11/13足立区内で1.62mSv/時!事故前の27倍の放射線!
13日の金曜日に、市民の方からお誘いをいただき、区内での放射能の高い場所の測定に立ち会いました。午前は道路をおもにはかりました。1件目青井では線量の高いと想定される砂ぼこりとの間に遮蔽物があったこともあり、5センチではかると0.76mSv/hと高いのですが、50センチではかると、足立区の基準値である0.25は上回らず。なんだかなぁ、危険なことに変わりないのにとストレスを感じます。2件目は東和1丁目。バッティングセンターに面する植栽のあたりです。地上5センチではなんと1マイクロシーベルト毎時を超える高い値がでました!!高すぎる!地上50センチでも0.364マイクロシーベルト毎時と、基準値を上回りました。即席除染?で、落ち葉をかき集めて袋に入れ、再度はかりましたが今度はさっきより高く、1.62マイクロシーベルト毎時!!遮蔽物がなくなったからより高くなったのかな、やっぱり土が汚染源だね、土をどけないとと話しました。こういった、雨水などが流れて集まるところ、たまりやすいところに放射性物質が蓄積されるので、線量が高くなってしまうのです。場所を移動して、同じく東和1丁目です。ここの場合は、5センチで0.32。しかし、50センチでも0.26と、基準値越えです。なぜかというと、駐車場の少し中にある、溜まった砂が原因物質と考えられるからです。低い位置ではかっても高い位置ではかっても、少し距離の離れた砂から高い線量がでているので、比較的高い値がでるようです。午前の最後は、北綾瀬駅の植栽付近です。5センチでは0.73と高い値ですが、50センチになると基準値を下回りまわるため、除染対象にはなりません。むむ。放射性物質は確実にここにあるのに。閾値はなく、低線量の被ばくでも生き物の遺伝子に確実に影響を与えるのに。最後に、近くの公園でどのようなところが値が高く出るか教えてもらいました。こういった、局所的に放射線が高くなっているところが足立区内に確実にあります。特に東部のほうです。子どもたちの健康のことを真剣に考えるなら、もっと真正面に据えてこの問題にあたらないといけないです。しかし区は、関東地域でも小児甲状腺がんが多発を見せているにもかかわらず、「異常はない」と見て見ぬ振りを決め込んでいます。もっと私たちは怒っていいというか、要求しなければいけないと思います。被ばくの問題は、今なお現在進行形なのです。