ミステリーだとかサスペンスだとか

ミステリーだとかサスペンスを基本的に書いている新塵ですが


以前から、青春ものに手を出したいという願望がありまして


―まぁ、苦手なんですけども


リーダーあたりからは第四章は「鬱展開で、グロくと捻くれてる感じだよ」

というと

「だったら、速攻で書きあがるんじゃない?」

などと言われてしまう自分が悲しい。


仮に恋愛ものを書いても、きっと悲恋系のほうが、お前のは面白いよ。

そういう複線つくんの大好きっこだし


と、はっきり言われてしまいそうで怖い。



―おいおい、クルクルのラストはハッピーエンドだぜ?(本当か?)


なら、表現の幅を広げるためにも

さわやか青春ものやッてやろうじゃないか!


と、おもってプロットを起こしてみたら三行目くらい殺人事件が・・・・・(゜д゜;)八ッ!?


まてまて、と思い越しさらに書き直すこと二回目にして出来上がったもの

殺人こそないものの

それをよく見てみると

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前半いやに鬱展開。(゜д゜;)八っ!?

しょっぱなから主人公が絶望している。


愛食家な彼女と同じく

クルクルの外伝になる予定の作品だったのだけど

書こうか書くまいか考え中


月猫@HOMEの第一話の書き直しが上がったばっかりなので


クルクルの書き直しを先にしたいところだけど



ついでに、どんなものか最初にさらしてしまうと

第三章に出てくる小羽の友達

久野少年と篠原少女の話なんだけど


主人公久野少年は、演算機と呼ばれる脳だけを人工知能に置き換えた存在で

演算機と呼ばれる最大の要因は、未来の予測を計算するための演算機―つまり、未来予知ができるという点で。

ほんの少しの小事なことはともかく、大きな流れとしての運命は変えられないことに絶望しており―それゆえに自分の恋もかなわないことを知っている。


―第二章でも書きましたが、物理学の最終目標地点『真理』を探究する中で、生まれた量子力学の登場は、『未来予測の夢』―『運命の存在』を否定しました。

当然、それよりも先進的にすすんだ科学を保有するKuRU/KuRUの世界も当然その流れに沿っているのですが

同時に大きな流れとしての人の行きつく先は大きな流れ(確率に縛られている)によりよほどのファクターがない限り、

希少な価値ある未来を選択できない―という物理学説も採用しています。



そうした、久野少年は、義理の姉と、その夫岡村とともに暮らしていた。


ただし、ここで問題なのが久野少年を取り巻く愛情の流れでして

矢印はそれぞれ好意を抱いている相手を指します。もちろん恋愛感情です


小羽

久野←篠原    久野の本物の姉(ル・・・)

↑            ↑

義理の姉―(夫婦)―岡村


という異常な関係・・・・・。


昼ドラじゃねええええええかァァァァァァ!!!!


つか、義理の姉は完全病気なんじゃないか?なんで夫婦になったんだよ(内緒)


てな感じの話。


最終的にハッピーエンドだけど


ぜんぜんさわやかじゃねえぇえぇぇ!!!

どうにかしてくれ。